ホンダ 2代目N-BOXのシートアレンジを使いこなせば、自転車の積載や車中泊も楽々！

更新日：2021.07.13

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ホンダ 2代目N-BOX(6BA-JF3/6BA-JF4型)は、コンパクトなボディと抜群の運転性能などで、日本で一番売れている軽自動車として知られているクルマです。

そんなN-BOXには、使い勝手を劇的に向上させるシートアレンジ機能が設けられています。

今回は、N-BOXの多彩なシートアレンジとその使い勝手に注目しながら、“日本で一番売れている軽自動車”の魅力に迫っていきます。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

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Chapter: ホンダ 2代目N-BOXとはどんなクルマ？; ホンダ 2代目N-BOXは自転車の積み込みや車中泊もこなせる; ホンダ 2代目N-BOXにはさらにすごいシートアレンジが！

N-BOXの中古車一覧

ホンダ N-BOX G SSパッケージ両側電動スライド・ナビ・Bカメラ

本体価格

37.8万円
支払総額

45.9万円

年式：2013年
走行距離：12.6万km
車検：検なし
なし

ホンダ N-BOX G L ホンダセンシング

本体価格

99.8万円
支払総額

105.8万円

年式：2019年
走行距離：6.1万km
車検：検なし
なし

ホンダ N-BOX G ホンダセンシング

本体価格

109万円
支払総額

115万円

年式：2019年
走行距離：0.9万km
車検：検なし
あり

ホンダ N-BOX G Lパッケージ 2トーンカラースタイル純正ナビフルセグ Bカメラ ETC

本体価格

80万円
支払総額

90万円

年式：2015年
走行距離：4.5万km
車検：検なし
なし

ホンダ N-BOX G L ホンダセンシングイエロー/ホワイトルール/ナビ/TV

本体価格

73万円
支払総額

85万円

年式：2018年
走行距離：4.3万km
車検：車検整備付
あり

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ホンダ 2代目N-BOXとはどんなクルマ？

N-BOXは、ホンダが製造販売している軽自動車「Nシリーズ」の長男的存在で、2011年に発売が開始されました。現行モデルは2017年にリリースされた2代目ですが、初代から引き続き高い人気を誇っています。

その人気ぶりはすさまじく、それまで軽自動車でNo.1だったダイハツタントを大きく突き放すほどの販売台数を誇っているのです。

大きさは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790mmで、4WD(4輪駆動)の場合の全高は1,815mmと、軽自動車の規格ギリギリの高さに設計されています。これは開発当初、ホンダが市場調査した際に「軽自動車にない形」を見つけ出したことがきっかけで、N-BOXは軽スーパーハイトワゴンという新しい立ち位置になったのです。

N-BOXが人気の理由は、軽自動車でありながらもゆとりがある大きさを持っているからともいえます。

トランスミッションは全モデルATのみの設定で、走りに特化したラインアップとは言えないでしょう。しかし、高い汎用性が評価され、当初のライバルであったタントのみならず、トヨタが誇るハイブリッド車のプリウスの人気も上回る大ヒットとなったのです。

ホンダ 2代目N-BOXは自転車の積み込みや車中泊もこなせる

まずは、N-BOXのリアシート(後席)のシートアレンジについてご紹介します。

リアシートはベンチシート式になっておりスライドが可能なほか、スライド幅は約190mmあり、ラゲッジルーム(荷室)を大きくしたり小さくすることもできます。

これだけでも十分便利なのですが、N-BOXのリアシートはダイブダウンが可能です。これにより、ラゲッジルームと合わせてほぼフラットな空間が約1540mm完成するので、これだけの奥行きがあれば27インチの自転車も難なく積み込むことができるでしょう。

フロントシート(前席)がベンチシート仕様か、スーパースライドシート仕様の場合のみアレンジが可能ですが、ヘッドレストを外さなくていいのがうれしいポイントです。

また、助手席を後ろに倒し切ると、広々とした空間をさらに拡張できるロングシートモードと呼ばれる仕様にアレンジできるので、さらに長い荷物を積載する際は重宝するでしょう。

リアシートを限界まで後ろにスライドさせ、ヘッドレストを外したフロントシートを倒せば車中泊ができるスペースを確保でき、アウトドア時にもぴったりのクルマといえます。

ホンダ 2代目N-BOXにはさらにすごいシートアレンジが！

N-BOXのシートアレンジはこれだけではありません。

N-BOXの持つ高い室内高とシートアレンジを組み合わせれば、ラゲッジルームには収まらない背の高くかつ幅のある荷物も積み込むことができるのです。

リアシートの座面は左右片側ずつ跳ね上げることができるほか、必要に応じて両方の座面を跳ね上げることもできます。この機能によって得られる空間は、高さが1300mmあるものでも縦向きに載せることができるのです。

この仕様はトールモードと言い、ほかの軽自動車では決して真似できない空間を作り出すことに成功しています。狭い駐車場でテールゲートを開けられない時にも役立つでしょう。

また、手がふさがっているときには、指一本、もしくは片足で開けることができるワンタッチスライドドアと、ハンズフリースライドドア機能が備わっているのもポイントです。この2つの機能はリアドアに同時に追加装備することができるオプションなので、両方つけておいても損はないでしょう。

このように、N-BOXのシートアレンジは非常にバリエーションが豊富で、使う人を選ばないという特徴があります。

N-BOXは、軽自動車という初心者でも玄人でも運転しやすい車格でありながら、今までにないシートアレンジの方式により抜群の積載を誇っていることがわかりました。

使うシーンに応じて多種多様なシートアレンジができるので、1台あれば活躍の場が多くなるのは確かです。

1台のクルマをさまざまな用途に使いたい方やシートアレンジに魅力を感じた方には、ぴったりのクルマなのではないでしょうか。

※2021年6月現在