ポルシェ 初代マカンの欠点(デメリット)は？

ポルシェ 初代マカンには、13種類のボディカラーが設定されており、豊富なカラーの中から好みに合ったものを選択できます。さらに、ホイールとインテリア(内装)デザインはそれぞれ14種類ずつ設定されており、その中から自由な組み合わせができることが魅力の1つでもあります。

しかし、その組み合わせは2,500通り以上にも及び、購入時には頭を悩ませることでしょう。ホイールは購入後でも変更可能ですが、ホイールを除いたボディカラーとインテリアデザインだけでも182通りもの組み合わせがあります。

ボディカラーとインテリアデザインは購入後には変更できないため、購入時の選択は今後のカーライフを左右する非常に重要な決断となります。

これだけの組み合わせがあれば頭を悩ませますが、それだけ自分の好みに忠実な組み合わせを見つけ出せる上、他のユーザーのマカンとも被ることがありません。

他のクルマであれば、ボディカラーやインテリアの選択肢はもっと少なく、少し好みとズレた選択をしなければならないことも少なくないでしょう。

2,500通り上もの組み合わせのある初代マカンであれば、確実に好みに合った組み合わせを見つけ出せ、他のユーザーとも被ることがないため、組み合わせが豊富すぎて頭を悩ませるというのは、贅沢な悩みと言えそうです。

ポルシェ 初代マカンは価格設定が、一般的な国産車と比べ高めに設定されており、購入するのは少々ハードルが高いと言えます。

ベースグレードであるマカンでも車体価格は737万円、マカンSが901万円、マカンGTSが1062万円、マカン ターボが1252万円となっており、グレードによっては車体価格のみで1000万円を超えてきます。

さらに、購入時にはオプションなども選択するため、購入時の総支払額は車体価格よりも高くなります。

初代マカンはボディカラー、ホイール、インテリアを豊富な種類から選択できると上述しましたが、これらはほとんどが有料オプションとなっており、一番高価なものであればボディカラーが39万5,000円、ホイールが79万1,000円、インテリアが73万3,000円となっており、これらを組み合わせれば、ベースグレードのマカンでも1000万円を超えてきます。

しかし、初代マカンにはその価格に見合うだけのラグジュアリーで便利な装備、最新鋭の安全装備が備わっており、実際に体感すれば、その価格設定を割高に感じることはないでしょう。

ポルシェ 初代マカンのラゲッジルームは通常時で488L、4:2:4分割可倒式のロアシートをシートアレンジすれば、ラゲッジルーム容量は最大1,503Lまで拡大可能です。

普段使いするには十分なラゲッジルーム容量が確保されていますが、兄弟車のポルシェ カイエンと比較するとラゲッジルーム容量は少なくなっています。カイエンのラゲッジルーム容量は通常時で745L、リアシート(後席)を倒せば最大1,680Lもの大容量になります。

通常時で約260L差あるというのは大きいですが、初代マカンとカイエンの車格差を考慮すれば仕方がないと言えそうです。

初代マカンの車格は全長4,695mm×全幅1,925mm×全高1,624mm、カイエンは全長4,920mm×全幅1,985mm×全高1,695mmとなっています。この2台は全長が225mm、全幅が60mm、全高が71mmの差があるため、その差を考えれば初代マカンのラゲッジルームは十分な容量が確保されていると言えそうです。

今回はポルシェ 初代マカンの欠点について紹介しました。

初代マカンに設定されている豊富なボディカラーやインテリアは、その組み合わせに頭を悩ませますが、それだけ多くの組み合わせがあるというのは長所であるとも言えます。

また、価格設定も一般的なクルマと比較すると高く感じますが、ブランド価値や装備を考えれば適正な価格と言えるでしょう。

※ 2021年2月現在