アウトドア女子のソロキャンプにおすすめのクルマ6台をモータージャーナリストがご紹介!

ネクステージ 太田店 RAV4 サムネイル

コロナ禍の影響もあり、“密”を避けられるアウトドアがブームとなっている。

これまでアウトドア、キャンプといえば「仲間と出かける」というのが当たり前だったが、スタイルの1つとして確立してきたのが一人で出かける“ソロキャンプ”

さらに最近では女性のソロキャンパーも増えている。

そこで今回は「アウトドア女子のソロキャンプにおすすめのクルマ」という視点で6台を選んでみた。

Chapter
【スズキ ハスラー】ポップなデザイン&カラーで“映える”軽SUV
【ダイハツ タフト】車内から星空を見上げる開放感にワクワク
【スズキ ジムニー】磨き上げられた“本物”のカッコよさ
【トヨタ ヤリスクロス】都会から自然の中へスマートに駆け抜ける
【トヨタ ライズ】ありそうでなかった全方位コンパクトSUV
【トヨタ RAV4】元祖オシャレ系SUVがワイルドに大進化
【動画でチェック】女子のソロキャンプにおすすめのクルマ6台をご紹介!河西啓介vs中古車販売店スタッフ
【動画でチェック】モデル太田麻美が選んだ車種を発表!あの人気SUVの魅力を徹底解説

【スズキ ハスラー】ポップなデザイン&カラーで“映える”軽SUV

軽自動車のクロスオーバーSUV」というジャンルを切り開いたハスラー。

初代は2014年に発売され人気モデルとなり、2020年にモデルチェンジされた2代目も大ヒットを継続している。

居住空間の広さや基本的なメカニズムはハイトワゴンの「ワゴンR」とほぼ同じだが、ハスラーの特徴は最低地上高を上げてオフロードでの走りに対応したこと

そして何より四角い車体に丸目のヘッドライトを組み合わせた“タフカワイイ”ルックスだ。

カラーもオレンジ、ブルー、ピンク、イエローなどのビビッドな色をラインナップし、さらに屋根の色を変えたツートーンのボディカラーも選べる。まさに“映える”軽SUVなのだ。

2代目になり、マイルドハイブリッドエンジンを搭載したことで燃費が向上したのも嬉しい。

ガソリン価格が上昇している昨今を考えればなおさらだ。

インテリアもタフで機能的、かつ“遊びゴコロ”が感じられるものだ。

日常使いからソロキャンまで、まさにオールマイティに使い倒すことができるだろう。

【ダイハツ タフト】車内から星空を見上げる開放感にワクワク

先述のハスラーのライバルとして2020年に登場したタフト。

その特徴はなんといっても個性的なデザインだ。

カクカクとした四角いボディに、ヤンチャ小僧のような顔つき。

どちらかといえば“カワイイ系”が多い軽自動車にあって、タフトはかなりボーイズなキャラクター付けがされている。

シート柄にも迷彩柄が使われるなどミリタリーな要素も取り入れられているから、ワイルド好き女子にはおすすめだ。

もうひとつ、タフトの大きな特徴は全車に標準装備されるガラスルーフ「スカイフィールトップ」だ。

その恩恵による開放感は抜群。室内には常に光が降り注ぎ、ソロキャン時には車内から星空を眺めることもできる。

もちろん光を遮ったり目隠しをしたいときにはシェードを閉めることも可能だ。

荷室の広さやシートアレンジの多彩さなどはハスラーに一歩譲るが、後席をたためば広大な荷室が現れるからソロキャンには十分なユーティリティがある

なによりエクステリア、インテリとも“ギア感”溢れる、その車名通りのタフなキャラクターが気に入ったなら、他に選択肢はないだろう。

【スズキ ジムニー】磨き上げられた“本物”のカッコよさ

1970年の登場以来、50年にわたりコンセプトを変えずに作り続けられている日本のクロスカントリー4WD車の草分け。

2018年に20年ぶりのフルモデルチェンジを受け、現行型となってからはアウトドアブームとも相まって人気が大ブレイク

ボクシーで硬派なデザインが女性にも人気となり、“ジムニー女子”という言葉も生まれたほどだ。

ラダーフレーム構造を持ち、4輪駆動を基本としたパワートレインなどいわゆるSUVとは一線を画す本格的オフローダー。

それだけに室内の広さ、乗り心地などといった点では割り切りが必要だが、それを補って有り余る走破性が武器となる。

ソロキャンだけでなく林道走行も楽しみたい、などという硬派女子にはおすすめだ。

カスタムパーツも豊富で、自分だけの1台に仕上げる楽しみもあるが、問題は人気ゆえの納期の長さ。

昨今の半導体不足の影響もあり、現在も1年以上の納車待ちと言われる。

もしすぐに手に入れたいのなら中古車を探そう。

幸い新車が売れているためタマ数は多い。

また長年にわたって生産されているため、現行モデルにこだわらなければ価格もこなれているし、歴代モデルも現行モデルに負けないぐらい魅力的だ。

【トヨタ ヤリスクロス】都会から自然の中へスマートに駆け抜ける

ヤリスクロスはトヨタのコンパクトカー、ヤリスをベースとしたクロスオーバーSUVモデルであり、いま国内で最も売れているクルマの一台。

デザインはとても先進的で、今回紹介する6台の中ではもっとも都会的。逆にいえばアウトドアっぽさは薄い、とも言える。

しかしこのヤリスクロス、じつはオフロードの走破性は想像以上に高い。

最低地上高を上げることでアプローチ&デパーチャーアングルを確保し、4WDモデルには道路状況に合わせてダート、マッド、スノーなどのモードを選択できる「マルチテレインセレクト」を装備する

