6速MTも用意されたホンダ N-VANのエンジンや燃費、スペックなどを詳しく紹介【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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商用としても趣味車としてもたっぷり楽しく使えるN-VAN。基本的には積載性や使い勝手が気になるモデルですが、クルマとしての性能も気になるところ。
そこで今回は、N-VANの詳しいスペックを見ていきたいと思います。
文・写真/伊藤 梓
そこで今回は、N-VANの詳しいスペックを見ていきたいと思います。
文・写真/伊藤 梓
- Chapter
- 燃費は17.0~19.8km/L
- ターボ車はCVTのみ
- 注目は6MT
燃費は17.0~19.8km/L
N-VANに搭載されるのは、ホンダの軽自動車群である最新Nシリーズに搭載されるエンジンと同様の658cc直列3気筒エンジン「S07B」となります(2022年6月現在)。このエンジンは、軽自動車のエンジンの中でもロングストローク化されており、燃焼効率が向上しています。
「G」「L」「+STYLE FUN」は、自然吸気エンジンを搭載しており、最高出力/最大トルクは、53ps/64Nm。「+STYLE FUN・ターボ」は、その名の通りターボエンジンを搭載しているため、他のモデルよりも11ps/40Nm向上した64ps/104Nmとなります。
WLTCモードでの燃費は、自然吸気エンジンの2WDが19.2〜19.8km/L、4WDが17.4〜18.0km/L、ターボエンジンの2WDが17.0〜18.8km/Lとなります。当然ですが、もっとも燃費が良いのは、自然吸気エンジンの2WDモデルです。またトランスミッション別では、カタログ燃費は、CVTよりも6MTの方が良いようです。
「G」「L」「+STYLE FUN」は、自然吸気エンジンを搭載しており、最高出力/最大トルクは、53ps/64Nm。「+STYLE FUN・ターボ」は、その名の通りターボエンジンを搭載しているため、他のモデルよりも11ps/40Nm向上した64ps/104Nmとなります。
WLTCモードでの燃費は、自然吸気エンジンの2WDが19.2〜19.8km/L、4WDが17.4〜18.0km/L、ターボエンジンの2WDが17.0〜18.8km/Lとなります。当然ですが、もっとも燃費が良いのは、自然吸気エンジンの2WDモデルです。またトランスミッション別では、カタログ燃費は、CVTよりも6MTの方が良いようです。
ターボ車はCVTのみ
また、トランスミッションは、「+STYLE FUN・ターボ」はCVTのみとなりますが、それ以外のグレードは、CVTと6MTから選択することができます。近年では、MT車とAT車の価格が変わる傾向にありますが、N-VANでは、ATを選んでもMTを選んでもどちらも同じ本体価格になるところもポイントです。
搭載されるCVTは、CVTでありながらも走行シーンに合わせて変速比を変化させ、最適な状態を維持してくれます。また、静粛性にも配慮しており、自動でエンジンを低回転に抑えてくれるそうです。
搭載されるCVTは、CVTでありながらも走行シーンに合わせて変速比を変化させ、最適な状態を維持してくれます。また、静粛性にも配慮しており、自動でエンジンを低回転に抑えてくれるそうです。
注目は6MT
そして、さらにこのマニュアルトランスミッションは、商用の軽自動車にしては豪華とも言える、6MT!他メーカーの商用モデルを見ると、5MTが主流なので、さらにもう一段多段化しているのは、ホンダらしいとも言えますね。
高速道路などを走行する時には、5段だとどうしても回転数が上がりすぎて車内がうるさくなったり、燃費が悪化してしまうので、6MTモデルであれば遠出もより快適になりそうです。
実はこの6MTは、S660のトランスミッションをベースにしたもの。ただ、N-VANはインパネにシフトが生えていますし、シフトノブの形状も異なり、ギア比も変わっているので、正直「同じミッションです」と言われてもピンと来ないかもしれません。
高速道路などを走行する時には、5段だとどうしても回転数が上がりすぎて車内がうるさくなったり、燃費が悪化してしまうので、6MTモデルであれば遠出もより快適になりそうです。
実はこの6MTは、S660のトランスミッションをベースにしたもの。ただ、N-VANはインパネにシフトが生えていますし、シフトノブの形状も異なり、ギア比も変わっているので、正直「同じミッションです」と言われてもピンと来ないかもしれません。
ホンダにはNシリーズという軽自動車のカテゴリがあり、部品共有も上手くできていることもあって、N-VANのような商用車であっても、エンジンやミッションがきちんとしたものを搭載されてます。
N-VANは、これらによってより運転しやすくなっているので、軽商用車の新しい可能性を感じました。
N-VANは、これらによってより運転しやすくなっているので、軽商用車の新しい可能性を感じました。