車の「ホイールベース」って何?長い車と短い車のメリット&デメリットを解説!

セダン

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車のボディスペックを表示する際に、必ずと言っていいほど用いられるホイールベース。

このホイールベースとは、いったい何を表しているのでしょうか。

また、ホイールベースの数値が変わることによりどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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ホイールベースって何?

ホイールベースって何?

ホイールベースとは、前輪の中心部から後輪の中心部までの距離のことです。

ホイールベースが長い車は全長が長い場合が多く、セダンやミニバンなどの大きい車が挙げられます。

反対にホイールベースが短い車は全長も短い車が多く、特に軽自動車はホイールベースが短くなります。

それでは、ホイールベースが長い車と短い車のメリット・デメリットにはそれぞれ何があるのでしょうか。
まずはホイールベースが長い車についてみていきます。

ホイールベースが長い車のメリットの一つとして乗車人数が多いことが挙げられます。ホイールベースが長いと、車内のスペースも広く確保できます。

さらに、ホイールベースが長いと走行安定性が増すため、高速道路などでの長距離運転は軽自動車などに比べると楽になるといえるでしょう。

デメリットとしては小回りが効かなくなってしまうことです。ホイールベースが長い車ほど内輪差・外輪差が大きくなってしまうので、狭い路地での運転やカーブではより注意が必要になります。
次にホイールベースが短い車についてみていきます。

ホイールベースが短い車のメリットは、ホイールベースが長い車に比べて格段に街中での運転や狭い道での運転が楽になることです。ホイールベースが短いと小回りも効くので、内輪差・外輪差が小さくなり、カーブはもちろん駐車も非常に楽になります。

デメリットとしては、車内が狭くなってしまうことです。ホイールベースが短いと車内のスペースも限られてくるので、場合によっては窮屈に感じるかもしれません。

ホイールベースが長い車と短い車には、それぞれメリット・デメリットがあることがわかりました。車を購入する際は、自分の用途に合わせ最適な車を選ぶようにしましょう。
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