アウディ 2代目A3 スポーツバック(DBA-8VCXS/ABA-8VCZPF型)のラゲッジルームの広さはどれくらい?

アウディ 2代目A3 スポーツバック

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今回は、アウディ 2代目A3 スポーツバック(DBA-8VCXS/ABA-8VCZPF型)のラゲッジルーム(荷室)について、その広さやその使い勝手を紹介します。

2代目A3 スポーツバックは、5ドアハッチバックとステーションワゴンのいいとこ取りともいえるスタイルが大きな特徴で、スタイリッシュな外観と高い実用性が自慢です。

そのためフル乗車の状態でもラゲッジルームの容量は十分ですが、シートアレンジの機能も使いこなすことで、荷物の積載がいっそう便利に行えます。ラゲッジルームの広さやそのスペースの有効な活用方法などを、具体的に掘り下げていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
アウディ 2代目A3 スポーツバックとはどんなクルマなのか
アウディ 2代目A3 スポーツバックのラゲッジルームはどのくらいの容量があるの?
アウディ 2代目A3 スポーツバックがもつラゲッジルームの使い勝手
アウディ 2代目A3 スポーツバックのシートアレンジによるラゲッジルームの拡大!

アウディ 2代目A3 スポーツバックとはどんなクルマなのか

アウディ 2代目A3 スポーツバックのラゲッジルームについて触れる前に、モデル自体の成り立ちや特徴を簡単に説明します。

アウディのコンパクトカーとして1996年に登場したのがA3です。5ドアハッチバックは初代から設定されていましたが、2003年からの2代目A5の5ドアに「スポーツバック」という名が付けられました。2021年2月時点国内では、2013年から2代目モデルが販売されています。

2代目A3 スポーツバックのボディサイズは、全長4,325mm×全幅1,785mm×全高1,435〜1,450mmという扱いやすいもので。日本の狭い道路でも不自由なく乗りこなすことができます。

2代目A3 スポーツバックには、グレードや年式により異なる1.4L~2.0Lのターボエンジンが搭載されています。これは近年主流のダウンサイジングターボといわれるもので、豊かなトルクによる運転のしやすさと高い燃費性能を両立させているのが特徴です。

アウディ 2代目A3 スポーツバックのラゲッジルームはどのくらいの容量があるの?

アウディ 2代目A3 スポーツバックはリヤの開口部が655mmと、近年主流のSUVほど高くありません。SUVでも使い勝手を高める工夫がなされていますが、荷物の積み下ろしのしやすさは2代目A3 スポーツバックに一日の長があります。

ラゲッジルームの容量は、通常でも380Lと一般的なハッチバックよりも大きなものですが、後述するシートアレンジを使いこなせば、最大1,220Lという大容量の空間が広がります。

ハッチバックならではのスタイリッシュなデザインの中にステーションワゴンのような利便性が追求されています。

アウディ 2代目A3 スポーツバックがもつラゲッジルームの使い勝手

アウディ 2代目A3 スポーツバックは、ハッチバック車としてユーティリティの高さを特徴としており、その利便性はラゲッジルームにもみられます。

リヤハッチの開口部は679mmという高さで、荷物の出し入れも楽に行えます。ラゲッジルーム長778mm×ラゲッジルーム幅1,000mmというサイズは、ハッチバックの合理性とステーションワゴンの使い勝手を両立させるとともに、美しい外観にもつながっています。

また2代目A3 スポーツバックは、高級コンパクトカーという側面も持ち合わせています。そのラゲッジルームにもアウディの哲学は現れており、乗員があまり目にしないスペースだからといってつくりに妥協はありません。

さらにリヤシート(後席)をアレンジすることで、ラゲッジルームをより便利に使うこともできます。乗車人数にあわせ積載量を増やせるので、ちょっとした買い物やドライブ・近居値のレジャーなどにも十分対応できます。

アウディ 2代目A3 スポーツバックのシートアレンジによるラゲッジルームの拡大!

アウディ 2代目A3 スポーツバックは、通常のハッチバック以上の容量をもつラゲッジルームと、ステーションワゴンのような使いやすさが両立されたモデルです。他のハッチバック車やワゴン車と同様、シートアレンジによるラゲッジルームの拡大ができます。

アレンジ内容はリヤシートを倒すだけというシンプルなものですが、40:60の分割可倒式を採用しています。リヤシートに1人~2人しか乗車しない場合は、必要に応じ倒すシートを変えることで、乗車人数と荷物積載量の両方を確保できるのです。

もちろん前席にしか乗車しない場合はリヤシート全体を倒すことが可能で、その場合はラゲッジルーム容量が1,220Lまで拡大します。2代目A3 スポーツバックは高級コンパクトカーとして、このような使い方はあまり想定されていないかもしれません。それでも、いざというときに広いラゲッジルームを使えるというのは嬉しいポイントです。
アウディ 2代目A3 スポーツバックは、ハッチバックの合理性とステーションワゴンの利便性という、両方の長所をあわせもつモデルとして高い人気を誇ります。

その特徴はラゲッジルームの広さや使い勝手など様々な点に表れており、上質感に隠れあまり目立たない実用性もしっかりと確保されています。

ドイツ本国では2020年にフルモデルチェンジが行われ、既に新型が登場しています。2021年2月時点において国内で買える2代目A3 スポーツバックの新車は、ディーラーに残っている分だけになるため、この世代のA3 スポーツバックが欲しい人は急ぐ必要があります。

その際は、乗用車としての視点だけでなく荷物の積載性にも注目することで、オーナーになったとき2代目A3 スポーツバックの実用性をフルに活かした使い方ができるでしょう。

※ 2021年2月現在
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