三菱 2代目パジェロミニのインパネはシンプルでも機能が充実！

三菱 パジェロミニは1994年に発売されました。

初代パジェロミニの車体サイズは全長3,295mm×全幅1,395mm×全高1,680mmの軽自動車です。兄貴分である三菱 パジェロは全長4,605mm×全幅1,785mm×全高1,900mmの大型SUVでしたが、パジェロミニは、その車体サイズからも分かるように、小回りが利き街乗りにも適したので、女性ドライバーにも人気の1台でした。

その後、1998年にフルモデルチェンジされ、2代目パジェロミニが誕生します。改定された軽自動車規格に対応して、車体サイズが初代パジェロミニより大きくなったことが特徴です。全長3,395×全幅1,475mm×全高1,635mmと、全長と全高が大きくなったことにより、安全性能が高まったことが分かります。

初代パジェロミニは、エクステリア(外装)に兄貴分であるパジェロと同様にスペアタイヤをハッチバックに完備。丸いヘッドライトが愛くるしい雰囲気を漂わせていました。一方の2代目パジェロミニは、四角いヘッドライトに変更され、より洗練されたシャープな雰囲気が特徴的です。

パジェロミニは、エクステリアだけではなくインテリアも随所にこだわりが散りばめられています。ここからはパジェロミニのインテリア、特にインパネについて詳しく見ていきましょう。

それでは三菱 パジェロミニに乗り込んだことを想像してみましょう。

フロントシート(前席)に乗り込むと、まず目に飛び込んでくるのが、ハンドル前方にあるメーターパネルです。左側からエンジンの回転数を表示するタコメーター、速度を表示するスピードメーター、ガソリン残量を表示する燃料計のオーソドックスな作りとなっています。

次にインパネ中央部に注目してみましょう。エアコンの温度や風量を自由に調節できるアナログのツマミがあり、その上部にはカーナビやオーディオセットを埋め込むことが可能となっています。

パジェロミニは2021年5月現在、既に生産が終了しており、中古車市場でしか購入することができません。カーナビやオーディオセットは全ユーザーの好みで千差万別となっているので、好みの1台を探してみましょう。

その他、パジェロミニのインパネには助手席側にアッパーボックスとグローブボックスがあり、収納機能も取り揃えています。

三菱 パジェロミニのインパネは非常にシンプルな作りとなっています。エアコンの風向や風量調整を始めとして、ほとんどの操作をアナログで行なうため、直感的な操作が可能です。

ハンドル前方のメーターパネルはデジタル化される車が多いですが、パジェロミニはアナログメーターとなっています。エンジンの回転数やスピードを直感的に感じることができるのが嬉しいポイントといえるでしょう。

パジェロミニのインパネは、まさにシンプルイズベストです。アナログで行なう操作は使う人を選びませんし、豊富な収納機能は荷物が多くなりがちなアウトドアシーンで重宝される存在です。

2021年5月現在は中古車市場でしか、三菱 パジェロミニは購入することができません。アウトドアシーンの余暇で使用するユーザーが多く、オプション設定などもこだわっている中古車が多いのが特徴といえます。

アウトドアシーンで活躍するパジェロミニは、非日常を楽しむRV車です。せっかくであれば、カーナビ無しで自由気ままにアウトドアを楽しむことをおすすめします。

ぜひ中古車市場で自分に合う1台を探してみてください。

※ 2021年5月現在