ホンダ 4代目フィットのリアシートは広くて快適、かつ利便性にも優れている！

ホンダ フィットは全長3,995〜4,090mm×全幅1,695〜1,725mm×全高1,515〜1,570mmというコンパクトな車体に、室内長1,955mm、室内幅1,445mm、室内高1,260mmという広々とした室内空間が広がっています。

フィットの室内は、どの席に座っても広々と感じられる室内空間を目指して作られています。そのため、フロントシート(前席)はもちろんリアシートにも十分なゆとりがあり、コンパクトカーとは思えないほどのんびりとくつろげます。

リアシートには厚みのあるパッドが使用されており、柔らかい座り心地を実現しています。それにより、長時間座っても疲れにくい仕様となっているのです。

さらに、フロントシート背部をカーブ状にへこませることで、リアシートでも足を組み替えやすくなっています。座面は角度の付いた設計となっているため、より深く腰掛けることが可能です。

ホンダ フィットは、リアシートにもゆとりのある空間が確保されていることがわかりました。続いて、リアシートの実用性に注目してみましょう。

フィットは4:6分割可倒式のリアシートを採用し、多彩なシートアレンジを可能としています。例えば、リアシートを前面に倒すことによってラゲッジルーム(荷室)を拡大できるのです。

通常時でもクーラーボックスなどの大きな荷物もラクラク積み込めるだけでなく、シートアレンジによりさらにラゲッジルームを拡大できるのです。

リアシートを前面に倒してラゲッジルームを拡大した際、床面はフラットな形状になるため、さまざまな形状の荷物を容易に積み込めます。

全高が1,515mm〜1,570mmとしっかりと確保されており、26インチの自転車であれば立てた状態で積載可能です。さらに、リアシートの座面を跳ね上げることもできるため、観葉植物のような高さのある荷物も積み込めるようになります。

また、フロントシートもシートアレンジが可能なので、フロントシートとリアシートのシートアレンジを組み合わせれば積み込める荷物の幅がさらに広がるでしょう。

ホンダ フィットのリアシートには、多彩な収納装備や利便性を高める純正オプションがあります。

まず、シートバックスマートフォンポケットや助手席シートバックポケット、ボトルホルダーなどの収納装備が多く備わっています。

シートバックスマートフォンポケットはフロントシート背面上部に備わっており、スマートフォンを1台収納できるほか、助手席背面中央にある助手席シートバックポケットにはファイルや雑誌などを余裕を持って収納可能です。

また、リアシートの純正オプションとして、アシストグリップや吊革グリップ、ペットシートマットなどが設定されています。

アシストグリップはフロントシートヘッドレスト、吊革グリップはリアグラブレールに取り付け可能で、どちらも立ち上がる際に役立つ補助装備です。

ペットシートマットは、ペットを乗せた際のシートの汚れを防ぎます。リアシート全体を覆うことができるので、大型のペットを乗せても汚れを気にする必要がありません。

この他にも、ペットシートプラスワンやペットシートサークルなど、ペットを飼っている方に嬉しいオプションが多数設定されています。

今回はホンダ フィットのリアシートの使い勝手についてご紹介しました。

コンパクトカーとは思えないほどゆとりのある空間が確保されているので快適に過ごせるほか、多彩なシートアレンジによりラゲッジルームの拡大が可能なので、大きな荷物を積み込む際にも大活躍間違いなしです。

ラゲッジルームに多くの荷物を積載したいという方はぜひ、購入を検討してみてください。

※2021年5月現在