ナンバーが無くても大丈夫?公道を走れる乗り物はどんなの?
更新日:2024.09.09
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世界には、数多くの乗り物が存在しています。自転車やバイク、クルマに船、飛行機などなど…日常的に乗る機会が多いモノからそうでないモノまでさまざま。
これほど多くの種類の乗り物があるなら、1種類ぐらいはナンバーをつけなくても公道で走れる乗り物があるのでは…?と思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、近年になって見かけるようになったあの乗り物はナンバーが必要なのか?という疑問にお答えします。
これほど多くの種類の乗り物があるなら、1種類ぐらいはナンバーをつけなくても公道で走れる乗り物があるのでは…?と思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、近年になって見かけるようになったあの乗り物はナンバーが必要なのか?という疑問にお答えします。
ナンバー取得が必要な乗り物=公道を走る乗り物
そもそもナンバープレートとは、それぞれの車両を識別するために取り付けられるもので、公道を走る車両には取り付けの義務がある標識を指します。
つまり、ナンバー取得が必要な乗り物=公道を走る乗り物というわけです。ナンバープレートにはさまざまな種類があり、道路運送車両法に基づいて定められた正式な名称も異なります。
例えば、2輪車を除いた小型・普通・大型の自動車に取り付けられるのは自動車登録番号標、軽自動車や250ccを超えるバイクのナンバーは車両番号標、原付やトラクターといった小型特殊自動車は課税標識と呼ばれます。
さらに、その車両が「自家用車」なのか「業務用」なのかでも区別され、自家用車には白字に緑色の文字、逆に業務用の車両のナンバーには緑字に白文字というカラーリングが施されているのです。
また、ナンバープレート自体のサイズも、車両の大きさによって異なります。
総重量が8トン、もしくは積載量5トンを超えるトラックや30名以上が乗れる大型バスなどには横44センチ、縦22センチの大きなナンバーが装着されます。
最も小さいのは、横23センチ、縦12.5センチのナンバープレートで、これは排気量125ccもしくは出力0.6キロワットを超える電気式のバイクなどに用いられます。
つまり、ナンバー取得が必要な乗り物=公道を走る乗り物というわけです。ナンバープレートにはさまざまな種類があり、道路運送車両法に基づいて定められた正式な名称も異なります。
例えば、2輪車を除いた小型・普通・大型の自動車に取り付けられるのは自動車登録番号標、軽自動車や250ccを超えるバイクのナンバーは車両番号標、原付やトラクターといった小型特殊自動車は課税標識と呼ばれます。
さらに、その車両が「自家用車」なのか「業務用」なのかでも区別され、自家用車には白字に緑色の文字、逆に業務用の車両のナンバーには緑字に白文字というカラーリングが施されているのです。
また、ナンバープレート自体のサイズも、車両の大きさによって異なります。
総重量が8トン、もしくは積載量5トンを超えるトラックや30名以上が乗れる大型バスなどには横44センチ、縦22センチの大きなナンバーが装着されます。
最も小さいのは、横23センチ、縦12.5センチのナンバープレートで、これは排気量125ccもしくは出力0.6キロワットを超える電気式のバイクなどに用いられます。
最近注目の「電動キックボード」は?
