【プロ解説】ミニクロスオーバーのグレードの違いを徹底解説!!

ミニクロスオーバージョンクーパーワークス

現行型ミニクロスオーバーは搭載するパワートレインによってグレードが分かれています。

また、エントリーグレードのバッキンガムは2WD(FF)だけですが、クーパーは2WDと4WD。

それ以外は4WDのみと駆動方式もグレードのよって異なります。

ここでは、ミニクロスオーバーのグレードの違いをパワートレインと装備面で紹介します。

文/写真・萩原 文博

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グレードとスペックを一覧で紹介

グレードとスペックを一覧で紹介

■ バッキンガム
ボディサイズ:全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
エンジン種類:1,498cc 直列3気筒DOHCターボ
最高出力:102ps/3,900rpm最大トルク:190Nm/1,380〜3,600rpm
ミッション:7速DCT
乗車定員:5人
車両本体価格:395万円

2021年5月に追加されたミニクロスオーバーのエントリーグレードが、バッキンガムです。

高効率な1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジン+7速DCTを搭載。駆動方式は2WD(FF)のみとなっています。

エントリーモデルですが、運転支援システムのドライビングアシストをはじめ、アクティブクルーズコントロール

そして、リアビューカメラ・フロント&リアPDC・パーキングアシストパッケージがセットとなったドライビングアシストパッケージプラスが標準装備となっています。

さらに、便利なオートマチックオペレーションテールゲート・コンフォートアクセス・ナビゲーションシステム・MINIコネクテッドが標準装備です。

またマルチディスプレイメーターパネルをはじめ、スポーツレザーステアリングホイールも標準装備され、先進性とスポーティさを演出しています。

パッケージオプションのデジタルパッケージプラスやレザーシートパッケージの設定はありませんが、電動パノラマガラスサンルーフはオプションで設定されています。

装着されるホイールサイズは16インチで、ルーフレールを装着。

そして専用のサイドスカットルとリア・ステッカーが装備されています。

■ クーパーD
ボディサイズ:全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
エンジン種類:1,995cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:150ps/4,000rpm最大トルク:350Nm/1,750〜2,500rpm
ミッション:8速AT
乗車定員:5人
車両本体価格:433万円

■ クーパーD ALL4
ボディサイズ:全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
エンジン種類:1,995cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:150ps/4,000rpm最大トルク:350Nm/1,750〜2,500rpm
ミッション:8速AT
乗車定員:5人
車両本体価格:457万円

最高出力150ps仕様の2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しているのがクーパーDと4WD車のクーパーD ALL4です。

装着されるホイールは17インチとインチアップし、タイヤは225/55R17となります。

インテリアのサーフェスがピアノブラックとなり、ALL4はシートヒーター機能の付いた電動フロントシート(運転席メモリー機能付)が標準装備です。

エアコンは2ゾーンオートマチックエアコンと機能が向上します。

さらに、ITSスポット対応ETC車載器システムが標準装備となっています。

ただし、リアビューカメラ・フロント&リアPDC・パーキングアシストパッケージがセットとなったドライビングアシストパッケージプラスがオプションとなります。

このグレードからパッケージオプションとして、クラシック・ALL4・ジョンクーパーワークス・ミニユアーズが設定されており、より個性的に仕上げられます。

■ クーパーSD ALL4
ボディサイズ:全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
エンジン種類:1,995cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:190ps/4,000rpm最大トルク:400Nm/1,750〜2,500rpm
ミッション:8速AT
乗車定員:5人
車両本体価格:510万円

最高出力190ps仕様の2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しているのがクーパーSD ALL4です。

このグレードは4WD車のみとなります。

装着されるホイールが18インチとインチアップされ、タイヤサイズは225/50R18となります。

外観ではマフラーが、クーパーDのシングルエキゾーストテールパイプから、ツインエキゾーストテールパイプに変更され、スポーティさが増しています。

リアビューカメラ・フロント&リアPDC・パーキングアシストパッケージがセットとなったドライビングアシストパッケージプラスが標準装備となっています。

シート生地はクロスでファイアーワークカーボンブラックが標準装備となります。

■ クーパーS E ALL4
ボディサイズ:全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
エンジン種類:1,498cc 直列3気筒DOHCターボ
最高出力:136ps/4,400rpm最大トルク:220Nm/1,300〜4,300rpm
モーター最高出力:88ps/4,000rpm
モーター最大トルク:165Nm/3,000rpm
ミッション:6速AT
乗車定員:5人
車両本体価格:510万円

1.5Lガソリンエンジン+モーター+6速ATというPHEVのクーパーS E ALL4は、外観のマフラーはシングルエキゾーストテールパイプを採用。

普通充電ポートと普通充電車載ケーブルが標準装備となります。

ホイール&タイヤサイズも18インチが標準装備とクーパーSD ALL4と同じ仕様ですが、BMWチャージング(12ヶ月)と車両接近通報装置が専用装備となっています。

■ ジョン・クーパー・ワークス
ボディサイズ:全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
エンジン種類:1,998cc 直列4気筒DOHCターボ
最高出力:306ps/5,000rpm最大トルク:450Nm/1,750〜4,500rpm
ミッション:8速AT
乗車定員:5人
車両本体価格:609万円

最高出力306psを発生する2L直列4気筒ガソリンターボ+8速ATというパワートレインを搭載するジョン・クーパー・ワークス。

装着するアルミホイールは18インチで、タイヤサイズはフロントが225/40R18、リアが225/50R18と前後で異形サイズとなっています。

ハイグロス・ブラック・ルーフレール&サイドシルフィニッシャーやジョン・クーパー・ワークス専用ツイン・エキゾースト・テール・パイプを採用。

リアスポイラーも標準装備となります。

セットオプションとして、デジタル・パッケージプラスやレザー・シート・パッケージなどを設定。

高級オーディオのハーマンカードンサウンドシステムやアダプティブサスペンションなども用意されています。

唯一車両本体価格が400万円を切ったエントリーモデルのバッキンガムでも運転支援システムが標準装備となっています。

オンリーワンのモデルを作る楽しみのあるミニクロスオーバーですが、パッケージオプションを選べるようになるのはクーパー以上となっています。

ただし、バッキンガムで標準装備の安全装備がクーパーではオプションとなるなど装備面でのチェックは他のモデルよりもしっかりと行う必要があります。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博