ポルシェ 8代目911(992型)とモデルチェンジ前の991型との違いは?

ポルシェ 8代目911

ポルシェ 8代目911は歴代モデルの伝統を受け継いだ高級スポーツカーです。また、8代目911には最新のテクノロジーや新技術が多く採用されています。

ではそんな911の8代目は7代目から一体どのような進化を遂げたのでしょうか。以下ではポルシェ 8代目911 (992)とモデルチェンジ前の7代目との違いを詳しく解説していきます。

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ポルシェ 8代目911 (992)はどのようなクルマ!?
ポルシェ 8代目911 (992)は走行性能が強化
ポルシェ 8代目911 (992)は安全性能が強化

ポルシェ 8代目911 (992)はどのようなクルマ!?

まずはボディサイズを見ていきます。

ポルシェ 911のボディサイズは全長4,519mm×全幅1,852mm×全高1,298mmとなっています。

エクステリア(外装)は長くフラットなフロントフードや鋭い角度でフロントウィンドウに加え、リアに向かって伸びるルーフラインが911の個性を演出しています。他にも大型となったホイールアーチや、大径ホイールなどが特徴的で、フロントセクションは7代目よりも、45mmワイドになっており新設計のLED式ヘッドランプが採用されています。

そして伝統と現代性を併せもったデザインになっています。

インテリア(内装)も7代目に比べ、デザインが一新されています。メーターパネルには2つのディスプレイを採用し、インパネには10.9インチ型のタッチスクリーンが装備されています。

ステアリングホイールとセレクターレバーまでの間隔が短くなっており、その他の運転に必要な各種スイッチが直感的に操作できるよう配置されています。また現代的なクルマながらあえて残されたアナログスイッチは、スポーツカーならではの特徴的なデザインを演出します。

そしてポルシェ 911のシートには、14wayのエレクトリックコントロール スポーツシートが採用されています。このスポーツシートは快適性だけでなく、横方向のサポート性も優れており、コーナリングの際もドライバーの体をしっかり支えます。

さらにシートの高さやバックレストの角度は、前後位置、ランバーサポートなどと同じように電動で調節できる仕様になっています。他にもスポーツシートプラスでは座面とバックレストのサイド部分のクッションが程よい硬さに仕上げられており、乗る人に優れた快適性を提供しています。

そしてドライバーのシート位置を記憶するメモリー機能も備わっており、いつでも自分が最も快適な位置で運転可能です。

ポルシェ 8代目911 (992)は走行性能が強化

そしてエンジンには水平対向6気筒ツインターボエンジンが用意されています。

スペックはクーペ・タルガ・カブリオレ共通して、最高出力283kW(385PS)/6,500rpm、最大トルク450Nm(kgm)/1,950-5,000rpmとなっています。

さらに「カレラS/カレラ4S」の水平対向6気筒ターボエンジンは、従来モデルを30ps上回る450psの最高出力を発生させています。

これは、給気冷却システムの採用、ターボチャージャーのレイアウトの変更、インジェクションプロセスの改善、などによって実現しています。そして組み合わされる8段デュアルクラッチトランスミッションも7代目にはない新開発の装備です。

他にも911には電子制御ダンパーシステムであるポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステムが搭載されています。

これにより路面状況やドライビングスタイルに応じて、それぞれのダンパーの減衰力を無段階に調節し、ダイナミクスと快適性を向上させています。

ポルシェ 8代目911 (992)は安全性能が強化

ポルシェ 911は、走行性能だけでなく、安全性能も強化されています。

中でも世界初の新開発であるウェットモードは他にはない安全装備になっています。ウェットモードは車両に内蔵されている音響センサーが水しぶきを検知し、路面の濡れを認識します。

そしてナイトアシストは車両に搭載された赤外線によりヘッドライトで照らすよりも先に歩行者や動物を検知します。さらにメーターパネルのサーマルイメージによってドライバーに警告することで、夜間での安全性をよりいっそう高めます。

またレーンキープアシストはカメラで車線を感知し、車線をはみ出しそうになった場合に自動でステアリング操作をサポートし快適性や安全性を高めています。

他にもオプションとして用意されているアダプティブクルーズコントロールは一定の速度内で、前方のクルマとの距離を一定に保つように自動で走行することで、高速道路などの長距離運転でのドライバーのストレスや疲労軽減に寄与します。

8代目となるポルシェ 911は歴代モデルの伝統を引き継ぎながらも、先進の技術やテクノロジーが搭載されています。

そして安全性能も強化されており、ますます魅力的なクルマに進化しているといえるでしょう。

今後クルマを購入される際は、検討してみてはいかがでしょうか。

※2021年8月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道