フォルクスワーゲン ゴルフ 7代目と6代目を徹底比較!それぞれの魅力・特徴を解説
更新日:2024.09.19
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2013年から日本での販売が開始されて以来、多くの方に愛されてきたフォルクスワーゲン 7代目ゴルフ。
機能性を追求することはもちろん、シンプルさも重視しているハッチバックタイプのクルマです。
8代目が登場した現在においてもその魅力は色褪せることなく、欧州ハッチバックを中古で購入するなら候補に加えても損はないかもしれません。
今回は、そんな7代目ゴルフの特徴と魅力を、先代モデルの6代目ゴルフとの違いを押さえつつ紹介していきます。
機能性を追求することはもちろん、シンプルさも重視しているハッチバックタイプのクルマです。
8代目が登場した現在においてもその魅力は色褪せることなく、欧州ハッチバックを中古で購入するなら候補に加えても損はないかもしれません。
今回は、そんな7代目ゴルフの特徴と魅力を、先代モデルの6代目ゴルフとの違いを押さえつつ紹介していきます。
ゴルフ 新旧比較表
7代目 ゴルフ | 6代目 ゴルフ | |
---|---|---|
新車価格 | 249〜599.9万円 | 249〜505万円 |
中古車価格 | 21〜625万円 | 21〜625万円 |
ボディタイプ | ハッチバック | ハッチバック |
全長 | 4.3m | 4.2~4.3m |
全幅 | 1.8m | 1.8m |
全高 | 1.5m | 1.5m |
燃費WLTCモード | 12.7~18.9km/L | - |
燃費JC08モード | - | - |
ドア数 | 5ドア | 5ドア |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
排気量 | 1,197~1,984cc | 1,197~1,984cc |
トランスミット | DCT、マニュアル | DCT |
ハンドル | 右 | 右 |
最小回転半径 | 5.2~5.7m | 5~5.2m |
ホイールベース | 2.6m | 2.6m |
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフはどんなクルマ?
7代目ゴルフと6代目ゴルフの違いを詳しく紹介する前に、まずは 7代目ゴルフとはどのようなクルマなのか見ていきましょう。
ゴルフは、ベーシックなモデルから走りを徹底的に追求したモデルまで、さまざまなラインアップを揃えています。
車種展開は、ゴルフ(TSIトレンドライン、TSIコンフォートライン、TSIハイライン)、ゴルフ GTI、ゴルフ GTE、ゴルフ Rの4つ。
最先端テクノロジーを惜しみなく投入することで、環境性能と運転する楽しさをこれまで以上の次元で両立している点が魅力といえるでしょう。
そんな7代目ゴルフは発売以来、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」や「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2013」などを受賞しているのもポイントです。
また、車種によって選択できるカラーが異なりますが、豊富にラインアップされたボディーカラーも魅力。
ディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイト、カーボンスチールグレーメタリック、タングステンシルバーメタリック、ラピスブルーメタリック、リフレックスシルバーメタリック、トルネードレッド、アトランティックブルーメタリック、パシフィックブルーメタリック、ナイトブルーメタリックがラインアップされており、幅広いカラーから選べるのです。
さらに、TSIハイライン、GTI、GTE、Rでは、メーカーオプションでオリックスホワイトパールエフェクトのカラーを選択できます。
ゴルフは、ベーシックなモデルから走りを徹底的に追求したモデルまで、さまざまなラインアップを揃えています。
車種展開は、ゴルフ(TSIトレンドライン、TSIコンフォートライン、TSIハイライン)、ゴルフ GTI、ゴルフ GTE、ゴルフ Rの4つ。
最先端テクノロジーを惜しみなく投入することで、環境性能と運転する楽しさをこれまで以上の次元で両立している点が魅力といえるでしょう。
そんな7代目ゴルフは発売以来、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」や「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2013」などを受賞しているのもポイントです。
また、車種によって選択できるカラーが異なりますが、豊富にラインアップされたボディーカラーも魅力。
ディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイト、カーボンスチールグレーメタリック、タングステンシルバーメタリック、ラピスブルーメタリック、リフレックスシルバーメタリック、トルネードレッド、アトランティックブルーメタリック、パシフィックブルーメタリック、ナイトブルーメタリックがラインアップされており、幅広いカラーから選べるのです。
さらに、TSIハイライン、GTI、GTE、Rでは、メーカーオプションでオリックスホワイトパールエフェクトのカラーを選択できます。
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフは「MQB」の導入で基本性能が大幅に向上!
