ダイハツ 10代目ハイゼット トラックの収納機能は利便性が抜群！

まずはダイハツ ハイゼット トラックの歴史を振り返ります。ダイハツ 初代ハイゼット トラックは1960年に誕生。ダイハツ工業として軽四輪自動車として注目され、斬新なスタイルで人気を集めました。

源流は1957年に発売された三輪トラックであるダイハツ ミゼットです。両車ともに高度経済成長期だった日本の配送業を支える存在だったといえるでしょう。

1964年には2代目ハイゼット トラックが誕生します。フロントエンジンのキャブトラックで、現行車種の流れが始まります。その後も時代の流れや軽自動車の規格に合わせてモデルチェンジを重ねたダイハツ ハイゼット トラック。

2014年に現行モデルであるダイハツ 10代目ハイゼット トラックが発売されます。そして2020年11月、初代ハイゼット トラックが生まれて60周年を迎えました。常に軽トラック業界を牽引してきたのが、ダイハツ ハイゼット トラックです。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックは農業や漁業などで使われることが多いと想定されています。伝票の作成や電話のメモなど、車内でも作業することが多いと考え、収納機能が豊富に用意されています。

まずはインパネ部分に注目してみましょう。運転席の左右にはポケットがあり、財布やタバコなどの小物を収納するのにちょうど良いサイズ感です。インパネ中央部にはセンタートレイが完備されており、電卓や伝票などを置きやすい設計になっています。

助手席側に目を移すと、助手席トレイとインパネアッパーポケット、大型グローブボックスが配置されています。グローブボックス上部にはショッピングフックもあり、袋を引っかけておくことが可能です。

次にインパネ下部に目を移してみましょう。コンソールコイントレイがあり、小銭を置いておくことが可能です。その前方には大型インパネロアポケットが配置されています。パーテーションが取りつけらており、カードやペン立てとして使用することができるのが嬉しいポイントです。

パーテーションの左側は四角い形をしており、1Lの紙パックを置くことができます。水分補給をこまめにする作業者に配慮しているといえるでしょう。このパーテーションは取り外すことが可能で、取り外せば大型のポケットとして色々なものを置くことができます。

その他にも運転席右側にドリンクホルダー、ドアにはドアポケットも設けられており、収納機能はありとあらゆる場所に散りばめられていることが10代目ハイゼット トラックの特徴です。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックにはいくつかのグレードが存在します。「スタンダード」でも、前述した通り豊富な収納機能がありますが、さらに上をいくのが「ジャンボ」です。

10代目ハイゼット トラックの「ジャンボ」は車内空間の心地よさを追求した1台です。運転席や助手席をリクライニングすることもできる、長さ175mmのシートバックスペースが存在することが最大の特徴といえます。

このシートバックスペースは収納機能としても使うことができます。カバンや工具箱などを収納することが可能です。10代目ハイゼット トラックは収納機能が豊富にあるだけではなく、使用する人のことをしっかりと考えて作り込まれています。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックの収納機能について確認してきました。軽トラックですので、乗用車とは異なる視点で収納機能が作られていることが分かります。農業や漁業で使われることが想定されており、車内で様々な作業や休憩がしやすいように設計されているといえるでしょう。

これから軽トラックを検討される方は、ぜひ10代目ハイゼット トラックを候補に入れてみてはいかがでしょうか？

※ 2021年3月現在