先代もまだまだ魅力的!フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのインパネのデザインと機能性を解説!

ゴルフ

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2012年から日本での販売が開始されて以来、多くの人に愛されているフォルクスワーゲン 7代目ゴルフ。

ベーシックなモデルから走りを徹底的に追求したモデルまで、さまざまなラインアップを揃えています。

そこで今回は、ゴルフのインパネ周辺をピックアップして、魅力に迫っていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフはどんなクルマ?
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ TSIとGTIの特徴は?
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ GTEとRの特徴をチェック!
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのディスプレイは高機能を実現!
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのインパネ周辺は使い勝手抜群!
フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのインパネ周辺は高級感あふれる仕様になっている!

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフはどんなクルマ?

インパネを詳しく紹介する前に、まずはフォルクスワーゲン ゴルフとはどのようなクルマか紹介します。

ゴルフには、ゴルフ(TSIトレンドライン、TSIコンフォートライン、TSIハイライン)、ゴルフ GTI、ゴルフ GTE、ゴルフ Rの4車種があります。

最先端テクノロジーを惜しみなく投入することで、環境性能と運転する楽しさをこれまで以上の次元で両立している点が魅力です。

そんなゴルフは発売以来、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」や「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2013」などを受賞しました。

また、衝突時の自動ドアロック解除機能や、複数のエアバッグや横滑りを防ぐ先進の電子制御システムESP、燃料供給カット機能など、さまざまな装備を搭載しています。

上記の点を踏まえると、ゴルフはあらゆる視点から安全性を追求し続けているクルマといえるでしょう。

さらにゴルフでは、生産の効率化のため、「MQB」と呼ばれる次世代モジュールコンセプトも導入しました。

シートやパワートレイン、インフォテインメントシステムなどを全面的に見直すことで、車両全体で最大100kg軽量化し、基本性能を大幅に向上させているのです。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ TSIとGTIの特徴は?

ここからは、先ほど紹介したゴルフの車種別に特徴を見ていきましょう。

まず解説していくのが、TSIとGTIです。

TSIのラインアップには、廉価グレードの「TSIトレンドライン」、中間グレードの「TSIコンフォートライン」、上級グレードの「TSIハイライン」の3つがあり、サイズは全長4,265mm×全幅1,800mm×全高1,460mmです。

GTIはフォルクスワーゲンが歴代受け継いできた伝統的なホットハッチで、サイズは全長4,275mm×全幅1,800mm×全高1,450mmとなっています。

燃費はJC08モードで15.9km/L で、燃費が良い点がこのクルマの魅力でしょう。

先代モデルに比べて燃費を22%向上させつつも、最高出力や最大トルクをアップさせているのです。

GTIでは、ドライビングプロファイル機能を搭載しました。

これにより、通常の「ノーマル」だけでなく、「エコ」「スポーツ」「インディビジュアル」の各モードからシチュエーションに合わせた選択ができます。

さまざまな機能の設定を最適化させることでお好みのドライビングができる点も、GTIの特徴といえるでしょう。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフ GTEとRの特徴をチェック!

続いて、ゴルフ GTEとRの特徴を見ていきましょう。

GTEは、ゴルフをベースにしたフォルクスワーゲン初のプラグインハイブリッドで、サイズは全長4,265mm×全幅1,800mm×全高1,480mmです。

搭載されている8.7kWhのリチウムイオンバッテリーは、200Vの電源を用いて約3時間で充電が完了し、53.1kmのEV走行ができます。

バッテリーの保証は16万kmで8年間となり、ハイブリッド燃料消費率はJC08モードで23.8km/L です。

4WD(4輪駆動)のRのサイズは、全長4,275mm×全幅1,800mm×全高1,465mmです。

Rはフラッグシップモデルであり、ホットハッチをけん引してきたフォルクスワーゲンの頂点に立つクルマともいえるでしょう。

通常モデルより20mm低く設定されたスポーツサスペンションは、ハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立しています。

M/T(マニュアルトランスミッション)の選択が可能な点もRの魅力です。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのディスプレイは高機能を実現!

