トヨタ 3代目センチュリーのラゲッジルーム(荷室)を解説！ゴルフバッグを4個収納できる大容量！

ラゲッジルームについて詳しくご紹介する前に、まずはトヨタ センチュリーについて見ていきましょう。

センチュリーは、全長5,335mm×全幅1,930mm×全高1,505mmです。室内長は2,165mm、室内幅は1,605mm、室内高は1,185mmで、大人5人がゆったりと乗れる空間となっています。

エクステリア(外装)は日本独自の美意識を貫き、意匠と造形を丁寧に磨き上げました。インテリア(内装)は、日本らしい匠の技と想いが込められた贅沢な空間を実現しています。エクステリアもインテリアも、他のクルマとはひと味違った美しさを持つクルマといえるでしょう。

センチュリーのインテリアで特に注目すべき部分は、とにかくこだわってつくられているリアシート(後席)です。リアシートのさらなるゆとりを実現できるよう、伸びやかなホイールベースを採用。リアシートは、傷のない部分を厳選して柔らかく仕立てた本革仕様と、上質な肌触りのウールで織り上げたウールファブリック仕様の2種類を用意しています。

リアシートには電動オットマンが装備されており、好みの位置に設定して使用するほか、フットレストとしても使用できます。

装備されているのは電動オットマンだけではありません。そのほかにも最上級のオーディオ&ビジュアルシステムが装備されており、リアシートが最高のリスニングポイントとなるように20個のスピーカーを室内全体に設置。11.6インチの大型ディスプレイは映像の明るさを自動で最適化してくれるので、走るコンサートホールのような体験ができるでしょう。

センチュリーは静粛性や燃費に優れたハイブリッド専用のV8 5.0Lエンジンを搭載したことで、走り出しに気づかないほどの滑らかさを実現。このように、乗っている方がストレスを感じないよう配慮したつくりとなっています。燃費はJC08モードで13.6km/Lと高燃費。

周到で強固な安全性能も完備しており、単眼カメラとミリ波レーダーで前方車両や歩行者を検出し、衝突回避や被害軽減を支援します。

デザインやリアシートの使い勝手に徹底的にこだわっているトヨタ センチュリーですが、ラゲッジルームの広さはどれほどなのでしょうか。

ラゲッジルームは、ラゲッジルーム長895mm、ラゲッジルーム幅1,590mm、ラゲッジルーム高510mmとなっており、十分な広さを確保しています。

容量としては、スペアタイヤ非装着車の場合は484Lです。これは、ゴルフバッグの形状にもよりますが、9.5インチのゴルフバッグを4個収納でき、接待ゴルフでも大活躍です。スペアタイヤ装着車の場合は431Lとなっています。

最後にトヨタ センチュリーのラゲッジルームの利便性を見ていきましょう。

ラゲッジルームに標準装備されているものとして、LEDランプ・デッキフック4個・買い物フック2個・収納ボックス・毛ばたき・傘ケースなどがあります。

また、ネットタイプのラゲッジホールドベルトもついています。床上の固定用フックを引き上げてこのネットを固定用フックにかけることで、荷物を固定できます。

床上の固定フックを引き上げ、このネットを固定用フックにかけてから上部にある買い物フックにかけることでトランク内を仕切ることも可能なため、あらゆるシーンに合わせて使い分けられるでしょう。

ここからはオプションになりますが、ラゲッジルームに収納できる車載防災セットも販売しています。持ち運びが簡単なリュックタイプの搭載ケースに、レインコートや給水袋、アルミブランケットなど全12アイテムが入っています。

この防災セットの優れた点は、ラゲッジルームにフィットする形状だけではありません。急加速や急ブレーキ時でも搭載ケースがずれにくいようマジックテープがついているため、ラゲッジルームにしっかりと固定できます。これにより、乗る方の荷物に傷をつける心配も軽減し、万が一の災害にも備えられます。

今回は、トヨタ センチュリーのラゲッジルームの広さや利便性について解説しました。

センチュリーはデザインやリアシートの使い勝手だけでなく、ラゲッジールームの利便性も兼ね備えたショーファーカーといえるでしょう。

※2021年6月現在