海外仕様の新型ハイエースが登場!日本仕様はどうなる?

トヨタ ハイエース(海外向け)2019

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トヨタ ハイエースといえば建設土木などの分野において圧倒的な支持を得ている商用1BOXの代名詞。そんなハイエースに海外仕様の新シリーズが登場した。その進化が目指したものとは? そして、日本仕様はどうなるのだろうか。

文・山本晋也
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フィリピンで海外版ハイエースが発表された
全長はショートボディでも5mを超える
日本では従来モデルを継続販売する

フィリピンで海外版ハイエースが発表された

発表の場に選ばれたのは東南アジアでも成長著しいフィリピン。新興国を中心とした国や地域に投入されるというハイエースのフルモデルチェンジを発表するにはふさわしい国だ。

セミボンネットと呼ばれるノーズを得た海外仕様の新型ハイエースは、新世代プラットのセミキャブオーバースタイルを得た。こうした大きく変身したボディは安全性能を大きく高めることができ、Euro NCAP 5★相当の性能を実現したという。

全長はショートボディでも5mを超える

この新型ハイエースには、従来通りショートとロングがあり、標準ルーフとハイルーフが用意される。小さな方のボディでも全長5,265mm×全幅1,950mm×全高1,990mm。大きな方のボディは全長5,915mm×全幅1,950mm×全高2,280mmになる。ホイールベースはショートが3,210mm、ロングが3,860mm。もはや従来までのハイエースとは別物だ。

パワートレインも、2.8Lディーゼル「1GD」エンジン、3.5LガソリンのV6「7GR」エンジンを搭載。公開された画像から6速MTを採用していることも確認できた。

いずれにしても、そのスペックは日本仕様のハイエース(200系)とはかけ離れたものであり、日本でのニーズにはマッチしないことは明らかだ。

海外向け新型ハイエース

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日本では従来モデルを継続販売する
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