7代目ゴルフでは、生産の効率化のため、6代目ゴルフまでには導入されていなかった「MQB」と呼ばれる次世代モジュールコンセプトを初めて導入しました。
シートやパワートレイン、ボディー、インフォテインメントシステムなどを全面的に見直すことで、車両全体で最大100kg軽量化し、基本性能を大幅に向上させています。
軽量化のためにこだわったパーツのひとつであるボディーでは、高張力スチールの使用率を高め、熱成型パーツの使用率を向上しました。
その結果、重量削減だけでなくボディーの高剛性化も実現したのです。
6代目ゴルフでは採用されていなかったフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステムとして、「Composition Media」と「Discover Pro」が挙げられます。
TSIとGTIでは、Composition Mediaを標準装備しました。
このシステムでは、ドライビングプロファイルをはじめとする機能の設定変更や、エコドライブのアシスト機能などを、5.8インチのタッチスクリーンで操作できる点がポイントです。
タッチスクリーンはスマートフォンのような直感的な操作ができるだけでなく、ドライバーの手の動きを感知して必要な時だけメニューを表示してくれます。
操作のしやすさと情報の見やすさを両立している点が魅力といえるでしょう。
そのほかにも、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォンや、タッチスクリーンをタッチしてスマートフォンのアプリを操作できるApp Connectに対応するなど、Composition Mediaは多彩な機能を装備しています。
また、TSIコンフォートライン、TSIハイライン、GTIにはDiscover Proをオプションで用意し、GTEとRでは標準装備しました。
Discover Proでは、ナビゲーションシステムをはじめ、オーディオ&ビジュアルや車両に関する情報を集約してくれます。
先ほど紹介した「Composition Media」と比べてサイズの大きい8インチのタッチパネル・ディスプレイを採用しているため、より快適な操作が実現すること間違いありません。
Discover Proのナビには「ETC2.0対応車載器」を採用しているため、合流や渋滞、事故などの情報をリアルタイムで受信し、情報を即座に反映させたルートガイダンスが実現します。
純正システムの連動性を生かし、車両情報の表示や各種装備・機能の設定ができる点もDiscover Proのメリットといえるでしょう。
さらにGTIとGTEでは、オプションで「Active Info Display」の取り付けが可能なうえ、Rには標準装備されています。
これは、6代目のアナログ型に代わる12.3インチの大型ディスプレイによる全面が液晶モニターとなったメータークラスターです。
高解像度ディスプレイには、速度計とタコメーター、モーター出力を表示するパワーメーター、そしてインタラクティブな機能を備えています。
「Discover Pro」と組み合わせて使用すれば、ナビゲーションモードでは左右のメーターが通常モードより小さくなり脇に移動し、ナビや音楽などの情報を目の前に表示してくれるのです。
これにより、視線をずらさずに情報を確認したり操作することを可能としました。
シートやパワートレイン、ボディー、インフォテインメントシステムなどを全面的に見直すことで、車両全体で最大100kg軽量化し、基本性能を大幅に向上させています。
軽量化のためにこだわったパーツのひとつであるボディーでは、高張力スチールの使用率を高め、熱成型パーツの使用率を向上しました。
その結果、重量削減だけでなくボディーの高剛性化も実現したのです。
6代目ゴルフでは採用されていなかったフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステムとして、「Composition Media」と「Discover Pro」が挙げられます。
TSIとGTIでは、Composition Mediaを標準装備しました。
このシステムでは、ドライビングプロファイルをはじめとする機能の設定変更や、エコドライブのアシスト機能などを、5.8インチのタッチスクリーンで操作できる点がポイントです。
タッチスクリーンはスマートフォンのような直感的な操作ができるだけでなく、ドライバーの手の動きを感知して必要な時だけメニューを表示してくれます。
