日産 GT-Rのグレード(エディション)の違いは?ピュア・ブラック・プレミアム等の違いをプロが徹底解説
更新日:2024.09.09
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現在、日産 GT-Rに設定されているグレードは今回試乗したGT-R NISMOをはじめ、全5グレードとなっています。
GT-R NISMOを除くとパワートレインも同じで、標準装備やオプションパーツの設定によってグレードそれぞれのキャラクターが異なっているのが特徴です。
文・写真/萩原 文博
GT-R NISMOを除くとパワートレインも同じで、標準装備やオプションパーツの設定によってグレードそれぞれのキャラクターが異なっているのが特徴です。
文・写真/萩原 文博
GT-Rのエントリーグレード「ピュアエディション」は本体価格1,082万円
ボディサイズ:全長4,710mm×全幅1,895mm×全高1,370mm
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
エントリーモデルである「ピュアエディション」は装備が最も簡素となっています。
スーパーワイドビームヘッドランプやLEDハイパーデイライトといった安全装備は標準装備となっていますが、バックビューモニターはオプション設定。
8インチのワイドディスプレイを採用したニッサンコネクトナビゲーションシステムは標準装備されますが、オーディオはCD一体AM/FMラジオ(6スピーカー)とシンプル。
シートは、フロントシートはパールスエードコンビシートを標準装備していますが、ヒーター機能はオプションのセミアニリン本革シートを装着しなければなりません。
また、マフラーがステンレス製のデュアルエキゾーストを採用しているのもこのピュアエディションだけとなっています。
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
エントリーモデルである「ピュアエディション」は装備が最も簡素となっています。
スーパーワイドビームヘッドランプやLEDハイパーデイライトといった安全装備は標準装備となっていますが、バックビューモニターはオプション設定。
8インチのワイドディスプレイを採用したニッサンコネクトナビゲーションシステムは標準装備されますが、オーディオはCD一体AM/FMラジオ(6スピーカー)とシンプル。
シートは、フロントシートはパールスエードコンビシートを標準装備していますが、ヒーター機能はオプションのセミアニリン本革シートを装着しなければなりません。
また、マフラーがステンレス製のデュアルエキゾーストを採用しているのもこのピュアエディションだけとなっています。
快適装備が充実し走りに拘ったグレード「ブラックエディション」は本体価格1,277万円
ボディサイズ:全長4,710mm×全幅1,895mm×全高1,370mm
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
ピュアエディションではオプションだったバックビューモニターが標準装備となり、アクティブ・ノイズ・コントロール、アクティブサウンドコントロール機能を備えたBOSEサウンドシステムも標準装備となります。
2020年モデルのアイコンでもあるフジツボ製マフラーやヒーター機能の付いた専用レカロ製フロントシートが標準装備となっています。
インテリアでは本革巻きステアリングやディンプル付本革巻きシフトノブにレッドステッチが施され、ドライバーのスポーツマインドをくすぐります。
また、ドライカーボン製リアスポイラーやドライカーボン製トランクリッドがオプションで選ぶことが可能です。
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
ピュアエディションではオプションだったバックビューモニターが標準装備となり、アクティブ・ノイズ・コントロール、アクティブサウンドコントロール機能を備えたBOSEサウンドシステムも標準装備となります。
2020年モデルのアイコンでもあるフジツボ製マフラーやヒーター機能の付いた専用レカロ製フロントシートが標準装備となっています。
インテリアでは本革巻きステアリングやディンプル付本革巻きシフトノブにレッドステッチが施され、ドライバーのスポーツマインドをくすぐります。
また、ドライカーボン製リアスポイラーやドライカーボン製トランクリッドがオプションで選ぶことが可能です。
GT-Rの売れ筋グレード「プレミアムエディション」は本体価格1,232万円
ボディサイズ:全長4,710mm×全幅1,895mm×全高1,370mm
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
ブラックエディションがスポーツを追求したグレードならば、このプレミアムエディションはラグジュアリーを追求したグレードと言えるでしょう。
プレミアムエディションの特徴は、アンバーレッド、ライトグレー、タン、アーバンブラックという4色が設定されたファッショナブルインテリア+ナッパレザーインストルメントパネルがオプションで設定されていることです。
このファッショナブルインテリアを選択すると、本革巻きステアリングやディンプル付き本革巻きシフトノブもインテリアと同色となり、ボディカラーとインテリアカラーのコーディネイトによってオンリーワンのGT-Rに仕立てることができます。
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
ブラックエディションがスポーツを追求したグレードならば、このプレミアムエディションはラグジュアリーを追求したグレードと言えるでしょう。