キャンプ場に行く途中で未舗装路が現れた場合でも、まったく心配はないだろう。 

いっぽうインテリアは乗用車的で、ハイト系のSUVと比べると空間はややタイトだ。

荷室容量はキャンプにも十分だが、車中泊を考えるなら室内の高さという点で少し窮屈さを感じるかもしれない。

スタイリッシュな外観やオンロードでの走りに重きを置き、かつアウトドアにも対応できるマルチプレイヤーぶりがヤリスクロスの美点だ。

【トヨタ ライズ】ありそうでなかった全方位コンパクトSUV

ヤリスクロスと並んで絶好調の売れ行きなのがトヨタ ライズ

登場直後は2020年は販売台数(軽自動車を除く)で年間2位に輝く大ヒットとなった。

その理由は全長4m以下、全幅1.7m以下という5ナンバーサイズに収まるコンパクトSUVである、ということだ。

軽自動車より余裕のある1リッターエンジンを積み、大きさの制約を受けないぶんどっしりと構えた力強さのあるエクステリアデザインとなっている。

しかし5ナンバーサイズに収めることで扱いやすく、女性や年配者でも運転がしやすい。

街中での取り回しや駐車時に重要な最小回転半径も4.9mに収まっている。つまり全方位的にバランスが取れているのだ。


見た目はヤリスクロスとは対照的に無骨なワイルド系、デザイン的にはRAV4のコンパクト版という感じであり、どこかランドクルーザーの面影も感じさせる。

その可愛くも逞しいキャラクターを好む女子も多いだろう。

また価格のリーズナブルさも特筆すべきポイントだ。

【トヨタ RAV4】元祖オシャレ系SUVがワイルドに大進化

今回紹介する6台の中ではもっともサイズが大きく、価格帯も高め。

90年代なかばに登場した初代RAV4は5ナンバーサイズに収まるコンパクトなクロスオーバーSUVだったが、モデルチェンジでアメリカをメインマーケットとするようになってからサイズが拡大。

現行モデルは長さ4.6m、幅1.85mのミドルサイズSUVとなった。 

RAV4の魅力はなんと言ってもワイルドで“ギア感”溢れる外観、そして圧倒的なオフロード性能の高さだ。

ホイールサイズも17-19インチと大きく、これは見た目の迫力と走破性の高さ、両方に寄与している。

またガソリンエンジンの4WDモデルにのみ用意される「Adventure」というグレードは内外装ともにオフロードテイスト溢れる装備となり、ホイールサイズも19インチとなることから、よりアウトドア向きと言えるだろう。

ボディが大きいと運転が大変なのでは?と思う女子もいるかもしれない。

だがじっさい運転席に座ってみると、着座位置が高いため見晴らしがよく、グラスエリアも広いので死角が少なく、想像以上に運転はしやすい。

またエンジンも軽自動車やコンパクトカーに比べると排気量が大きいぶん余裕があり、ロングドライブなどでは安心感や疲れの少なさという点でアドバンテージが大きい。

いろんなキャンプ場を回ってみたいソロキャン女子には、その余裕がメリットになるだろう。

【動画でチェック】女子のソロキャンプにおすすめのクルマ6台をご紹介!河西啓介vs中古車販売店スタッフ

【動画でチェック】モデル太田麻美が選んだ車種を発表!あの人気SUVの魅力を徹底解説

以上「アウトドア女子のソロキャンプにおすすめのクルマ」という視点で選んだ6台。

タイプ、サイズ、価格帯ともさまざまだが、どれもキャンプに行くのに困らないオフロード性能を備え、スペースユーティリティ的にも十分。

あとは日常ユースとのバランス、車中泊をするかどうか、燃費や価格などを考慮して選べばいいだろう。

なお今回紹介した車両はすべて「ネクステージ太田店」で取材、撮影させていただいたもの。

車両の詳細はYouTubeチャンネル「CARPRIME」「Koredeチャンネル」でも解説しているので、そちらもぜひご覧いただきたい。

※2021年11月現在

河西啓介|かわにし けいすけ

「NAVI CARS」「MOTO NAVI」「BICYCLE NAVI」などの編集長をつとめ、その後フリーランスの編集者、モータージャーナリストとして活動。自動車のハードウェア面だけでなく、衣・食・住を含めたライフスタイル商品として捉えるという視点を重視する。同時にアーティスト、タレントとしての活動も行っており、テレビ、ラジオ、イベントなどへの出演も多い。

河西啓介