近年、若者や移動が多いビジネスマンの間で注目されているのが電動キックボードです。
元々、キックボードとは西暦2000年前後に子供たちの間で流行った遊具。
当時のものは片足で地面を蹴って進む必要がありましたが、電動キックボードはそれ自体がバッテリーやモーターといった推進力を搭載しています。そのため、過去のキックボードとは比べ物にならないほど移動が楽になるアイテムなのです。
本体価格も2万円ほどで購入できるリーズナブルなものから、10万円を超える高性能なものまでバリエーション豊か。サドルが付いて楽な姿勢で運転できるものから、坂道の走行もこなしてしまうほどパワフルな商品も。
聞いているだけではとても便利なアイテムですが、電動キックボードは道路交通法上では、原動機が付いたバイクと同じ扱いとなります。
ということは、公道で乗るにはナンバープレートの取得が必須。
元々、キックボードとは西暦2000年前後に子供たちの間で流行った遊具。
当時のものは片足で地面を蹴って進む必要がありましたが、電動キックボードはそれ自体がバッテリーやモーターといった推進力を搭載しています。そのため、過去のキックボードとは比べ物にならないほど移動が楽になるアイテムなのです。
本体価格も2万円ほどで購入できるリーズナブルなものから、10万円を超える高性能なものまでバリエーション豊か。サドルが付いて楽な姿勢で運転できるものから、坂道の走行もこなしてしまうほどパワフルな商品も。
聞いているだけではとても便利なアイテムですが、電動キックボードは道路交通法上では、原動機が付いたバイクと同じ扱いとなります。
ということは、公道で乗るにはナンバープレートの取得が必須。
当たり前のことですが、ナンバープレート未取得の電動キックボードで公道に出ることは違法となり、加えてライトやウインカーといった保安装備も必要になるので、ヘルメットの装着も義務付けられています。
さらに言えば、軽自動車税の納付義務や自賠責への加入義務、もちろん、運転免許も必要です。
2021年の5月22日には、ヘルメット未着用かつナンバー未取得の電動キックボードに乗った男性が2人乗りをしたまま歩行者と衝突し、そのままひき逃げをしたという事件も発生しています。
電動キックボードは、手軽さ故にモラルが求められる乗り物なのです。
さらに言えば、軽自動車税の納付義務や自賠責への加入義務、もちろん、運転免許も必要です。
2021年の5月22日には、ヘルメット未着用かつナンバー未取得の電動キックボードに乗った男性が2人乗りをしたまま歩行者と衝突し、そのままひき逃げをしたという事件も発生しています。
電動キックボードは、手軽さ故にモラルが求められる乗り物なのです。
カートも公道を走るにはナンバーが必要!
近年では都心部をカートで走行するという観光客向けのアクティビティが大人気となり、街中を某カートゲームのような衣装を身にまとったグループがカートで走行する光景が頻繁に見られました。
2020年に任天堂がサービス提供業者を相手取った訴訟にて勝訴が確定したことから、そのような光景を目にする機会は減りましたが、もちろんカート自体は公道を走ることが可能です。
公道で利用可能なカートは、道路交通法においてミニカーにカテゴライズされるもの。総排気量50cc以下、もしくは定格出力0.6キロワットの乗り物のみがミニカーとして認められます。
そのため、電動キックボードと同じく公道を走るためにはナンバープレートは必須なうえ、軽自動車税の支払いが義務付けられるのです。
2020年に任天堂がサービス提供業者を相手取った訴訟にて勝訴が確定したことから、そのような光景を目にする機会は減りましたが、もちろんカート自体は公道を走ることが可能です。
公道で利用可能なカートは、道路交通法においてミニカーにカテゴライズされるもの。総排気量50cc以下、もしくは定格出力0.6キロワットの乗り物のみがミニカーとして認められます。
そのため、電動キックボードと同じく公道を走るためにはナンバープレートは必須なうえ、軽自動車税の支払いが義務付けられるのです。
ただし、カートの扱いは少しだけ複雑であり、道路運送車両法の上では「4輪」の原動機付き自転車に分類され、道路交通法の上では普通自動車に分けられます。
そのため、シートベルト設置は義務化されたものの、ヘルメットの装着義務はありません。
また、原付なのに2段階右折を必要とせず、一般道で最高時速60キロまで出すことができるうえ、車検の必要もないのです。
そのため、シートベルト設置は義務化されたものの、ヘルメットの装着義務はありません。
また、原付なのに2段階右折を必要とせず、一般道で最高時速60キロまで出すことができるうえ、車検の必要もないのです。
電動キックボードやカートなどの乗りモノでも、公道を走るには絶対にナンバーが必要ですが、公道に出ず私有地だけで楽しみたいのなら、ナンバーの取得は必要はありません。
乗り物の楽しみ方は自由。
しかし公道に出るのなら、ナンバーが必要なことを覚えておくと良いでしょう。
※2021年6月現在
乗り物の楽しみ方は自由。
しかし公道に出るのなら、ナンバーが必要なことを覚えておくと良いでしょう。
※2021年6月現在