驚きの機能が多数搭載されたハッチバックタイプの1台!日産 2代目ノート(HR12DE/HR12DDR型)の乗り心地は?

日産 2代目ノート

日産 2代目ノート(HR12DE/HR12DDR型)は、2012年のフルモデルチェンジにより誕生したハッチバックタイプのクルマです。

高い環境性能を可能にした独自のパワートレインで有名な1台で、日産の代名詞的クルマでもあります。

ノートの評判と言えばパワートレインが第一に出てきますが、乗り心地が良いのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ノートの乗り心地に着目するとともに、仕様紹介などと併せて詳しく解説していきます。

Chapter
日産 2代目ノートはどんなクルマなの?
日産 2代目ノートのフロントシートの乗り心地をチェック!
日産 2代目ノートのリアシートの乗り心地はをチェック!

日産 2代目ノートはどんなクルマなの?

ノートは2005年に登場した4ドアハッチバックのクルマで、現行モデルは3代目にあたり、SUV全盛期の現在でも高い人気を誇っています。

2代目ノートの途中から、日産独自のパワートレイン「e-POWER」搭載車になりました。

モデルチェンジと同時に行われたエンジンチューニングによって、先代ノートよりも力強い走りが電気の力でできるようになっています。

しかし、ハイブリッドカーの欠点として、室内空間が狭いといった意見が挙がります。

理由はリアシート(後席)下や荷室(ラゲッジルーム)にハイブリッドシステム用バッテリーを搭載する関係で、フロア(床面)がせりあがってしまうことに起因しています。

しかし、ノートはハイブリッド車でありながら室内の広さを犠牲にせず、ほかのハッチバックと同等の室内空間を確保しているのです。

かといって、クルマの大きさがほかのハッチバックよりも特別大きいわけではありません。

ハッチバックとしてはごく一般的な大きさに収まっており、使い勝手が悪い、置き場所に困るといったことはないでしょう。

車両重量もFF(前輪駆動)でも1,220kgと特別重たいわけではなく、いたって普通のハッチバックに仕上がっているのです。

2020年の3代目ノートの登場に伴い新車での販売は終了しましたが、優秀な機能や仕様が備わった2代目ノートはまさに日産を代表するクルマであったことがわかります。

日産 2代目ノートのフロントシートの乗り心地をチェック!

ノートは、フロントシート(前席)・リアシートともに乗りやすく設計されており、乗り心地も快適です。

フロントシートはドライバーと同乗者が座りやすい形状をしており、座面も広くとられているため安心して身を任せることができます。

エンジン音が気になる場所でもあるフロントシートですが、2016年制の2代目ノートから搭載された「e-POWER」は静粛性も抜群で、とても静かにドライブを楽しむことができるのです。

ロードノイズを低減する機能も新たに追加され、運転中の雑音が気にならなくなった点も大きな特徴でしょう。

また、オプションでフットウェルランプなどのイルミネーションを装備すれば、夜間での乗り降りもスムーズになります。

イルミネーションはインテリア(内装)オプションのパッケージとしても選択できるので、夜間の運転が多い場合はパッケージで装備しても良いかもしれません。

LED照明なので、明るく、かつ長寿命なのも魅力的です。

運転席と助手席のあいだには障害物がなく、アームレストも必要に応じて出し入れが可能なので、アームレストが必要な場合は出しておき、不要な場合は片付けておけるのです。

このように、ノートはどんなドライビングスタイルにも適した1台といえそうです。

日産 2代目ノートのリアシートの乗り心地はをチェック!

ノートは、フロントシートだけでなくリアシートの乗り心地も快適になるように設計されています。

通常、ハッチバックのリアシートは長時間座るには不向きのスペースしかなく、リクライニング機構もないため乗りにくさをイメージすることも多いかもしれません。

しかし、ノートのリアシートは足元が広く確保されており、長時間座っていても疲れを感じにくくなっているのです。

リクライニング機構こそないものの、大きな座面で座りやすいリアシートであることは間違いありません。

リアシートはオプションで6:4分割可倒式にも変更できるほか、ハッチバックのリアシートにはあまりついていないスライド機構も備わっており、必要に応じて調整することも可能です。

ただし、スライド機構を使う場合は荷室の荷物に注意が必要です。

何も考えずにリアシートをスライドさせて、荷室の荷物をつぶしてしまわないように注意しましょう。

また、長時間のドライブで飲み物が必要になったときは、オプションで装備できるセンターアームレストを使うと良いでしょう。

格納式で必要に応じて出し入れができることに加え、備え付けのドリンクホルダーには500ml のペットボトルが2本置くことができるので、飲み物を取るためにかがんだりする必要がありません。

ただしこのオプションは、「X」以上のグレードのみに設定されているので、購入の際は注意しましょう。

ノートはハッチバックという小さな形状のクルマですが、乗り心地は抜群に良いことがわかりました。

電気をメインとしたパワートレインで静粛性にも優れ、かつ内装の趣向による負担軽減の配慮もされており、目を見張るものがある1台です。

2020年のフルモデルチェンジに伴い新車での購入は叶いませんが、購入を検討している方は中古車市場をチェックしてみるのも良いかもしれません。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道