ホンダ 初代N-VAN(5BD-JJ1/5BD-JJ2型)の欠点は?

ホンダ 初代N-VAN

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クラストップレベルの低燃費や、積載時にも変わらないスムーズな加速が魅力のホンダ 初代N-VAN(5BD-JJ1/5BD-JJ2型)。

先進の安全支援システムHonda SENSINGも備わっており、安全性も抜群です。

そんな初代N-VANにはどのような短所があるのでしょうか。

今回は、初代N-VANの欠点を紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ホンダ 初代N-VANは燃料タンク容量が小さい?
ホンダ 初代N-VANのリアシートは座りにくい?
ホンダ 初代N-VANのインパネは作りがシンプル?

ホンダ 初代N-VANは燃料タンク容量が小さい?

ホンダ 初代N-VANの燃料タンク容量は、各グレードFFモデルであれば27L、4WDモデルであれば25Lです。この燃料タンク容量は、初代N-VANのライバル車と比較して小さいのでしょうか。

スズキ エブリイの燃料タンク容量は37L、ダイハツ ハイゼットカーゴの念慮タンク容量は40Lとなっています。初代N-VANの燃料タンク容量は、エブリイと比較すると10L、ハイゼットカーゴと比較すると13Lも小さいことがわかります。

ライバル車と比較してこれほど燃料タンク容量が小さいのは、給油回数が多くなるなど、多くの不安が出てくるでしょう。しかし、初代N-VANにはそのような心配は無用です。初代N-VANはクラストップレベルの低燃費を実現しており、燃料タンク容量の小ささを感じさせません。

初代N-VANの燃費は、WLTCモードで19.2km/L、JC08モードで23.8km/Lとなっています。初代N-VANは、仕事やプライベートで一緒に過ごす時間が長いクルマだからこそ、軽量化などにより低燃費にこだわって開発されています。

また、高効率なエンジンを採用することで低燃費なだけでなく、積載時や坂道でもスムーズな加速を実現しています。

ホンダ 初代N-VANのリアシートは座りにくい?

ホンダ 初代N-VANのリアシート(後席)は簡素な作りとなっており、座った際には快適性を感じられないでしょう。

リアシートの背もたれは垂直になっているだけでなく、リクライニング機能も付いていないため、長時間の乗車は身体への負担が大きくなります。「+STYLEFUN」、「+STYLEFUN・ターボ」にはヘッドレストが備わっていますが、「G」と「L」にはヘッドレストもありません。

「+STYLEFUN」、「+STYLEFUN・ターボ」は日常での利用も考えられたグレードですが、「G」と「L」は仕事で荷物を積載しての利用を想定して作られており、リアシートが快適とは言えないのは仕方のないことかもしれません。

座るのにはあまり適していない初代N-VANのリアシートですが、座面ごと足元へ収納可能な作りとなっており、積載時には大活躍します。

リアシートを足元へ収納することでラゲッジルーム(荷室)の床面と段差のないフラットなスペースが生まれます。

リアシートを収納すれば、ラゲッジルームには長さ380mm×幅310mm×高さ280mmの段ボール箱であれば71個、長さ447mm×幅364mm×高さ315mmのビールケースであれば40個も積み込めるほど、広々としたスペースが広がります。

リアシートは左右それぞれが分割した作りとなっており、積み込む荷物の量や大きさに合わせて自由にシートアレンジが可能となっています。

ホンダ 初代N-VANのインパネは作りがシンプル?

ホンダ 初代N-VANのインパネは作りがとてもシンプルなため、少し古く感じるかもしれません。インパネ中央にあるフルオート・エアコンディショナーは、最近の普通車と比べると少々時代を感じるデザインと言えそうです。

しかし、初代N-VANのフルオート・エアコンディショナーは、ボタンも大きく、各ボタンにはイラストが付いているため、視覚的にもわかりやすく非常に操作がしやすい設計となっています。

フィルターには高い集塵性能で車内の空気を清潔に保つPM2.5対応高性能集塵フィルターを採用しており安心です。

また、ナビゲーションは必要な機能に合わせて4種類のものから選択可能です。ナビゲーションにはオプションでバック駐車時に安心のリアカメラや、音声認識スイッチ、ハンズフリーテレホンスイッチなど、充実の機能が追加できます。

初代N-VANのインパネはデザインがとてもシンプルですが、その分わかりやすく、非常に使い勝手の良いものとなっています。
今回は、ホンダ 初代N-VANの欠点について紹介しました。

初代N-VANの燃料タンク容量はライバル車と比べると少し心許ないですが、その分クラストップレベルの低燃費で補われていることがわかりました。

また、インパネもとてもシンプルで、どんな方でも使いやすい設計となっていますし、Honda SENSINGなどの安全機能も備わっており、安全性も抜群です。

初代N-VANは老若男女問わず、使いやすい1台であると言えそうです。

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