NV350キャラバンとハイエースの違いを比較
更新日:2024.09.09
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一定需要がある市場には、複数の商品が軒を連ねます。しかもそれらは、同じニーズに対応するため、どうしても似てきます。日産 NV350キャラバンとトヨタ ハイエースもそんな商品群のひとつです。この2台、どこがどう違うのでしょう?
日産 NV350キャラバン
日産 NV350キャラバンは、2012年にフルモデルチェンジを行い、5代目に移行。同時に名称をキャラバンから、NV350キャラバンへと変更しました。
ホイールベースが延ばされたボディは、存在感のあるフロントグリルを採用。さらに電動格納式リモコンカラードアミラー(一部車種はオプション)、ルーフサイドのドリップチャンネルを廃止するなど、乗用車のようにオシャレで豪華です。
車種構成は、商用バン(3~9人乗り、1または4ナンバー、2.0Lガソリンまたは2.5Lディーゼルターボ)、乗用ワゴン(10人乗り、3ナンバー、2.5Lガソリン)、マイクロバス(14人乗り、2ナンバー、2.5Lガソリンまたはディーゼルターボ)の3種が基本。駆動方式は、2WDと4WDが用意されます。
販売の中心は商用バンで、ボディ形状はロングボディとスーパーロングボディ、標準ルーフとハイルーフ、普通幅とワイド幅を組み合わせており、それぞれで荷室容量が異なります。
2017年7月のマイナーチェンジでは、商用バンにインテリジェントエマージェンシーブレーキ、VDC、ヒルスタートアシストを標準装備。さらにインテリジェントアラウンドビューモニターを小型貨物車4ナンバーバンクラスでは初めてオプション設定するなど、先進安全装備を積極的に採用しています。
ホイールベースが延ばされたボディは、存在感のあるフロントグリルを採用。さらに電動格納式リモコンカラードアミラー(一部車種はオプション)、ルーフサイドのドリップチャンネルを廃止するなど、乗用車のようにオシャレで豪華です。
車種構成は、商用バン(3~9人乗り、1または4ナンバー、2.0Lガソリンまたは2.5Lディーゼルターボ)、乗用ワゴン(10人乗り、3ナンバー、2.5Lガソリン)、マイクロバス(14人乗り、2ナンバー、2.5Lガソリンまたはディーゼルターボ)の3種が基本。駆動方式は、2WDと4WDが用意されます。
販売の中心は商用バンで、ボディ形状はロングボディとスーパーロングボディ、標準ルーフとハイルーフ、普通幅とワイド幅を組み合わせており、それぞれで荷室容量が異なります。
2017年7月のマイナーチェンジでは、商用バンにインテリジェントエマージェンシーブレーキ、VDC、ヒルスタートアシストを標準装備。さらにインテリジェントアラウンドビューモニターを小型貨物車4ナンバーバンクラスでは初めてオプション設定するなど、先進安全装備を積極的に採用しています。
トヨタ ハイエース
現行モデルで5代目となるハイエースは、2004年より販売、13年目のモデルイヤーを迎える長寿車です。その人気は、シェア獲得ポイントだけでなく、盗難車ワーストリストにもあがるほどです。
ハイエースはシリーズ名で、商用バンのハイエース バン(2~9人乗り、1または4ナンバー、2.0L、2.7Lガソリンまたは3.0Lディーゼルターボ)、乗用ワゴンのハイエース ワゴン(10人乗り、3ナンバー、2.7Lガソリン)が、それぞれ独立車種として扱われます。ハイエースバンには、販売店の異なる双子の兄弟車、レジアスエースが存在します。
NV350キャラバンのマイクロバスに相当するモデルは、ハイエース コミューター(14人乗り、2ナンバー、2.7Lガソリンまたは3.0Lディーゼルターボ)として設定されます。
ハイエース バンのボディ形状は、全長(標準、ロング、スーパーロング)、ルーフ形状(標準、ミドル、ハイ)がそれぞれ3タイプ。幅(標準とワイド)、フロアタイプ(標準とジャストロー)が用意され、荷室容積だけでなく荷室内での作業時の姿勢まで考慮したグレード選択が可能です。駆動方式はFRと4WDのいずれかです。
ハイエース ワゴンは、10人乗りの大型ワゴンのみ。小型ワゴンは、2004年のモデルチェンジ時にアルファードに統合され、現行モデルには設定がありません。グランドキャビン(スーパーロング、ワイドボディ、ハイルーフ仕様)と、GL/DX(ロング、ワイドボディ、ミドルルーフ仕様)が設定されます。
コミューターは、スーパーロング、ワイドボディ、ハイルーフ仕様のみの設定。駆動方式はFRまたは4WDです。