プレミアムエディションの特徴は、アンバーレッド、ライトグレー、タン、アーバンブラックという4色が設定されたファッショナブルインテリア+ナッパレザーインストルメントパネルがオプションで設定されていることです。
このファッショナブルインテリアを選択すると、本革巻きステアリングやディンプル付き本革巻きシフトノブもインテリアと同色となり、ボディカラーとインテリアカラーのコーディネイトによってオンリーワンのGT-Rに仕立てることができます。
NISMOがレーシングテクノロジーを投入した「トラックエディション エンジニアードバイNISMO」は本体価格1,463万円
ボディサイズ:全長4,710mm×全幅1,895mm×全高1,370mm
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
標準車のフォルムのGT-RにGT-R NISMOの足回りとボディ剛性を癒合したグレードです。2020年モデルでは新開発のハイグリップタイヤ+専用レイズ製アルミ鍛造ホイールを装着しています。
基本的な装備はブラックエディションと同じですが、専用拡張フロントフェンダーや専用拡張フロントプロテクターを標準装備。
オプション装備として、アルカンターラ巻ステアリングやブラック/レッドの専用ディンプル付き本革巻きシフトノブ、専用カーボン製ルーフ、専用カーボンセラミックブレーキが用意されています。
またブラックエディションと同様にドライカーボン製のリアスポイラーやトランクリッドもオプションで用意されています。
ホイールはNISMOレーシングブラックに塗装された専用のレイズ製アルミ鍛造20インチホイールを装着し、タイヤも専用のダンロップSPスポーツMAXX GT 600DSST CTTを装着しているのが特徴です。
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:570ps/6,800rpm
最大トルク:637Nm/3,300~5,800pm
標準車のフォルムのGT-RにGT-R NISMOの足回りとボディ剛性を癒合したグレードです。2020年モデルでは新開発のハイグリップタイヤ+専用レイズ製アルミ鍛造ホイールを装着しています。
基本的な装備はブラックエディションと同じですが、専用拡張フロントフェンダーや専用拡張フロントプロテクターを標準装備。
オプション装備として、アルカンターラ巻ステアリングやブラック/レッドの専用ディンプル付き本革巻きシフトノブ、専用カーボン製ルーフ、専用カーボンセラミックブレーキが用意されています。
またブラックエディションと同様にドライカーボン製のリアスポイラーやトランクリッドもオプションで用意されています。
ホイールはNISMOレーシングブラックに塗装された専用のレイズ製アルミ鍛造20インチホイールを装着し、タイヤも専用のダンロップSPスポーツMAXX GT 600DSST CTTを装着しているのが特徴です。
世界に誇る日産 GT-Rのフラッグシップモデル「GT-R NISMO」は本体価格2,420万円
ボディサイズ:全長4,690mm×全幅1,895mm×全高1,370mm
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:600ps/6,800rpm
最大トルク:652Nm/3,300~5,800pm
ボディ補強に加えて、エンジンフードをはじめ、フロントフェンダー、前後バンパー、トランクリッド、ルーフなどに専用のカーボンパーツを採用。
また、専用タービンやコンピューターを採用することで、最高出力は600psまで向上しています。
シートは専用のレカロ製カーボンバックバケットシートを標準装備し、アルカンターラをルーフトリムをはじめ、前席サンバイザーに採用するなどこだわりのインテリアとなっています。
見える部分はもちろん、フロント・センター・リアと3分割されたアンダーカバーを標準装備するなど見えない部分にも拘っています。
エンジン種類:3,799cc V型6気筒DOHCツインターボ
最高出力:600ps/6,800rpm
最大トルク:652Nm/3,300~5,800pm
ボディ補強に加えて、エンジンフードをはじめ、フロントフェンダー、前後バンパー、トランクリッド、ルーフなどに専用のカーボンパーツを採用。
また、専用タービンやコンピューターを採用することで、最高出力は600psまで向上しています。
シートは専用のレカロ製カーボンバックバケットシートを標準装備し、アルカンターラをルーフトリムをはじめ、前席サンバイザーに採用するなどこだわりのインテリアとなっています。
見える部分はもちろん、フロント・センター・リアと3分割されたアンダーカバーを標準装備するなど見えない部分にも拘っています。
エントリーグレードである「ピュアエディション」とフラッグシップモデルである「GT-R NISMO」の価格差は、なんと2倍以上。
一見すると非常に高価に感じるかもしれませんが、ワークスブランドであるNISMOがレースシーンで培った英知を惜しみなく投入し、まさに究極のロードゴーイングカーに仕立て上げたのが「GT-R NISMO」です。
その驚異的なスペックや贅沢なパーツを見れば、値段相応の価値があることに納得するでしょう。
一見すると非常に高価に感じるかもしれませんが、ワークスブランドであるNISMOがレースシーンで培った英知を惜しみなく投入し、まさに究極のロードゴーイングカーに仕立て上げたのが「GT-R NISMO」です。
その驚異的なスペックや贅沢なパーツを見れば、値段相応の価値があることに納得するでしょう。