普段使いでも大活躍間違いなし!フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの荷室はアレンジすることで利便性抜群!

VW ゴルフ 2017

※この記事には広告が含まれます

2013年から日本での販売が開始されて以来、多くの方に愛されているフォルクスワーゲン 7代目ゴルフ。

機能性を追求することはもちろん、シンプルさも重視しているハッチバックタイプのクルマです。

2021年6月には最新モデルである8代目ゴルフが正式発売されましたが、今回は一つ前のモデルである7代目ゴルフの荷室(ラゲッジルーム)の使い勝手に迫っていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフはどんなクルマ?
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの特徴は?
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ GTIの特徴を紹介!
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ GTEの特徴を紹介
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ Rの特徴をチェック!
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの荷室の広さは?
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの荷室の拡張性は如何に?

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフはどんなクルマ?

リアシートを詳しく紹介する前に、まずは ゴルフとはどのようなクルマなのか、詳しく見ていきましょう。

ゴルフには、「ゴルフ(TSIトレンドライン、TSIコンフォートライン、TSIハイライン)」「ゴルフ GTI」「ゴルフ GTE」「ゴルフ R」の4車種がラインアップされています。

ボディーには、クラッシャブルゾーンから成る衝撃吸収ボディー構造と頑強なフレームで囲まれたキャビンを採用しました。

そのほかにも衝突時の自動ドアロック解除機能や、複数のエアバッグや横滑りを防ぐ先進の電子制御システムESP、燃料供給カット機能など、さまざまな装備を搭載しています。

上記の点を踏まえると、ゴルフはあらゆる視点から安全性を追求し続けているクルマといえるでしょう。

また、生産の効率化のため、「MQB」と呼ばれる次世代モジュールコンセプトを導入しました。

シートやパワートレイン、インフォテインメントシステムなどを全面的に見直すことで、車両全体で最大100kg軽量化し、基本性能を大幅に向上させているのです。

最先端テクノロジーを惜しみなく投入することで、環境性能と運転する楽しさをこれまで以上の次元で両立している点も魅力といえるでしょう。

そんなゴルフは発売以来、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」や「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2013」などを受賞した経歴をもっているのもポイントです。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの特徴は?

ここからは、先ほど紹介したゴルフの車種別に基本スペックを見ていきましょう。

まず解説していくのが、ベーシックモデルのゴルフです。

ラインアップには、廉価グレードの「TSIトレンドライン」、中間グレードの「TSIコンフォートライン」、上級グレードの「TSIハイライン」の3つがあり、サイズはいずれも、全長4,265×全幅1,800mm×全高1,460mmです。

カラーはディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイト、タングステンシルバーメタリック、トルネードレッド、アトランティックブルーメタリック、パシフィックブルーメタリック、ナイトブルーメタリック、リフレックスシルバーメタリックの全8色を用意しました。

TSIハイラインでは、メーカーオプションでオリックスホワイトパールエフェクトを選択できます。

TSIトレンドラインとTSIコンフォートラインには1.2L TSIエンジンを搭載し、15インチスチールホイールやレザーステアリングホイールなどを標準装備しました。

FF(前輪駆動)で、エンジンは直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載しています。

最高出力は77kW(105PS)/5,000rpm、最大トルクは175Nm(17.8kgm)/4,000rpm、燃費はJC08モードで21.0km/L を誇っているのです。

また、先進技術としてパークディスタンスコントロール機能を拡張させ、安全性がより向上した点が魅力といえるでしょう。

TSIハイラインも同様にFFで、エンジンは直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載しました。

最高出力は103kW(140PS)/4,500~6,000rpm、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpm、燃費はJC08モードで19.9km/L となっています。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ GTIの特徴を紹介!

続いて、ゴルフ GTIの基本スペックを見ていきましょう。

サイズは全長4,275mm×全幅1,800mm×全高1,450mmでFF、エンジンは直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載しています。

最高出力は162kW(220PS)/4,500~6,200rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/1,500~4,400rpmとなっています。

燃費はJC08モードで15.9km/L であり、燃費が良い点がこのクルマの魅力でしょう。

先代モデルに比べて燃費を22%向上させつつも、最高出力や最大トルクをアップさせているのです。

カラーはディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイト、タングステンシルバーメタリック、トルネードレッド、ナイトブルーメタリック、リフレックスシルバーメタリックの6色に加え、メーカーオプションでオリックスホワイトパールエフェクトを選択できます。

