ホンダ 初代N-VANの乗り心地はいかに？

ホンダ 初代N-VANの室内は、実用的でタフな機能美を重視しながら、ドライバーの乗り心地にこだわった快適空間を演出しています。

インテリア(内装)はキズや汚れへの強さを重視して細やかなデザインが施されているのが特徴です。

使い勝手の良い収納は梁を横方向に通すことによって、道具としての頑丈さを追及しています。室内のキズを目立ちにくくするために、凸凹がある形状と粗目の表面仕上げをインテリアの下側に採用しています。

長時間の運転でもつかれにくい運転席シートも見逃せません。座り心地にもこだわり、シートフレームは乗用車と同等サイズのものを採用しています。ドア側のアームレストだけでなく、運転席左側にも大型のアームレストを装備してドライバーの身体の負担を和らげます。

運転席シートの座面の右側は縫い目のない1枚生地を採用して、頻繁な乗り降りでも破れにくいデザインとなっています。また、車体の床を低くすることで、運転席シートの座面が低くなり、乗り降りが快適にできるように工夫されています。

オールシーズンを通じて快適に車内で過ごせるように、高い集塵性能フィルターを合わせもつフルオート・エアコンディショナーを全タイプに標準装備しています。

ホンダ 初代N-VANの力強さと低燃費を両立したエンジン、スムーズな静粛性を実現したトランスミッションにも注目です。

初代N-VANは、軽バンとして荷物を積載した状態でも燃費を押さえて力強く走行できるエンジンが搭載されています。

ターボ車を除く全タイプに搭載されているDOHCエンジンのスペックは最高出力39kW(53PS)/6,800rpm、最大トルク64Nm(6.5kgf・m)/4,800rpmとなっています。

より力強い走りを実現したDOHCターボエンジンのスペックは最高出力47kW(64PS)/6,000rpm、最大トルク104Nm(10.6kgf・m)/2,600rpmです。

トランスミッションはCVTと6速マニュアルトランスミッションの２つを用意しています。ともにホンダの軽バン初となる採用です。

初代N-VAN搭載のCVTは、最適な変速比を常に選択して、快適な運転状態をキープします。走行ノイズの原因となるエンジン回転数を自動的に低く押さえて、ストレスなくハンズフリー通話ができる静粛性を目指しています。

初代N-VAN搭載の6速マニュアルは、荷物を積載した際の駆動力とダイレクトな操作感とともに、高速走行時の静粛性を両立しています。

初代N-VANは使い勝手だけでなく、低燃費で力強い走りとスムーズな駆動性も合わせもつ軽バンと言えます。

ホンダ 初代N-VANは実用性や積載性だけでなく、予防安全性能にも力を入れています。先進の安全運転支援システムHonda SENSINGを全タイプに標準装備して予防安全対策にも抜かりがありません。

安全運転支援システムHonda SENSINGは多彩な機能で、事故の遭わない交通社会の実現を目指して、より快適で安心なドライブをサポートする予防安全機能です。

具体的には、車両や歩行者との衝突回避をサポートする衝突軽減ブレーキ(CMBS)や歩行者事故低減ステアリング、不注意な急発進を防止する誤発進抑制機能などの先進機能でドライバーを支援します。

初代N-VANは衝突安全性能にも力を入れています。ホンダ独自の安全技術G-CONを採用して、衝突時の衝撃を制御します。また、軽量かつ高強度の素材を各所に配置して衝突安全性能を確保しています。

ホンダ独自の技術運転席用＆助手席用i-SRSエアバッグシステムを採用して、内圧保持タイプのエアバッグを標準装備しています。さまざまな衝突状況を考慮して、エアバッグの衝撃低減と、乗員を保護する性能向上の両立を目指しています。

ホンダ 初代N-VANは、乗り心地を配慮した実用的で機能美あふれるインテリアと、スムーズで力強い走りが特徴の一台です。最新の安全性能技術が導入されている点も見逃せないポイントですね。

初代N-VANは、軽バンとしての実用性とドライバーの乗り心地を兼ね備えた１台と言えるでしょう。

※ 2021年3月現在