ハイエースはシリーズ名で、商用バンのハイエース バン(2~9人乗り、1または4ナンバー、2.0L、2.7Lガソリンまたは3.0Lディーゼルターボ)、乗用ワゴンのハイエース ワゴン(10人乗り、3ナンバー、2.7Lガソリン)が、それぞれ独立車種として扱われます。ハイエースバンには、販売店の異なる双子の兄弟車、レジアスエースが存在します。
NV350キャラバンのマイクロバスに相当するモデルは、ハイエース コミューター(14人乗り、2ナンバー、2.7Lガソリンまたは3.0Lディーゼルターボ)として設定されます。
ハイエース バンのボディ形状は、全長(標準、ロング、スーパーロング)、ルーフ形状(標準、ミドル、ハイ)がそれぞれ3タイプ。幅(標準とワイド)、フロアタイプ(標準とジャストロー)が用意され、荷室容積だけでなく荷室内での作業時の姿勢まで考慮したグレード選択が可能です。駆動方式はFRと4WDのいずれかです。
ハイエース ワゴンは、10人乗りの大型ワゴンのみ。小型ワゴンは、2004年のモデルチェンジ時にアルファードに統合され、現行モデルには設定がありません。グランドキャビン(スーパーロング、ワイドボディ、ハイルーフ仕様)と、GL/DX(ロング、ワイドボディ、ミドルルーフ仕様)が設定されます。
コミューターは、スーパーロング、ワイドボディ、ハイルーフ仕様のみの設定。駆動方式はFRまたは4WDです。
NV350キャラバンとハイエースの違いは?
モデル年齢の新しい日産 NV350キャラバンを軸に、トヨタ ハイエースとの違いを見ていきましょう。
衝突予防安全装備の違い
NV350キャラバンには、セイフティーシールドやインテリジェントアラウンドモニター、インテリジェントエマージェンシーブレーキといった衝突予防安全装備が搭載されています。
対するハイエースには、VSC(ビークルスタビリティコントロール)&TRC(トラクションコントロール)、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラー、緊急ブレーキシグナルなど基本的な装備が中心です。
ハイエースが前回、モデルチェンジを敢行したのは2004年のこと。衝突予防安全装置未搭載も仕方が無いところです。しかし先代のモデルライフが15年であったことを考慮すると、次のモデルチェンジは2019年あたり。
次期ハイエースがどんな衝突予防安全装置を備えるのか、楽しみですね。
対するハイエースには、VSC(ビークルスタビリティコントロール)&TRC(トラクションコントロール)、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラー、緊急ブレーキシグナルなど基本的な装備が中心です。
ハイエースが前回、モデルチェンジを敢行したのは2004年のこと。衝突予防安全装置未搭載も仕方が無いところです。しかし先代のモデルライフが15年であったことを考慮すると、次のモデルチェンジは2019年あたり。
次期ハイエースがどんな衝突予防安全装置を備えるのか、楽しみですね。
フロアタイプの違い
ハイエース(画像上)の床には、標準とジャストローがあります。ジャストローは低床タイプで、荷物の積み下ろしを行いやすいだけでなく、荷室容量の増加という恩恵があります。
NV350キャラバン(画像下)では、全車低床タイプを採用。同じルーフ高なら、NV350キャラバンのほうが荷室容量は大きくなっています。
NV350キャラバン(画像下)では、全車低床タイプを採用。同じルーフ高なら、NV350キャラバンのほうが荷室容量は大きくなっています。
ドレスアップ・カスタマイズの違い
NV350キャラバンは商用バンであるにも関わらず、ドレスアップ仕様のライダーが存在します。さらにカスタマイズカーとして2輪車のトランスポーター仕様も用意されます。対するハイエースバンには、TRDやモデリスタのドレスアップ仕様や2輪車用トランスポーター仕様が用意されます。
NV350キャラバンは、ハイエースを全面的に凌駕することを目標に開発されています。その結果が低床フロア採用であったり、追突予防安全装置の搭載です。
地味な違いですが、プロユースでは少しでも積載力に優れることが仕事の効率化につながり、それが商品力として評価されることもあるのですね。
NV350キャラバンは、ハイエースを全面的に凌駕することを目標に開発されています。その結果が低床フロア採用であったり、追突予防安全装置の搭載です。
地味な違いですが、プロユースでは少しでも積載力に優れることが仕事の効率化につながり、それが商品力として評価されることもあるのですね。