ガス欠になった時にとるべき行動とは?

ガス欠

ガス欠のトラブルは身近に潜んでいます。

JAFによると、2020年度のガス欠による出動件数は年間で36,384件とされており、JAFロードサービスの主な出動理由のひとつとして挙げられています。

ガス欠は迅速かつ適切に対処しなければ、人命に関わる可能性もある上、誰にでも起こりうるトラブルです。

ガス欠が発生してパニックにならないために、適切な対処法を知っておきたいところです。

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落ち着いて!とにかくまずは車を安全な場所へ
違反になることも?ガス欠は予防と予測で防止しましょう

落ち着いて!とにかくまずは車を安全な場所へ

万が一ガス欠になってしまった場合、最優先すべきなのは止まってしまった車を安全な場所に移動させることです。

もしガス欠によって車の加速が鈍くなってしまったり、ノッキングが発生したら、まずは完全に停止する前に路肩や可能であれば駐車場などに移動させるようにしましょう。やむをえず車道で完全に止まってしまったら、ハザードランプを点灯させて後続の車にトラブルが起きたことを知らせます。発煙筒を車内に載せていれば、発煙筒を焚くのがよいでしょう。

安全が確保できたら、次に近くにガソリンスタンドがあれば向かい、ガソリン携行缶を借りてガソリンを入手します。ガス欠による故障が起きていなければ、給油することで再び走行することができるようになるでしょう。また、運よくすぐ近くにガソリンスタンドがあり、同乗者もいる場合は、車を押してガソリンスタンドまで運ぶのもありです。

なお、ガソリンスタンドが近くにない場合、周辺のガソリンスタンドに直接連絡してガソリンを持って来て貰えるか確認するのも1つの手段でしょう。

次に、ガソリンスタンドを利用できない場合は、自動車保険会社に連絡をし、ロードサービスを利用する手もあります。もしもの時のためにも、自分が加入しているプランを事前にしっかり確認しておきましょう。

また、JAFのロードサービスを利用することもできます。会員であれば無料、仮に会員として加入していなくても料金を支払うことで利用可能となっています。なお、ロードサービスを利用する際は、別途ガソリン代が必要になります。

違反になることも?ガス欠は予防と予測で防止しましょう

このように、ガス欠になった場合でもいくつかの対処法が用意されているため、パニックにならずに落ち着いて然るべき行動をすれば解決するでしょう。

しかし、高速道路でのガス欠においては、十分に注意する必要があります。なぜなら、高速道路でガス欠で走行できなくなると違反になってしまうためです。もっとも、事故を引き起こさないためにも、予防を忘れてはいけません。

そもそも、ガス欠の発生は計器類の故障を除けば、基本的に給油を怠ったことによって引き起こされるトラブルの1つです。給油ランプの点灯を確認しても、給油を先延ばしにしてしまうと思わぬ場面でガス欠に遭遇してしまうでしょう。

そういったことにならないため、こまめな給油を心がけるのがガス欠への予防策となります。また、高速道路に乗った後に気づいた場合にも、高速道路には50キロおきにガソリンスタンドが用意されているため、最寄りの場所によって給油をすれば問題ありません。

なお、ガソリンが入っているはずなのに、ガス欠のときのような現象が起きる場合は、故障の可能性がありますのでメンテナンスを行うべきでしょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

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