操作のしやすさと情報の見やすさを両立している点が魅力といえるでしょう。
そのほかにも、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォンや、タッチスクリーンをタッチしてスマートフォンのアプリを操作できるApp Connectに対応するなど、Composition Mediaは多彩な機能を装備しています。
また、TSIコンフォートライン、TSIハイライン、GTIにはDiscover Proをオプションで用意し、GTEとRでは標準装備しました。
Discover Proでは、ナビゲーションシステムをはじめ、オーディオ&ビジュアルや車両に関する情報を集約してくれます。
先ほど紹介した「Composition Media」と比べてサイズの大きい8インチのタッチパネル・ディスプレイを採用しているため、より快適な操作が実現すること間違いありません。
Discover Proのナビには「ETC2.0対応車載器」を採用しているため、合流や渋滞、事故などの情報をリアルタイムで受信し、情報を即座に反映させたルートガイダンスが実現します。
純正システムの連動性を生かし、車両情報の表示や各種装備・機能の設定ができる点もDiscover Proのメリットといえるでしょう。
さらにGTIとGTEでは、オプションで「Active Info Display」の取り付けが可能なうえ、Rには標準装備されています。
これは、6代目のアナログ型に代わる12.3インチの大型ディスプレイによる全面が液晶モニターとなったメータークラスターです。
高解像度ディスプレイには、速度計とタコメーター、モーター出力を表示するパワーメーター、そしてインタラクティブな機能を備えています。
「Discover Pro」と組み合わせて使用すれば、ナビゲーションモードでは左右のメーターが通常モードより小さくなり脇に移動し、ナビや音楽などの情報を目の前に表示してくれるのです。
これにより、視線をずらさずに情報を確認したり操作することを可能としました。
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのエンジンは燃費向上に貢献!
7代目ゴルフは、エンジンにこだわったことで燃費を向上させました。
特に大きく変わった点が、TSIハイラインのエンジンに新たに採用されたシステムでしょう。
6代目のTSIハイラインのエンジンは、1,400ccの直列4気筒DOHC16バルブICターボSチャージャーを搭載し、燃費はJC08モードで15.8km/L でした。
一方7代目のTSIハイラインでは、1,400ccの直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載し、6代目では採用していなかった「気筒休止システム」を採用することで効率を高めています。
これは、エンジンへの負荷が少ない走行時には4気筒のうち2気筒を休止させて、燃費を向上させるシステム。
これにより7代目のTSIハイラインの燃費は、JC08モードで19.9km/L を実現しました。
エンジンのその他の細かな改良もありますが、気筒休止システムが燃費に大きく貢献していることはこの数字を見れば明らかでしょう。
特に大きく変わった点が、TSIハイラインのエンジンに新たに採用されたシステムでしょう。
6代目のTSIハイラインのエンジンは、1,400ccの直列4気筒DOHC16バルブICターボSチャージャーを搭載し、燃費はJC08モードで15.8km/L でした。
一方7代目のTSIハイラインでは、1,400ccの直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載し、6代目では採用していなかった「気筒休止システム」を採用することで効率を高めています。
これは、エンジンへの負荷が少ない走行時には4気筒のうち2気筒を休止させて、燃費を向上させるシステム。
これにより7代目のTSIハイラインの燃費は、JC08モードで19.9km/L を実現しました。
エンジンのその他の細かな改良もありますが、気筒休止システムが燃費に大きく貢献していることはこの数字を見れば明らかでしょう。
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフは先進の安全装備を搭載している!
