フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルの後部座席の使い勝手はいかに?
更新日:2024.09.09
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今回は、フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートル(DBA-16CBZ/ABA-16CZD/ABA-16CPL型)のリヤシート(後席)に焦点を当てます。
初代ザ・ビートルは、かつて「ビートル」の愛称で世界的人気を誇ったフォルクスワーゲン タイプ1の流れをくむモデルとして、2012年から発売されています。その名のとおりカブトムシを思わせるエクステリア(外装)が大きな特徴ですが、リヤシートについて語られる機会は多くありません。
初代ザ・ビートルのリヤシートの使い勝手や快適性などの面から掘り下げることで、その特徴をチェックしていきましょう。
初代ザ・ビートルは、かつて「ビートル」の愛称で世界的人気を誇ったフォルクスワーゲン タイプ1の流れをくむモデルとして、2012年から発売されています。その名のとおりカブトムシを思わせるエクステリア(外装)が大きな特徴ですが、リヤシートについて語られる機会は多くありません。
初代ザ・ビートルのリヤシートの使い勝手や快適性などの面から掘り下げることで、その特徴をチェックしていきましょう。
フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルってどんなクルマ?概要やグレード展開を紹介!
その名を知らない人はいないというくらい、ビートルの車名は世界中に知れ渡っていますが、その名を冠するフォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルについて、簡単にご紹介します。
初代ザ・ビートルのルーツは戦前にまで遡り、「タイプ1」という正式名称よりも「ビートル」という愛称の方がよく知られているモデルに端を発します。
文字通りカブトムシのような愛嬌のあるスタイルは、世界中の人から愛されました。生産終了後も復活を望む声が強く、ビートルをオマージュしたニュービートルが1998年に誕生しました。その後継車にあたるのが、2012年に登場した初代ザ・ビートルです。
初代ザ・ビートルは、ビートルを彷彿とするデザインが最大の特徴で、カブトムシのようなスタイルからは「ビートルの系譜を継ぐ」という高いアイデンティティが感じられます。
タイプ1は当時一般的だった空冷エンジンをリヤにレイアウトしていましたが、初代ザ・ビートルのエンジンはフロントに置かれ、多くの車種で採用されるFF(前輪駆動)が採用されています。
初代ザ・ビートルのルーツは戦前にまで遡り、「タイプ1」という正式名称よりも「ビートル」という愛称の方がよく知られているモデルに端を発します。
文字通りカブトムシのような愛嬌のあるスタイルは、世界中の人から愛されました。生産終了後も復活を望む声が強く、ビートルをオマージュしたニュービートルが1998年に誕生しました。その後継車にあたるのが、2012年に登場した初代ザ・ビートルです。
初代ザ・ビートルは、ビートルを彷彿とするデザインが最大の特徴で、カブトムシのようなスタイルからは「ビートルの系譜を継ぐ」という高いアイデンティティが感じられます。
タイプ1は当時一般的だった空冷エンジンをリヤにレイアウトしていましたが、初代ザ・ビートルのエンジンはフロントに置かれ、多くの車種で採用されるFF(前輪駆動)が採用されています。
フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルの後部座席の特徴とは?
フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルは、かつての「ビートル」とよばれたタイプ1を連想させるスタイリングを最大の特徴としていますが、ボディ後部がラウンドしているため、リヤシートの乗員は頭上スペースを窮屈に感じるかもしれません。
初代ザ・ビートルを2ドアクーペと考えれば、その中では比較的良好なスペースが確保されているといえますが、リヤシートの広さや使いやすさを特徴とするSUVやミニバンと比べるのは酷な話です。
初代ザ・ビートルのサイズは、全長4,285mm×全幅1,815-1,825mm×全高1,495mm、ホイールベース2,535mmというもので、若干全幅が広い点以外はごく一般的なスペックです。
ベーシックなグレードのシートにはファブリック素材が用いられていましたが、「Rラインマイスター」と「2.0Rラインマイスター」にはレザーシートが標準装備されます。リヤシートの広さに影響する要素ではありませんが、質感の高さが日々のドライブを豊かに彩るとともに、乗員の満足度を上げることにもつながります。
初代ザ・ビートルを2ドアクーペと考えれば、その中では比較的良好なスペースが確保されているといえますが、リヤシートの広さや使いやすさを特徴とするSUVやミニバンと比べるのは酷な話です。
初代ザ・ビートルのサイズは、全長4,285mm×全幅1,815-1,825mm×全高1,495mm、ホイールベース2,535mmというもので、若干全幅が広い点以外はごく一般的なスペックです。
ベーシックなグレードのシートにはファブリック素材が用いられていましたが、「Rラインマイスター」と「2.0Rラインマイスター」にはレザーシートが標準装備されます。リヤシートの広さに影響する要素ではありませんが、質感の高さが日々のドライブを豊かに彩るとともに、乗員の満足度を上げることにもつながります。
フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルの後部座席がもつ調整機能や座り心地
次に、フォルクスワーゲン 初代ザ・ビートルのリヤシートの座り心地や調整機能を見ていきます。
初代ザ・ビートルのフロントシート(前席)は、座面の高さやランバーサポートなどを調整することができますが、リヤシートにはスライドやリクライニングなどの調整機能が一切つきません。ラゲッジルーム(荷室)を拡大するため、分割可倒式のシートアレンジ機能があるだけです。
センターアームレストもフロントにしか装備されず、リヤシートには一般的な快適機能が皆無です。乗り心地を高めるため特別なシート構造になっている、というわけでもありません。したがって初代ザ・ビートルのリヤシート自体には快適性が期待できず、リヤの乗員は現状で妥協するしかないともいえます。
むしろカラフルなダッシュパッドや、それがもたらす高いデザイン性を特徴とするインテリアに目を向けた方が、乗車する時間を快適に過ごせます。カタログスペックだけでは測れないのが、初代ザ・ビートルのリヤシートといえるでしょう。
初代ザ・ビートルのフロントシート(前席)は、座面の高さやランバーサポートなどを調整することができますが、リヤシートにはスライドやリクライニングなどの調整機能が一切つきません。ラゲッジルーム(荷室)を拡大するため、分割可倒式のシートアレンジ機能があるだけです。
センターアームレストもフロントにしか装備されず、リヤシートには一般的な快適機能が皆無です。乗り心地を高めるため特別なシート構造になっている、というわけでもありません。したがって初代ザ・ビートルのリヤシート自体には快適性が期待できず、リヤの乗員は現状で妥協するしかないともいえます。
むしろカラフルなダッシュパッドや、それがもたらす高いデザイン性を特徴とするインテリアに目を向けた方が、乗車する時間を快適に過ごせます。カタログスペックだけでは測れないのが、初代ザ・ビートルのリヤシートといえるでしょう。
初代ザ・ビートルはタイプ1という正式名称をもつかつてのビートルから、リヤシート周りの空間やスペースは格段に改善されています。半世紀以上世代が異なるので当然のことではありますが、他の乗用車と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
それでも、数値で表す長さや広さ・また構造など目に見えるものだけでは語れないのが、初代ザ・ビートルのリヤシートです。楽しさが弾むインテリアや質感の高いシート素材など、プラスの要素に目を向けたいところです。
※ 2021年3月現在
それでも、数値で表す長さや広さ・また構造など目に見えるものだけでは語れないのが、初代ザ・ビートルのリヤシートです。楽しさが弾むインテリアや質感の高いシート素材など、プラスの要素に目を向けたいところです。
※ 2021年3月現在