【プロ解説】フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)の維持費を徹底解説!!

ゴルフ7 TDI 萩原文博

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フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)に、ディーゼルエンジンが搭載されたのは2019年10月。ディーゼルゲート事件が起き、ゴルフ7への投入が遅れ、ゴルフ8の投入が見えてきた中で最後の追加モデルとなりました。ディーゼルエンジンといえば、経済性が気になるところ。ここではフォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)のディーゼルモデルである、フォルクスワーゲン・ゴルフTDIハイライン マイスターの維持費について解説します。

文 ・会田肇/写真・萩原文博

会田 肇|あいだ はじめ

1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌編集者を経てフリーとなる。自動車系メディア等でカーナビをはじめとする分野を取材、執筆に従事する一方で、ビデオカメラやデジタルカメラの批評活動を積極的に続けている。日本自動車ジャーナリスト協会会員。デジタルカメラグランプリ審査員。

会田 肇
Chapter
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)の燃費は?!
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)はディーゼルエンジンがお得?!
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)はディーゼルエンジンのトルクフルなエンジンが魅力

フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)の燃費は?!

ゴルフの使用燃料は、ガソリン車ならすべてハイオクを、ディーゼル車は軽油となります。燃料消費率は、ガソリン車のマイスターを含むハイラインが18.1km/L(JC08モード)、コンフォートライン(マイスター含む)とトレンドラインが19.1km/L(JC08モード)。

一方のディーゼル車はすべて18.9km/L(WLTCモード)と発表されています。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)はディーゼルエンジンがお得?!

一見してあまり差はないように見えますが、燃費を測る基準がより厳しいWLTCモードで測ったディーゼル車の方が実際の燃費に近い数値であることは確か。しかも燃料を軽油としていることで単価も安いわけで、ディーゼル車の方が圧倒的にお得であることは間違いありません。

また、ゴルフはエコカー減税にもメリットは大きく、どのグレードも対象となります。グレードによってその減税額は異なりますが、9万円前後から10万円前後の減税が適用されるのは大きいですね。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)はディーゼルエンジンのトルクフルなエンジンが魅力

ただ、ディーゼル車は排気量が2.0Lとなることで自動車税もその分高くなりますし、車両価格もコンフォートラインでガソリン車よりも38万円近く高いです。これはそれに見合うだけの距離を走るという使い方をしないとその差は埋められないでしょう。

それでもディーゼル車ならではの太いトルクに価値を見出すのであれば、それはその対価として考えるのも一つの選択肢とも言えるかも知れません。
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