マツダの過去の黒歴史!? 「5チャンネル体制」とは?

マツダ ユーノスコスモ

現在、絶好調のマツダですが、過去には非常に苦しい時代もありました。マツダ店、アンフィニ店、ユーノス店、オートザム店、オートラマ店に分けて車を販売する「5チャンネル体制」をご存知ですか?今回はマツダが1989年に展開した「5チャンネル体制」にフォーカスし、マツダが過去に行った販売戦略の事例を振り返ってみます。いったい、どのような戦略だったのでしょうか?

Chapter
マツダ 5チャンネル体制とは?
①幅広い車種を扱う「マツダ店」
②スポーツカー系高級車ブランド「アンフィニ店」
③名車、ユーノス・ロードスターを輩出した「ユーノス店」
④軽自動車・小型車を中心に取り扱う「オートザム店」
⑤フォードブランドを扱う「オートラマ店」
なぜ、「5チャンネル体制」は失敗となったのか?
現在はブランドの再構築に成功

マツダ 5チャンネル体制とは?

マツダ5チャンネル体制とは、バブル経済絶頂期の1989年にマツダが展開した国内販売戦略です。

当時のトヨタがトヨタ店、トヨペット店、カローラ店、オート店、ビスタ店と5つのチャンネルを展開していたのと同様に、マツダも複数のチャンネルを整備しラインナップを広げ、国内での販売網の強化を図りました。

当時はバブル絶頂期ということもあり、「モノがあれば売れる」というような感覚に陥っていたのかもしれませんね。

思い切った経営戦略に踏み込んだマツダでしたが、後にこの挑戦はマツダを経営危機に追い込むこととなります。

どうしてマツダの5チャンネル体制は失敗してしまったのでしょうか?まずは、当時マツダが展開した5つのブランドを振り返ってみましょう。

①幅広い車種を扱う「マツダ店」

まずはマツダ店。

ファミリア等の小型車から商用車、高級車等を幅広く扱うメインブランドでした。

<次のページに続く>
次ページ
②スポーツカー系高級車ブランド「アンフィニ店」