【プロ解説】フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)のエクステリア(外装)やデザインを徹底解説!!

ゴルフ7は、MQBプラットフォームを採用した最初のモデルとして2013年に日本へ導入されました。安全性、快適性、走行性能などが大幅に向上したことで、輸入車としては初めて2013-14日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことも大きな話題となりました。それから7年が経ち、すでにドイツ本国ではゴルフ8がデビューしていますが、日本では昨年10月にようやくディーゼルエンジン搭載車がデビュー。ゴルフ7最終型(通称:ゴルフ7.5)となった今、プレミアム感満載の特別仕様車として「マイスター」が登場したのです。今回はTDIの最上位モデル「ハイライン・マイスター」をベースにチェックしました。

文・会田 肇/写真・萩原 文博

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フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)の全体的なデザインを解説
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)のサイズ、デザインを解説
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)はLEDに2017年に変更した

フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)の全体的なデザインを解説

ゴルフ7 TDI 萩原文博

「ゴルフがゴルフであることを頑なに守り続け、そして絶え間ない革新を続けてきた」これは7代目である「ゴルフ7」が2013年、日本でデビューした際に語られた言葉です。一見してゴルフ7は、先代ゴルフとデザインは大きく変わらないようにも見えたのですが、曲線基調だった先代に対してゴルフ7は明らかに直線を多用したデザインに変化しています。フロントグリルの仕切り線や前後のヘッドランプ、テールランプなどの意匠も水平方向を強調したシャープさを表現しているのもその表れです。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)のサイズ、デザインを解説

ゴルフ7 TDI 萩原文博
ゴルフ7 TDI 萩原文博

ボディサイズは全長4255×全幅1800×全高1480となり、先代に比べて全長で45mm、全幅で9mmとやや大きくなる一方で、全高は逆に30mmほど低くなりました。これがワイド&ローを強く意識させるデザインとなり、ゴルフとしての伝統を守りつつも7代目としての斬新さを訴えるデザイナーの心意気を感じさせるポイントとも言えるでしょう。

特にゴルフが伝統的に守り続けてきたCピラーの採用は、ゴルフの強靱さを象徴するもので、それを見ただけでゴルフらしさを感じさせてくれます。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)はLEDに2017年に変更した

ゴルフ7 TDI 萩原文博

そのゴルフ7ですが、2017年5月には“ビッグマイナー”とも言える大規模なマイナーチェンジを実施しました。ボディサイズを含めた基本デザインに変更はないものの、ヘッドライトを従来のキセノン(ディスチャージ)からLEDに変更し、今回試乗した5ドアハッチバック車の後部ターンシグナルには曲がる方向へ光の帯が流れるダイナミックターンインジケーターが新装備されています。

さらにリアマフラーフィニッシャーは専用のクロームデザインとなり、グレード観はさらに高まったと言えるでしょう。

ゴルフ7 TDI 萩原文博

ゴルフ7は先進安全運転支援にカメラとミリ波レーダーを組み合わせて使っていますが、デビュー当時はミリ波レーダーをバンパー下に備えていました。それがマイナーチェンジ後はその位置がフロントグリル内にあるVWバッジの裏側に変更されています。

これにより、ゴルフ7の水平に伸びたラインがより強調されることになり、ゴルフ7本来のデザインがこの最終型で完成したようにも思えます。

ゴルフ7 TDI 萩原文博

また、ハイライン・マイスターとコンフォートライン・マイスターの両グレードとも、それぞれのデザインは違いますが、太めの5スポーク型をあしらった専用ホイールが採用されており、これもまた直線基調のゴルフ7によく似合います。DSGを組み合わせたダイレクト感あふれる走りを実感するのに相応しいデザインとなったのは間違いないでしょう。

会田 肇 | あいだ はじめ

1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌編集者を経てフリーとなる。自動車系メディア等でカーナビをはじめとする分野を取材、執筆に従事する一方で、ビデオカメラやデジタルカメラの批評活動を積極的に続けている。日本自動車ジャーナリスト協会会員。デジタルカメラグランプリ審査員。

 会田 肇 | あいだ はじめ