ゴルフのディスプレイは、高機能を実現しています。

全車種に標準装備されている「マルチファンクションインジケーター」では、メーター内のディスプレイに時刻、瞬間・平均燃費、走行距離、平均速度、運転時間、外気温度などをわかりやすく表示してくれるのです。

このインジケーターにより、最小限の視線移動でドライビングに役立つ情報が得られ、運転時のストレスを軽減できるでしょう。

TSI、GTIでは、フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム「Composition Media」を装備しました。

Composition Mediaでは、ドライビングプロファイルをはじめとする機能の設定変更や、エコドライブのアシスト機能などを、5.8インチのタッチスクリーンで操作できます。

このタッチスクリーンは、スマートフォンのような直感的な操作ができるだけでなく、ドライバーの手の動きを感知して必要な時だけメニューを表示してくれるのです。

操作のしやすさと情報の見やすさを両立している点が魅力といえるでしょう。

そのほかにも、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォンや、タッチスクリーンをタッチしてスマートフォンのアプリを操作できるApp Connectに対応するなど、Composition Mediaは多彩な機能を装備しているのもポイント。

また、フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」を、TSIコンフォートライン、TSIハイライン、GTIにはオプションで用意し、GTEとRでは標準装備しました。

Discover Proでは、ナビゲーションシステムをはじめ、オーディオ&ビジュアルや車両に関する情報を集約してくれます。

先ほど紹介した「Composition Media」と比べてサイズの大きい8インチのタッチパネル・ディスプレイを採用しており、より快適な操作が実現するでしょう。

Discover Proのナビには「ETC2.0対応車載器」を採用しているため、合流や渋滞、事故などの情報をリアルタイムで受信し、情報を即座に反映させたルートガイダンスが実現します。

純正システムの連動性を生かし、車両情報の表示や各種装備・機能の設定ができる点もDiscover Proのメリットといえそうです。

GTEでは、オプションで「Active Info Display」を取り付けられるのが特徴。

これは、従来のアナログ型に代わる12.3インチの大型ディスプレイによるフルデジタルメータークラスターです。

高解像度ディスプレイには、速度計とタコメーター、モーター出力を表示するパワーメーター、そしてインタラクティブな機能を備えています。

「Discover Pro」と組み合わせて使用すれば、ナビゲーションモードでは左右のメーターが通常モードより小さくなり脇に移動し、ナビや音楽などの情報が目の前に表示されるのです。

これにより、視線をずらさずに情報を確認したり操作したりすることを可能にしています。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのインパネ周辺は使い勝手抜群!

ゴルフのインパネ周辺には、使い勝手の良い機能が装備されています。

たとえば、TSIコンフォートラインとTSIハイライン、GTI、GTE、Rには、2ゾーンフルオートエアコンディショナーを装備しました。

これは、運転席と助手席でそれぞれ独立して温度や風量の調節ができる機能です。

また、内蔵されたフレッシュエアフィルターにより、花粉やダストを除去し、クリーンな室内環境を保ってくれるでしょう。

このようにゴルフには、ドライバーや乗員が快適にドライブを楽しむための工夫が多数凝らされているのです。

フォルクスワーゲン 7代目ゴルフのインパネ周辺は高級感あふれる仕様になっている!

インパネ周辺が高級感あふれる仕様となっているのも、ゴルフの魅力のひとつです。

TSIハイラインとGTI、GTE、Rには、「インテリアアンビエントライト」を採用。

これは、ドアトリムなどにやわらかな光が点灯する機能で、洗練された空間を演出してくれるのです。

また、各車種で、ステアリングのデザインにもこだわっています。

GTIでは、「GTI専用レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール」を装備しており、スポーティな赤いステッチを用いた専用デザインを採用しています。

GTEでは、「GTE専用レザーマルチファンクションステアリングホイール」を装備し、こちらはスポーティな青いステッチを用いた専用デザインを採用している点が特徴。

Rでは、「R専用レザー3本スポークスマルチファンクションステアリングホイール」を装備し、手を離さずにシフトアップ/ダウンができるパドルシフト機能もついています。

それぞれのスポーク部には「GTI」「GTE」「R」のロゴがあしらわれており、手にもよく馴染む本革を採用しているため、ドライバーによるステアリング操作をフロントタイヤへと確実に伝えてくれるでしょう。

さらにRのコックピットには、レーシーなカーボン調のインパネを採用しています。

ゴルフの持つ機能性と洗練されたデザイン性が相まって、スポーティかつラグジュアリーな空間を演出してくれるのです。
ゴルフは機能性に優れたインパネが搭載しているほか、インパネ周りの使い勝手やデザイン性にもこだわっているクルマです。

8代目が発表され現行ではなくなったものの、洗練されたエクステリアデザインと先進性は古さを感じさせません。

価格もこなれてきており、コスパ抜群のモデルと言えるでしょう。

車種によって標準装備されている機能が異なるので、購入を検討している方は車種を比較して、自分に合った一台を選んでみるのも良いかもしれません。
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