7代目ゴルフの魅力のひとつとして、先進の安全装備を搭載し、ドライバーをしっかりサポートしてくれる点が挙げられるでしょう。
6代目ゴルフでは速度設定後にはアクセルを踏まなくとも、設定速度での巡航が可能になる「クルーズ・コントロール」と呼ばれる機能が、標準装備もしくはオプション設定されていました。
一方で7代目ゴルフでは、先進技術を使った「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」と呼ばれる機能が新たに採用されています。
これはTSIトレンドライン以外の車種には標準装備されており、TSIトレンドラインではオプションでつけることが可能です。
ACCは、高速走行時などに設定した速度を上限にして巡行し、高性能なミリ波レーダーにより先行車を検知して自動で加速や減速をするシステムのこと。
この機能はドライバーの疲労低減に役立つほか、車間距離を誤って詰めすぎてしまったり、坂道などで車速が落ちてしまったりしたときに重宝するのです。
また、TSIコンフォートライン、TSIハイライン、GTI、GTE、Rでは、レーンキープアシストシステム「Lane Assist」と渋滞追従支援システム「Traffic Assist」が標準装備されています。
標準装備されていないTSIトレンドラインでは、ACC、Lane Assist、Traffic Assistをセットにしたセーフティパッケージがオプション装備として選択できる仕組み。
Lane Assistは6代目ゴルフには搭載されていなかった車線逸脱を抑制するための新システムで、フロントガラス上部に設置されたデジタルカメラで車線を認識します。
そして、ウインカーの操作なしに車線逸脱を検知した点で電動パワーステアリングを制御して進路を補正すると同時に、ドライバーに警告音で知らせてくれる仕組みなのです。
Lane Assistにより車線維持が楽になり、走行中のふらつきや運転中のストレスが減ることは間違いないでしょう。
さらに、Traffic Assistも6代目ゴルフには搭載されていなかった、渋滞のときに前走車を追従して運転を支援してくれるシステムです。
アクセルとブレーキだけでなく、ステアリング操作も支援してくれるこのシステムは、30km/h以上で走行中、ドライバーの両手がステアリングに触れている間に起動できます。
ゴルフは現時点で、ドライバー自身が十分注意して運転するという原則に変わりはないですが、これらの先進の安全装備がついていることで、万が一の事故を未然に防げる可能性が高まるでしょう。
6代目ゴルフでは速度設定後にはアクセルを踏まなくとも、設定速度での巡航が可能になる「クルーズ・コントロール」と呼ばれる機能が、標準装備もしくはオプション設定されていました。
一方で7代目ゴルフでは、先進技術を使った「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」と呼ばれる機能が新たに採用されています。
これはTSIトレンドライン以外の車種には標準装備されており、TSIトレンドラインではオプションでつけることが可能です。
ACCは、高速走行時などに設定した速度を上限にして巡行し、高性能なミリ波レーダーにより先行車を検知して自動で加速や減速をするシステムのこと。
この機能はドライバーの疲労低減に役立つほか、車間距離を誤って詰めすぎてしまったり、坂道などで車速が落ちてしまったりしたときに重宝するのです。
また、TSIコンフォートライン、TSIハイライン、GTI、GTE、Rでは、レーンキープアシストシステム「Lane Assist」と渋滞追従支援システム「Traffic Assist」が標準装備されています。
標準装備されていないTSIトレンドラインでは、ACC、Lane Assist、Traffic Assistをセットにしたセーフティパッケージがオプション装備として選択できる仕組み。
Lane Assistは6代目ゴルフには搭載されていなかった車線逸脱を抑制するための新システムで、フロントガラス上部に設置されたデジタルカメラで車線を認識します。
そして、ウインカーの操作なしに車線逸脱を検知した点で電動パワーステアリングを制御して進路を補正すると同時に、ドライバーに警告音で知らせてくれる仕組みなのです。
Lane Assistにより車線維持が楽になり、走行中のふらつきや運転中のストレスが減ることは間違いないでしょう。
さらに、Traffic Assistも6代目ゴルフには搭載されていなかった、渋滞のときに前走車を追従して運転を支援してくれるシステムです。
アクセルとブレーキだけでなく、ステアリング操作も支援してくれるこのシステムは、30km/h以上で走行中、ドライバーの両手がステアリングに触れている間に起動できます。
ゴルフは現時点で、ドライバー自身が十分注意して運転するという原則に変わりはないですが、これらの先進の安全装備がついていることで、万が一の事故を未然に防げる可能性が高まるでしょう。
今回は、7代目ゴルフとモデルチェンジ前の6代目ゴルフとの違いを紹介しました。
7代目ゴルフは次世代モジュールコンセプト「MQB」の導入により軽量化を実現しただけでなく、エンジンへの新たなシステムの採用により燃費を向上させています。
充実した最先端の安全装備も搭載しており、現代のクルマとして必要な装備をアップデートした先進のハッチバック車といえるのではないでしょうか。
7代目ゴルフは次世代モジュールコンセプト「MQB」の導入により軽量化を実現しただけでなく、エンジンへの新たなシステムの採用により燃費を向上させています。
充実した最先端の安全装備も搭載しており、現代のクルマとして必要な装備をアップデートした先進のハッチバック車といえるのではないでしょうか。