免許写真の背景は青じゃなくてもよかった!?

免許証

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運転免許証は、一定の期間ごとに更新が必要です。以前は、更新のタイミングで撮影した青背景の写真が用いられていましたが、法律の改正によって基準を満たしていれば自分で持ち込んだ写真を使うこともできるようになりました。では、写真の背景が青以外になっている写真でも問題ないでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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基本的には単色であれば問題ない

基本的には単色であれば問題ない

結論からいえば、免許写真の背景は青でなくても問題ありません。

なぜならば、警視庁によって、写真の背景に関わるものは「背景が壁紙の模様やカーテン模様、壁の木目などになっている」および「景色等が写っている」場合に、不適切だとする免許写真判断基準が定められているためです。

このことから、基本的に免許写真の背景は無背景、つまり単色であれば良いとされているのです。

2018年には、日産が4代目「マーチ」のセールスプロモーションとして、ボディカラーであるナデシコピンクと同じ色で、免許用の写真を撮影可能というキャンペーンを展開していたこともあります。

以上のことから、免許写真の背景は単色であれば基本的に指定がないことが分かります。
しかし、前述した警視庁の免許写真判断基準の中には、不適切な写真の例として「顔の輪郭や衣類などが背景と同化している」が挙げられています。

背景色によっては服や顔の輪郭が同化したり、ぼやけて見づらくなることも考えられるでしょう。

そういった写真は申請写真として認められない場合もあるため、洋服の色によってはどのような背景色でも良いとは言い難いのが現状です。

免許証の写真は、各都道府県の警察によって申請写真の例が挙げられています。そのため、自分が撮った写真が基準を満たしているか照らし合わせてチェックすることで、撮影し直しにならなくて済むでしょう。
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