初代から現行ハイエースまで、歴代モデルを振り返る。

トヨタ ハイエース(2012-2013)

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さまざまな業種で活用されているだけでなく、キャンピングカーのベースとしても人気の高いトヨタ ハイエース。その信頼性と耐久性の高さは、世界各国で認められ、多くの人に愛用されています。そんなハイエースの歴史をたどってみましょう。

文:立花義人
Chapter
初代ハイエース(1967-1977)
2代目ハイエース(1977-1982)
3代目ハイエース(1982-1989)
4代目ハイエース(1989-2004)
5代目ハイエース(2004-)

初代ハイエース(1967-1977)

1967年、トヨタ自動車は、キャブオーバー(運転席の後ろにエンジンを置いたレイアウト)の商用車を発売しました。

モノコック構造のボディに、足回りはフロントに独立懸架+コイルスプリング、リアにリーフリジッドを採用。エンジンは、56psを発生する1.3Lガソリンと、70psを発生する1.5L ガソリンの2種類で、ワンボックスとトラックが用意されました。

そのうちワンボックスモデルには、3/6人乗りのデリバリーバン、9人乗りのワゴン、12/15人乗りのコミューターがあり、15人乗りコミューターはロングホイールベース仕様で、救急車のベース車輌としても使われました。

丸みを帯びたスタイリッシュな外観を持つ初代モデルは、当時、比較的無機質なデザインの多かった商用車のなかで、洗練された印象がありました。

2代目ハイエース(1977-1982)

1977年に登場した2代目は、機能性、居住性、安全性を大幅に向上するとともに、荷室面積と容積を拡大しました。フロントデザインも大きく変わり、初代の丸目4灯からフロントグリルのない丸目2灯となり、シンプルながら都会的で洗練されたモダンな印象となりました。

基本ボディは、ワンボックスとトラックで、ワンボックスのバンとコミューターは、標準、ロング、スーパーロングの3種類となり、スーパーロング系にはハイルーフ仕様も用意。ワンボックスワゴンには、9人乗りと10人乗りの2タイプがありました。

エンジンは、当初、1.6Lと1.8Lの2種類のガソリンのみでしたが、1979年のマイナーチェンジで2.2L ディーゼルが追加されました。

この2代目は、パワーステアリングや両側スライドドア、コミューター系には後席リクライニング、オーバーヘッドデュアルエアコンなどが採用され、商用利用だけでなくRV(レクリエーショナルビークル)としての性格を強めた装備を充実させました。

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3代目ハイエース(1982-1989)
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