【プロ解説】スバル レヴォーグのエクステリア(外装)やデザインを徹底解説!!

国産車では数少なくなったステーションワゴン。その中でワゴンの価値を再定義するクルマが新型レヴォーグです。日本の道路事情にマッチしたサイズと使いやすさを両立した優れたパッケージングにより、国産ステーションワゴンの中で高い人気を誇ります。そんな人気モデルであるレヴォーグの外観デザインについて解説します。

文/写真・萩原文博

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スバル レヴォーグは新デザインコンセプト「BOLDER」を採用
スバル レヴォーグのエクステリアデザイン:フロント周り
スバル レヴォーグのエクステリアデザイン:サイドビュー
スバル レヴォーグのエクステリアデザイン:リア周り

スバル レヴォーグは新デザインコンセプト「BOLDER」を採用

現行型レヴォーグは、これまで発売されたスバルのデザインコンセプト「Dynamic×Solid」をより進化させた「BOLDER」という新デザインコンセプトを採用しています。このコンセプトにはスバルがユーザーに提供する価値やクルマそれぞれが持つ個性をより“大胆に”際立たせるという思いが込められています。

それは3つの柱で支えられており、まずダイナミックな躍動感を表現する明確な「軸」を通すこと、包まれるような安心感を乗る人にもたらす、「塊感のあるボディ」を造形すること。そして、愉しさや安定感を大胆に表現する「特徴的なフェンダー」をデザインすることとなっています。これをベースとして現行型レヴォーグのデザインテーマは「Performance&Advanced」と設定されました。クルマが持つ個性を大胆に際立たせるという「BOLDER」のコンセプトから、意のままにコントロールする愉しさを表現し、レヴォーグの個性を際立たせることを狙っています。

今にも走り出しそうな前傾軸のデザインは、停止していても、レヴォーグの高い走りのポテンシャルを感じさせます。また、ヘキサゴングリルから始まる強い塊感のあるボディデザインによって、包まれるような安心感を提供。そして、ボディ内側からサイドに向けて、内圧によって大胆に張り出したフェンダーによって楽しさを大胆に表現しています。

スバル レヴォーグのエクステリアデザイン:フロント周り

現行型レヴォーグのフロントビューは立体的でワイドに構えたヘキサゴングリルとシャープで切れ味の鋭いヘッドランプの精悍な目つき。そして象徴的なCシェイプの光がスバルらしさを強調しています。

また、大胆に張り出した力強いフェンダーによってタイヤの踏ん張り感を強調しスタンスの良さを主張しています。GT/GT-Hのフロントグリルはダークメタリック塗装ですが、STI Sportはメッシュ部にダークグレーシリカ塗装を施し、より引き締まった上質感あるデザインとなっています。さらにフロントバンパーのスカート部にメッキ加飾が追加されています。

スバル レヴォーグのエクステリアデザイン:サイドビュー

現行型レヴォーグのサイドビューは大胆な前傾姿勢で切れ上がったスムーズなサイドシルエットと、今にも走り出しそうな勢いあるキャラクターラインによって、現行型レヴォーグの走りのパフォーマンスの高さを表現しています。装着されるホイールはGTが17インチ、GT-H、STI Sportは18インチとなっています。

スバル レヴォーグのエクステリアデザイン:リア周り

フロント同様に現行型レヴォーグは機能を集約したリヤコンビネーションランプを採用。コンパクトなデザインで、シャープな印象を持たせつつ、クルマ全体はワイドで安定感のある佇まいを表現しています。

絞り込んだキャビンの造形に対して、リヤフェンダーは大きく張り出させることでパフォーマンスの高さを大胆に表現しています。スバル初となるLEDリヤコンビネーションランプを採用し、テール&ストップランプのCシェイプにライトガイドを採用。点灯時によりシャープな印象としました。

そして、リヤバンパーにスバル初となるエアアウトレットを設定。車体後部で発生する空気の渦を遠ざけることによって風の乱れによる車体の揺れやリフトを抑制します。また、マッドガードにスリットを入れることにより、エンジンルーム内に入り込んだ空気を車体側面へ誘導し、ホイールハウス周辺の空気を整流させます。その結果、車体前方から床下に流れる空気との干渉を押させて、車体後方の空気抵抗を低減させ、燃費性能を向上させる効果を発揮します。

新しいデザインコンセプトを採用した現行型レヴォーグは、走っていても停まっていてもスポーティな佇まいが特徴です。また、ボディは細部に渡りノイズを減らし、走行性能を向上させる空力性能を追求する施策が施されています。まさに現行型レヴォーグは機能を追求したデザインを纏っていると言えます。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