スズキ ハスラーの乗り心地はいかに!? 運転はしやすい?

スズキ ハスラー 宮越孝政

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「遊べる軽」をコンセプトにスズキから発売されているハスラーは、2014年の初代(MR31S/MR41S)発売開始から現在まで人気を博し、累計約46万台を売り上げる大ヒット車となっております。

アウトドアや家族での使用を目的としているユーザーに特に人気があり、ハスラーの内装もアウトドアやファミリーでの使用に適した作りになっています。2020年にはフルモデルチェンジ(MR52S/MR92S)を行い、今まで以上に使い勝手の良くなった新型ハスラーですが、ここでは肝心の乗り心地に関して詳しく紹介していきます。

文・PBKK
Chapter
ハスラーはモデルチェンジして更に快適に
ハスラーの4WDシステムは荒れた路面でも安定した走りを可能にする
ハスラーの座席は乗り心地抜群

ハスラーはモデルチェンジして更に快適に

スズキのハスラーは初代の時から走行性能に関しては評判が良いクルマでした。フルモデルチェンジしたことでハスラーの走行性能はどのように変わったのでしょうか。

まず新型ハスラーに合わせて開発された新型エンジン「R06D」は癖がなく、スムーズで安定したクルージングができます。また、走行中のステアリングのフィールは軽すぎず重すぎ、ガタガタふらふらすることなくしっかりしており好感が持てます。
走行中のストップアンドゴーは、メリハリが効いており力強さもあります。この力強さはちょっとした角度がある坂道でも楽に登っていくため、心強いです。

また、ハスラーに搭載されているヒルディセントコントロールは、急な下り坂でブレーキをドライバーが踏まなくてもクルマの速度を約7km/hにコントロールしてくれますので、登り下りの坂道が多い地域にお住いの方にとってはーはとても便利です。

ボディーの剛性も新しく開発された骨格構造が、舗装された道路や砂利・泥などの荒れた道路でも対応できるように、全体的にカチッとした仕上がりになっています。

ハスラーの4WDシステムは荒れた路面でも安定した走りを可能にする

軽自動車は普通自動車と比べても車体が軽いため、走行する際に不安定になってしまうのが悩みの種です。反面、車体が軽いということは、小回りが効くので運転しやすいというメリットもあります。

スズキ ハスラーは小回りが効くという軽自動車の特徴を残しつつ、走行の安定性も改善しています。その大きな要因が4WDシステムです。滑りやすい地面でも最適な駆動力を維持することが可能になっています。

さらにタイヤにも工夫が加えられており、通常の軽自動車よりも大径のタイヤを採用することで、安定した走行を実現しました。このようにスズキ ハスラーは軽自動車の長所である、車体の軽さによる小回りの良さは維持しつつ、タイヤや4WDシステムが安定した走りを可能にし、快適な乗り心地を演出しています。

ハスラーの座席は乗り心地抜群

運転席は、シートのヒップポイントを高めに設定することで、ドライバーの視界を広くとることに成功しています。男性や女性の体格に合わせてシートやステアリングの位置を細かく設定することができ、ドライバーの運転のしやすさが格段に向上している点がハスラーの運転席の特徴といえるでしょう。

運転席だけではなく、スズキ ハスラーは後部座席の乗り心地も快適なものとなっています。一見、窮屈そうに見える後部座席ですが、実はスライド式となっており、スペースを自由に変更することができるのです。

スライドはストラップを引っ張るだけで簡単にできるので、力のない女性や子供でも気軽に後部座席のスペースを変えることができます。

荷物を詰め込みたい時は、スライドを運転席側に寄せることで荷室を広々と使うことができますし、逆に後ろにスライドすれば、大人でも足を組んで悠々と座ることができるくらいのスペースになり、軽自動車とは思えないほどの広さです。

後部座席の広さは、後ろに最大限までスライドさせると約400mm程となっており、足元空間の広さは軽自動車の中では群を抜いています。
スズキ 新型ハスラーは、内装・乗り心地・インテリアとあらゆる面から見て乗り心地が抜群の車となっています。軽自動車は乗り心地がちょっと…と思われている方にとっては、先入観が変わる一台になっているのではないでしょうか。

フルモデルチェンジされた現在も、好調な販売を続けているスズキ ハスラーの人気は、かわいさやキャラクター性といった面だけでなく、しっかりとした走行性能やボディー剛性、室内空間といった技術が合わせ備わったことで可能になった、乗り心地にもあるのではないでしょうか。
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