スバル WRX STI ”EJ20 Final Edition”の維持費をプロが解説

スバル WRX STI EJ20 Final Edition

今回試乗したスバル WRX STI ”EJ20 Final Edition FULL PACKGE”の車両本体価格は485万1000円。最後のEJ20搭載モデルとなったWRX STIを所有し、乗るための諸費用や燃料代、保険料などがどれくらいかかるのか、調べてみました。

文・写真/萩原 文博

大切な愛車だから任意保険は車両も付けたい

WRX STI EJ20 ”Final Edition FULL PACKGE”の任意保険料運転者の年齢50歳、年齢制限無しで30歳以上補償。運転免許証の色はゴールド以外、使用目的は家庭用、年間走行距離9,000km以下、保険証券を発行しないという条件で見積もりをしたところ、もっともベーシックなプランで年間5万810円となりました。

これに補償範囲の広い一般型の車両保険を付けると12万850円と約7万円高。補償範囲を絞ったエコノミー型の車両保険は、8万4,430円となり一般型と比べると約3万6,420円安くなりました。

月間の燃料代は約1万円!

WRX STIの使用する燃料はハイオクガソリンです。6月30日現在、燃料代は高止まりとなっていて、ハイオクガソリンの全国平均価格は1リッターあたり155円です。

WRX STI EJ20 ”Final Edition FULL PACKGE” の燃費性能はJC08モードで9.4km/L。古い燃費モードなので、その7割の約6.6km/Lを目安に燃料代を算出してみました。

月平均500km、年間6,000kmを走行すると仮定した場合、年間約909Lのガソリンが必要となり、燃料代は年間で14万895円。1カ月あたり約1万1,741円の出費となります。

車検費用はざっと10万円を見積もっておこう

WRX STIのディーラーでの車検費用をネットで検索したところ、基本料金(車検基本点検料/24カ月点検、保安確認検査料、検査手続き料)が6万3130円。法定費用(自賠責保険料、手数料・印紙代)が3万1900円で、合計9万5030円

ディーラーでは、それに高圧洗浄やブレーキ整備など付帯(プラスα)整備費用の2万5,740円が追加になります。

日々のメンテナンスはディーラーの点検パックがおすすめ

愛車を快適に乗るためには、日々のメンテナンスが必要です。とくにハイパフォーマンスなWRX STIでは、メンテナンスが好調を維持する生命線となります。

そんなメンテナンス費用でもっともポピュラーなのが、オイル交換です。

WRX STIの2.0L水平対向4気筒エンジンのオイル量は4.0Lで、1度のオイル交換費用は工賃込みで約8,500円です。

推奨されているオイル交換のタイミングは、5,000kmまたは半年が目安なので、オイル交換だけで、年間約1万7,000円。オイル交換2回に1回必要なオイルフィルター交換は、2,000円ぐらいが目安となります。

スバルでは、新車購入時に法定点検と6ヶ月ごとのセーフティチェック、オイル交換などをセットにした、3年(ベーシック3)または5年(ロング5)の点検パックのほか、スバル特約店で扱っているスバル中古車であれば最長30ヶ月の点検パックも用意されています

日々のメンテナンス費用を抑えたいのであれば、検討してみると良いでしょう。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博