また、GTIはフォルクスワーゲンが歴代受け継いできた伝統的なホットハッチであることに加え、ドライビングプロファイル機能を搭載。

これにより、通常の「ノーマル」だけでなく、「エコ」「スポーツ」「インディビジュアル」の各モードからシチュエーションに合わせた選択ができます。 

さまざまな機能の設定を最適化させることでお好みのドライビングができる点も、GTIの特徴といえるでしょう。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ GTEの特徴を紹介

続いて、ゴルフ GTEの基本スペックを見ていきましょう。

GTEは、ゴルフをベースにしたフォルクスワーゲン初のプラグインハイブリッドです。

サイズは全長4,265mm×全幅1,800mm×全高1,480mmです。

こちらもFFで、エンジンは直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載しました。

最高出力は110kW(150PS)/5,000~6,000rpm、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpmとなっています。

8.7kWhのリチウムイオンバッテリーは、200Vの電源を用いて約3時間で充電が完了し、53.1kmのEV走行ができるのが特徴です。

バッテリーの保証は16万kmで8年間となり、ハイブリッド燃料消費率はJC08モードで23.8km/L を誇っています。

カラーは、ディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイト、カーボンスチールグレーメタリック、タングステンシルバーメタリックの全4色を用意しています。

また、メーカーオプションでオリックスホワイトパールエフェクトを選択できるのもポイント。

GTEではエクステリア(外装)やインテリア(内装)の各所にブルーを入れ、ランプには消費電力の少ないLEDを採用しているのです。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ Rの特徴をチェック!

最後に、ゴルフ Rの基本スペックを見ていきましょう。

サイズは全長4,275mm×全幅1,800mm×全高1,465mmです。

Rは4WD(4輪駆動)で、エンジンは直列4気筒DOHC16バルブICターボを搭載しています。

最高出力は228kW(310PS)/5,500~6,500rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/2,000~5,400rpm。

燃費はJC08モードで13.0km/L で、先代ゴルフRと比較しても燃費だけでなく、最高出力も向上させている点も注目に値します。

カラーは、ディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイト、ホワイトシルバーメタリック、トルネードレッド、ラピスブルーメタリック、アトランティックブルーメタリックの全6色を用意。

加えて、メーカーオプションでオリックスホワイトパールエフェクトを選択できます。

ゴルフ Rはフラグシップモデルであり、ホットハッチをけん引してきたフォルクスワーゲンの頂点に立つクルマともいえるでしょう。

通常モデルより20mm低く設定されたスポーツサスペンションは、ハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立しています。

M/T(マニュアルトランスミッション)の選択が可能な点も、Rの魅力といえそうです。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの荷室の広さは?

ここからは、ゴルフの荷室の広さを見ていきましょう。

TSIハイラインは380L 、ゴルフ GTIは380L 、ゴルフ GTEは272L 、ゴルフ Rは343L の荷室容量を確保しています。

特にTSIハイラインとゴルフGTIでは、4人で旅行に出かける際の荷物を積めるほどの十分な荷室容量を確保しているのが魅了でしょう。

リアゲートの開口部も十分に広く、かつ低めになっているので、荷物の出し入れが楽にできるのです。

また、デッキボードの下にはテンパータイヤが標準装備されているため、万が一パンクしてしまった際も修理工場まで自走できます。

ただしテンパータイヤは最高速度や走行可能距離も設定されているため、走行時は取扱説明書に目を通しておくと安心です。

あくまで修理工場まで走行するための応急用のタイヤである、と覚えておくと良いでしょう。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフの荷室の拡張性は如何に?

最後に、 ゴルフの荷室の拡張性について詳しく紹介します。

ゴルフのリアシート(後席)は6:4分割可倒式であり、シートアレンジを活用することで荷室を大きく拡張することが可能です。

たとえば、通常でも380L の荷室容量を確保しているTSIハイラインは、リアシートを倒すことで1,270L まで拡張するのです。

ゴルフ GTIは380L から1,270L 、ゴルフ GTEは272L から1,162L 、ゴルフ Rは343L から1,233L まで拡張します。

積載する荷物の大きさや形状に合わせ、柔軟な使い方ができる荷室といえるでしょう。

また、リアシートの中央部分にはシートを貫通させる機能も装備しています。

長さのある荷物を積みながらもフロントシート(前席)とリアシート合わせて大人4人がゆったりと座れるようになっており、乗客の乗り心地と荷物の積載力を両立しました。
今回は、ゴルフの荷室をピックアップして解説しました。

ゴルフの荷室は、大きな荷物を積載可能な十分な広さを確保しているだけでなく、シートアレンジ次第で大きく拡張するため、機能性に優れた荷室といえるでしょう。

日常使いからアウトドアまで、幅広い場面で活躍すること間違いなしの1台なのではないでしょうか。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細