これって追い越し禁止だっけ?道路のセンターラインの種類や役割を詳しく解説!
更新日:2021.07.13

普段何気なく走行している道路にも、白線、黄線、実線、破線、2重線など様々なセンターラインが引かれています。
自動車免許取得時には習ったけど、いま意味を聞かれると意外とその意味を説明できない方も多いのではないでしょうか。
今回はそのおさらいも兼ねて、センターラインの種類と役割を詳しく紹介していきます。
まずはセンターラインの定義を確認!
センターラインとは、自動車などの通行を方向で区別するため、道路に標示された線であり、対向車線と自車線を分離するために設けられている区画線の一つです。
車道の幅員が5.5メートル以上の区間内中央に引かれるため、車道中央線と呼ばれることもあります。
センターラインは様々なパターンがありますが、基本となるものは白の実線か破線、または黄色の実線であり、黄色の破線は存在しません。
黄色の実線は「追い越し目的のはみ出し通行禁止」
黄色の実線は、追い越し目的のはみ出し通行禁止の標示で、センターラインの右側にはみ出して前の車両を追い越すことを禁止することを表しています。
街を走行中よく目にするのが黄色の実線で、追い越し禁止を表すことをご存知の方は多いかもしれません。
ただ、路上駐車や停車中のバスなどを追い越すために、右側部分へはみ出して通行することは禁止されていません。
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