内装にリサイクル可能な素材を使用?!三菱 2代目パジェロミニ(H53A/H58A型)の長所をご紹介

三菱 2代目パジェロミニは抜群の環境性能を誇っています。

2代目パジェロミニには軽自動車としては世界で初めてリーンバーンMVVエンジンを搭載しています。それにより、初代パジェロミニに比べて車格が大きくなったにもかかわらず、約10%低燃費でCO2の排出量を抑えることに成功しています。

リーンバーンMVVエンジンは混合気形成・燃焼制御技術を応用することで安定した希薄燃焼を実現したコストパフォーマンスに優れたエンジンとなっています。

また、エンジン以外でも環境に配慮しており、天井の内張り素材やカーペット、エアクリーナーケースなどに産業リサイクル材を利用しています。

この他にもバンパーやインテリア(内装)のトリム類、ドアハンドルなどにリサイクル可能な樹脂原着材の採用拡大を図るなど、三菱の企業スローガンであるいいものながくを具現化した1台となっています。

三菱 2代目パジェロミニは安全性も抜群です。

ボディには三菱独自の衝突安全強化ボディRISEが採用されています。RISEは高エネルギー吸収フロント・リア構造と高剛性キャビン構造により、50km/h前面・側面衝突乗員保護、後面衝突時の燃料漏れ防止を可能としています。

もちろん、斜突・ポール衝突などをはじめとした、全方位での衝突安全性の確保や、安全情報公開試験の55km/h前面衝突や欧州基準の56km/hオフセット衝突にも対応しています。

また、運転席は高めのアイポイントや広いガラスエリア、大型ドアミラーなどにより優れた視界を確保しています。これは、ドライバーが周辺情報の確認ができ、運転しやすい状況を作ることが安全運転で最も重要だという三菱の考え方によるものです。

さらに、ブレーキにはブレーキアシスト付ABSが標準装備されています。ブレーキアシスト付ABSは急制動時に車輪のロックを抑えるとともに安定した制動性能を発揮し、危険回避能力を高めます。

この他にも、万一の際に乗員への衝撃を緩和するSRSエアバッグやチャイルドシート固定機構付シートベルト、挟み込み防止のセーフティ機構を備えたパワーウィンドウなども備わっています。

2代目パジェロミニは2012年6月に販売が終了しており、現在のクルマのような先進安全機能は備わっていませんが、クルマの素性としての安全機能は十分に充実しています。

三菱 2代目パジェロミニは上述したように、2012年6月に販売が終了したクルマです。

そのため、購入する際には中古車を買うしかありませんが、新車を買うのに比べ安価での購入が可能です。

2代目パジェロミニの中古車市場での現在の平均価格は40.6万円です。

新車での購入価格が「XR」が124万1,000円、「ZR」が133万5,000~139万8,000円、「VR」が144万4,000~150万3,000円であることを考えれば、非常にお買い得だと言えるでしょう。

しかし、中古車しかないということは購入の際に、好みのボディカラーやグレード、オプションなどを選択することができません。そのため新車の購入と違い、自分に合った1台に出会うまで時間がかかるかもしれません。

ですが、購入価格が安い分その浮いたお金で自由にカスタマイズできます。好みの1台に出会えなくとも、カスタマイズすることで理想を体現した1台へと変貌を遂げることも可能です。

その点も踏まえ、中古車しかないというのはメリットと言えそうです。

今回は三菱 2代目パジェロミニの長所についてご紹介しました。

2代目パジェロミニには抜群の環境性能、安全性能が備わっていることがわかりました。

また、現在では購入するには中古車しかないため、新車での購入に比べ安く購入できるのは嬉しいポイントです。

2代目パジェロミニは、まだまだ紹介できていない魅力がたくさん詰まったクルマです。

※2021年4月現在