大阪ナンバー、なにわナンバーはどこが違うの?ナンバープレートの地名の違いについて解説!
更新日:2024.09.09
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大阪府内では、「大阪」「和泉」「堺」、そして「なにわ」の4つのナンバープレートが用意されています。
ただ、意外にも中心部の大阪市は「大阪」ナンバーではなく「なにわ」ナンバーが採用されています。そこにはどのような理由があるのでしょうか?
ただ、意外にも中心部の大阪市は「大阪」ナンバーではなく「なにわ」ナンバーが採用されています。そこにはどのような理由があるのでしょうか?
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- 大阪・なにわナンバープレート発行の歴史に見る関係性
大阪・なにわナンバープレート発行の歴史に見る関係性
ナンバープレートの地名部分は、その車の使用の本拠地を管轄する運輸支局、もしくは自動車検査登録事務所の名前が基準となります。
車の「使用の本拠地」とは、個人の場合は所有者の住所、正確に言えば住民票や印鑑証明に記載されている住所となります。そのため、ナンバープレートの地名部分は所有者が自由に設定することは基本的にできず、自動的に決定されることになります。
大阪市内に使用の本拠地がある場合は、大阪市住之江区にある「大阪運輸支局なにわ自動車検査登録事務所」でナンバープレートを発行するため、大阪市は「なにわ」ナンバーとなります。
車の「使用の本拠地」とは、個人の場合は所有者の住所、正確に言えば住民票や印鑑証明に記載されている住所となります。そのため、ナンバープレートの地名部分は所有者が自由に設定することは基本的にできず、自動的に決定されることになります。
大阪市内に使用の本拠地がある場合は、大阪市住之江区にある「大阪運輸支局なにわ自動車検査登録事務所」でナンバープレートを発行するため、大阪市は「なにわ」ナンバーとなります。
一方、豊中市や吹田市、高槻市や東大阪市など、大阪府内の北部および東部の一部に使用の本拠地がある場合は、「大阪」ナンバーが適用されます。これらの地域が「大阪」ナンバーである理由は、「大阪運輸支局」によってナンバープレートが発行されるためです。
かつては、大阪運輸支局が大阪府内全域をカバーしていたため、大阪府内の車はすべて「大阪(大)」ナンバーが適用されていましたが、モータリゼーションの発展にともない車の保有台数が増えたことで、新たに自動車登録検査事務所を増設することで対応することになりました。
その際、「大阪」の文字は大阪運輸支局がすでに使用していたため、大阪市内の別称として最も親しまれている「なにわ」が用いられたというのが有力な説となっているようです。
かつては、大阪運輸支局が大阪府内全域をカバーしていたため、大阪府内の車はすべて「大阪(大)」ナンバーが適用されていましたが、モータリゼーションの発展にともない車の保有台数が増えたことで、新たに自動車登録検査事務所を増設することで対応することになりました。
その際、「大阪」の文字は大阪運輸支局がすでに使用していたため、大阪市内の別称として最も親しまれている「なにわ」が用いられたというのが有力な説となっているようです。
このように、大阪市内のナンバープレートが「なにわ」であるのは、ナンバープレートを発行するのが「大阪運輸支局なにわ自動車検査登録事務所」であることが理由ですが、そもそも「なにわ」とはなんなのでしょうか?
「なにわ」を漢字で表記すると、「浪速」「難波」「浪花」などとなりますが、古くは『日本書紀』や『古事記』にも登場する由緒正しい名前であり、現在では大阪市およびその周辺部の古称・別称として、地元住民を中心に親しまれています。
現在でも、大阪市内の行政区として浪速区があったり、中心部の地名に難波(読みは「なんば」)があったりと、その名残が残っています。
「なにわ」を漢字で表記すると、「浪速」「難波」「浪花」などとなりますが、古くは『日本書紀』や『古事記』にも登場する由緒正しい名前であり、現在では大阪市およびその周辺部の古称・別称として、地元住民を中心に親しまれています。
現在でも、大阪市内の行政区として浪速区があったり、中心部の地名に難波(読みは「なんば」)があったりと、その名残が残っています。