ポルシェ 初代 マカンの荷室(ラゲッジスペース)の広さはどれぐらい？

ポルシェ 初代マカンは2014年に発売された高級SUV車で、インドネシア語でトラを意味する初代マカンの名の通りスピード感や加速力が魅力的なクルマです。

初代マカンには「マカン」「S」「GTS」「ターボ」の4つのグレードがあり、それぞれで排気量や最高出力などの性能に違いがあります。

グレードが上がるごとに排気量や最高速度がアップしていきますが、エントリーモデルでも充分な安全性能が搭載されているので、走行性能も他のSUVと比べるとこれ以上ないくらいの能力を持ち合わせているクルマと言えます。

そしてどのグレードでも初代マカンは走りを楽しむという本質を忘れないために、フロントシート(前席)は高めのポジションでスポーツ性を追求した造りになっており、インパネに配置されたスイッチは操作しやすいように立体的になっています。

まずは、ポルシェ 初代マカンの基本情報から見ていきましょう。

車格としては、全長4,695mm×全幅1,925mm×全高1,625mmとなっており、ポルシェのもう1つの代表的な車種カイエンの全長4,920mm×全幅1,985mm×全高1,695mmに比べると少し小さめのサイズです。

ラゲッジルーム(荷室)の積載量は500Lとなっており、一般的なゴルフバッグが約2つ入る程度の大きさなので、旅行や買い物などのシーンでも不便なく利用することができ、開口部も広いので、荷物を手軽に積載することができます。

また、初代マカンのラゲッジルームはリヤシート(後席)と繋げることで容量を拡大することができます。

初代マカンのリヤシートは分割可倒式シートになっており、4:2:4でシートを前面に倒すことが可能です。リヤシートを倒すことでラゲッジルームを拡大することができ、ラゲッジルームの容量はリヤシートを倒さない場合は500Lですが、シートを全て倒した場合は1,500Lにまで拡張されるので、ますます様々なシーンで活用することができます。

ただ、リヤシートはリクライニングすることはできないので、多くの荷物を載せたい場合は必ずリヤシートを前面に倒すしかありません。

それでもリヤシートを全て倒した場合、旅行やゴルフなどの際の大きな荷物でも余裕をもって載せることができるのでとても使い勝手がいいです。さらに、リヤシートの真ん中のアームレスト部分だけを倒すことで、リヤシートに2人乗りながら釣竿やスノーボードの板など長くてかさばる物でも簡単に積載することが可能です。

また、ラゲッジルームには調節式のバーが付いており載せた荷物が倒れたりしないように固定することができるので、大きな荷物でも安心して荷物を載せることができます。

ポルシェ 初代マカンのラゲッジルームは旅行やゴルフ、買い物など様々なシーンで利用できるファミリーユースにもうれしい仕様になっていることがわかりました。

そして初代マカンのラゲッジルームはオプション装備により、ますます使い勝手がよくなります。

ラゲッジルームのハイサイドに取り付け可能なカーゴライナーは積載時にクルマへの汚れや傷つきを防ぐことができ、小物などの荷物のを収納する際に便利な折り畳み式のラゲッジコンパートメントボックスやラゲッジコンパートメントパーテンションでリヤシートとラゲッジルームを完全に仕切ることも可能です。

そして荷物の仕分けや個別での持ち運びに便利なレザーラゲッジセットなどもあり、オプションで自分好みの便利なラゲッジルームにカスタマイズすることが可能になっています。

ポルシェ 初代マカンはスポーツカーならではの最高速度や加速力を実現するとともに、旅行や買い物やゴルフなどのファミリーユースにもうれしい収納力をもつラゲッジルームが搭載されたクルマということがわかりました。

そしてオプションで自分好みにカスタマイズできるのもクルマ好きの心をくすぐるのではないでしょうか。初代マカンは今回紹介した点以外にもまだまだ魅力的な点があるので、気になった方はぜひ一度お近くのポルシェ販売店へ足を運んでみてください。

※ 2021年2月現在