ホンダ 初代N-VAN(5BD-JJ1/5BD-JJ2型)の欠点は?

ホンダ 初代N-VAN

クラストップレベルの低燃費や、積載時にも変わらないスムーズな加速が魅力のホンダ 初代N-VAN(5BD-JJ1/5BD-JJ2型)。

先進の安全支援システムHonda SENSINGも備わっており、安全性も抜群です。

そんな初代N-VANにはどのような短所があるのでしょうか。

今回は、初代N-VANの欠点を紹介します。

Chapter
ホンダ 初代N-VANは燃料タンク容量が小さい?
ホンダ 初代N-VANのリアシートは座りにくい?
ホンダ 初代N-VANのインパネは作りがシンプル?

ホンダ 初代N-VANは燃料タンク容量が小さい?

ホンダ 初代N-VANの燃料タンク容量は、各グレードFFモデルであれば27L、4WDモデルであれば25Lです。この燃料タンク容量は、初代N-VANのライバル車と比較して小さいのでしょうか。

スズキ エブリイの燃料タンク容量は37L、ダイハツ ハイゼットカーゴの念慮タンク容量は40Lとなっています。初代N-VANの燃料タンク容量は、エブリイと比較すると10L、ハイゼットカーゴと比較すると13Lも小さいことがわかります。

ライバル車と比較してこれほど燃料タンク容量が小さいのは、給油回数が多くなるなど、多くの不安が出てくるでしょう。しかし、初代N-VANにはそのような心配は無用です。初代N-VANはクラストップレベルの低燃費を実現しており、燃料タンク容量の小ささを感じさせません。

初代N-VANの燃費は、WLTCモードで19.2km/L、JC08モードで23.8km/Lとなっています。初代N-VANは、仕事やプライベートで一緒に過ごす時間が長いクルマだからこそ、軽量化などにより低燃費にこだわって開発されています。

また、高効率なエンジンを採用することで低燃費なだけでなく、積載時や坂道でもスムーズな加速を実現しています。

ホンダ 初代N-VANのリアシートは座りにくい?

ホンダ 初代N-VANのリアシート(後席)は簡素な作りとなっており、座った際には快適性を感じられないでしょう。

リアシートの背もたれは垂直になっているだけでなく、リクライニング機能も付いていないため、長時間の乗車は身体への負担が大きくなります。「+STYLEFUN」、「+STYLEFUN・ターボ」にはヘッドレストが備わっていますが、「G」と「L」にはヘッドレストもありません。

「+STYLEFUN」、「+STYLEFUN・ターボ」は日常での利用も考えられたグレードですが、「G」と「L」は仕事で荷物を積載しての利用を想定して作られており、リアシートが快適とは言えないのは仕方のないことかもしれません。

座るのにはあまり適していない初代N-VANのリアシートですが、座面ごと足元へ収納可能な作りとなっており、積載時には大活躍します。

リアシートを足元へ収納することでラゲッジルーム(荷室)の床面と段差のないフラットなスペースが生まれます。

リアシートを収納すれば、ラゲッジルームには長さ380mm×幅310mm×高さ280mmの段ボール箱であれば71個、長さ447mm×幅364mm×高さ315mmのビールケースであれば40個も積み込めるほど、広々としたスペースが広がります。

リアシートは左右それぞれが分割した作りとなっており、積み込む荷物の量や大きさに合わせて自由にシートアレンジが可能となっています。

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ホンダ 初代N-VANのインパネは作りがシンプル?

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道