スバル 2代目WRX STI(VAB型)の7つのグレードを徹底比較!おすすめは特別仕様車!?

スバル・2代目WRX STI

スバルを代表するスポーツカーとして2014年に登場したスバル 2代目WRX STI(VAB型)。フルモデルチェンジ前のスバル 初代WRX STIは、販売中に「インプレッサ」の名が外れ、途中から「WRX STI」を名乗りましたが、2代目WRX STIはデビュー当初からWRX STIを名乗るモデルとして注目を集めました。

今回は、そんな2代目WRX STIのグレードについて紹介していきます。

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スバル 2代目WRX STI【価格:393万8,000円】
スバル 2代目WRX STI Type S【413万6,000円】
スバル 2代目WRX STI S207【価格:599万4,000円~】
スバル 2代目WRX STI S208【626万4,000円~】
スバル 2代目WRX STI TYPE RA-R【462万8,000円】
スバル 2代目WRX STI EJ20 Final Edition

スバル 2代目WRX STI【価格:393万8,000円】

スバル 2代目WRX STIのスタンダードグレードにあたるモデルが「STI」です。

スタンダードグレードではあるものの、スバルのスポーツカーのトップグレードに位置づけられたモデルであり、走行性能にかかわる部分では妥協のない仕上がりとなっています。

エンジンは排気量2L 水平対向4気筒のEJ20型を搭載し、最高出力227kW(308PS)/6,400rpm、最大トルク422Nm(43kgm)/4,400rpmを発生。

近年は燃料を直接燃焼室に噴射する「直噴」と呼ばれる仕組みによって安定的な出力を得るエンジンが一般的ですが、EJ20型は直噴化されておらず、非直噴の2Lクラスエンジンとしては最高クラスの出力を誇っています。

駆動方式はAWD(4輪駆動)のみとし、トランスミッションには6速MT(マニュアルトランスミッション)のみを組み合わせるなど、スポーツカーらしいパッケージングとなっています。

トランスミッションにはスバルがモータースポーツで培ってきた技術が注ぎ込まれており、前後のトルク配分を変化させる「マルチモードDCCD」を装備。ギア比はクロスレシオ化され、最適なエンジン回転数を引き出せるようチューニングが施されています。

エクステリア(外装)ではボンネットにインタークーラー冷却用の大型クーリングダクトが設置されているほか、ヘッドランプにはLEDハイ&ロービームを標準装備し、硬派なスポーツカーでありつつ乗用車としての実用性も高められてる点は見逃せません。

ブレーキにはフロントにブレンボ製対向6ポッドブレーキ、リヤにもブレンボ製4ポッドブレーキを装着し制動力を強化。それに合わせてホイールは大径18インチアルミホイールを装着し、タイヤも245/40R18の幅広サイズが奢られるなど、死角のない仕上がりとなっています。

価格は393万8,000円と、税込み価格で400万円に迫る値段設定でした。

スバル 2代目WRX STI Type S【413万6,000円】

「STI Type S」は、「STI」から走行性能を向上させた上位グレードです。

エンジンスペックは「STI」と同様ですが、「STI Type S」専用装備としてサスペンションにはビルシュタイン製ダンパーが装備されコーナリング性能を向上。トランクには空力性能に優れるトランクリップスポイラーが標準装備されているほか、ホイールがより大径の19インチアルミホイールへとサイズアップされています。

快適装備ではフロントワイパーデアイサーや、緻密な姿勢調整が可能な運転席10ウェイパワーシート、さらにフロントシートヒーターが標準装備されるなど、走行性能を高めつつ高級志向の装備内容となっています。

さらに、「STI」では装備できなかったRECARO製フロントシート(前席)や電動サンルーフなどが設定されていることも見逃せないポイントで、単純な走行性能を高めた上位グレードというよりも、あらゆる質感を高めた上級グレードであると言えるでしょう。

価格は413万6,000円で、「STI」から19万8,000円高い値段設定となっていました。

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スバル 2代目WRX STI S207【価格:599万4,000円~】

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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