ホイールは何十年も使い続けて大丈夫なのか? 劣化するとしたら何年ぐらいが交換時期?

アルミホイール

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現在、多くの車に標準装備されているのがアルミホイールです。

純正品以外にも、ドレスアップパーツとしてさまざまなホイールが流通しており、デザインやカラーリングも豊富です。

そんなホイールですが、劣化することはあるのでしょうか。何十年も使い続けて問題ないのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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タイヤ同様、ホイールも劣化する

タイヤ同様、ホイールも劣化する

結論からいえば、タイヤと同じようにホイールも劣化していきます。

なぜならば、ホイールも工業製品である以上、どれだけ大事に使っていたとしても経年変化はまぬがれず、一般的に普及しているアルミホイールを例とするならば、鉄と比較しても柔らかい素材であるためです。

特に、キャッツアイと呼ばれる道路に埋め込まれた道路鋲を踏んだり、地面の凹凸に激しく乗り上げたりすると、リム部分の曲がりが発生したり、亀裂が入るなどしてしまいます。

リムの曲がりや破損はタイヤのエア漏れに繋がり、見た目も非常に悪くなってしまいます。
また、アルミも鉄などと同じく金属の一種であり、サビが発生します。鉄のように赤黒く変色するのではなく、白いゴミが付着したような状態になります。

基本的に、ホイールは塗装で表面が保護されているため、普通の状態ではサビが発生する可能性は非常に低くなっています。

しかし、飛び石やキズによって塗装が剥げると、その部分を中心にサビが発生し、強度の低下などを引き起こす原因になるのです。
とはいえ、ホイールはさまざまな規格によって厳しい基準と審査をクリアしたものが製品になっているため、前述したようなトラブルがなければ40、50年は使用可能だと言われています。

ホイールは、車にとって重要な部品の1つでもあります。大切に使うことで、劣化を抑えることができるといえるでしょう。
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