トヨタ ハイエースバンの現行モデルとモデルチェンジ前は何が違う!?

トヨタ 5代目ハイエースバン

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今回はトヨタハイエースバンの現行モデルである5代目ハイエースバンと旧モデルである4代目ハイエースバンの違いについて解説していきます。

4代目ハイエースバンは1989年~2004年まで販売され、5代目ハイエースバンは2004年に発売されました。

ぜひ最後までみて、今後のクルマ選びの参考にしてください。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
トヨタ 5代目ハイエースバンのエクステリアは高級感が増し、乗用車としてもさらに利用しやすくなった
トヨタ 5代目ハイエースバンのインテリアは機能性と高級感が向上
トヨタ 5代目ハイエースバンは旧モデルよりも高出力と優れた環境性能を実現
トヨタ 5代目ハイエースバンは先進安全性能の標準装備により、安全な運転をサポート

トヨタ 5代目ハイエースバンのエクステリアは高級感が増し、乗用車としてもさらに利用しやすくなった

トヨタ ハイエースバンの現行モデルのボディサイズは全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,980mmとなっています。旧モデルの4代目より全長は80mm、全幅が5mm増加しています。

そして、エクステリア(外装)は大きなデザイン変更はありませんが、商用車としてだけでなく乗用車として利用する人が増えていることからか、4代目よりも光沢のあるボディになっており高級感が増しています。

また、ボディカラーは旧モデルに多く用意されていたツートーンカラーではなく、ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーマイカメタリック、グレーメタリック、ボルドーマイカメタリック、ライトイエロー、ダークブルーマイカメタリックなどのシンプルなカラーが採用され、商用車・乗用車どちらでも利用しやすいデザインになっています。

トヨタ 5代目ハイエースバンのインテリアは機能性と高級感が向上

トヨタ ハイエースバンの現行モデルである5代目は旧モデルである4代目に比べ、高級感のあるデザインになっています。

特に5代目ハイエースバンの特別仕様車として販売されているスーパーGL”ダークプライム Ⅱ”には、さらなる高級感を演出する装備が特別装備されています。

本革巻+黒木目マホガ二―調加飾の4本スポークステアリングホイールやシフトノブ、黒木目マホガ二―調加飾されたインストルメントパネルアッパー部、ダークシルバー加飾されたシフトべゼル、トリコット(ダークグレー)+合成皮革&ダブルステッチのシート表皮、ブラックのルーフ&ピラー&セパレーターパーなどの装備が高級感を際立たせています。

他にもセンターコンソールは音楽CD28枚、A4サイズの冊子などを分けて収納でき、エアコンは内外気温や日射量を感知、設定温度に応じて自動で風量や吹き出しモードを制御するオートエアコンをスーパーGLクラスに標準装備するなど機能的な装備も新たに追加されています。

トヨタ 5代目ハイエースバンは旧モデルよりも高出力と優れた環境性能を実現

トヨタ ハイエースバンのディ―ゼル車は3.0L 1KDエンジンから2.8L 1GD-FTVエンジンへ変更されました。

2.8L 1GD-FTVエンジンのスペックは111kW(151PS)/3,600rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/1,000~3,400rpmとなっており、旧モデルの3.0L 1KDエンジンのスペック最大出力67kW(91PS)/4,000rpm、最大トルク188Nm(19.2kgm)/2,400rpmに比べると、高出力のエンジンに変化しているということがわかります。

また1GDエンジンには、旧モデル同様に排気ガス中のPM(粒子状物質)を吸着し、燃焼・除去するDPR(排出ガス浄化装置)が搭載されており高い環境性能を実現しています。
さらに現行モデルにはDPRシステムの他にも尿素SRCシステムが新たに採用されています。

尿素SRCシステムは、排出ガスに含まれる有害な窒素酸化物を窒素と水に還元する排出ガス浄化システムのことで、これにより、より優れた環境性能を可能にします。

トヨタ 5代目ハイエースバンは先進安全性能の標準装備により、安全な運転をサポート

トヨタ独自の安全性能であるToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)は現行モデルである5代目から標準装備されました。

トヨタセーフティセンスには、単眼カメラで車線を認識し、クルマがウインカー操作を行わず、車線をはみ出す危険を検知した場合に、警告音とディスプレイに警告表示することで危険を知らせるレーンディパーチャーアラート、車両を上から見下ろすような映像をナビに表示し、車両周辺の状況をリアルタイムで確認することができるパノラミックビューモニターがあります。

加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車や歩行者・障害物などを検知し警告・必要な場合には自動ブレーキ操作をしてくれるプリクラッシュセーフティ、周囲の状況に合わせてハイビーム・ロービームの切り替えを自動で行うオートマチックハイビームなども装備されています。

現行モデルは旧モデルよりもさらに乗る人の安全を考えたクルマに変化しているということがわかります。
今回はトヨタ ハイエースバンの現行モデルである5代目と旧モデルである4代目の違いについて解説しました。

現行モデルは質感や高級感の向上、先進安全性能であるトヨタセーフティセンスの標準装備など旧モデルに比べ、より乗る人のことを考えて造られているクルマということがわかりました。

今後クルマを購入される際に検討してみてはいかがでしょうか。

※2021年8月現在

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