スバル レヴォーグは「初代の方が良い」と言われる理由とは?旧型の評価をご紹介
更新日:2024.09.09
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スバル レヴォーグはスバルが誇る人気車種で、2020年に2代目が登場したクルマです。
モデルチェンジに伴って、現在中古車市場には多くのスバル 初代レヴォーグ(DBA-VM4/DBA-VMG型)が出回っています。
現在中古車での購入を検討している方は、レヴォーグの欠点を知っておく必要があるでしょう。
そこで今回は、初代レヴォーグに欠点と呼ばれるポイントはあるのか、詳しく紹介します。
モデルチェンジに伴って、現在中古車市場には多くのスバル 初代レヴォーグ(DBA-VM4/DBA-VMG型)が出回っています。
現在中古車での購入を検討している方は、レヴォーグの欠点を知っておく必要があるでしょう。
そこで今回は、初代レヴォーグに欠点と呼ばれるポイントはあるのか、詳しく紹介します。
スバル 初代レヴォーグの歴史を振り返ってみる
レヴォーグは2014年に、同社のステーションワゴンであるレガシィの後継車として発売されました。発売当初は新開発の1.6L 直噴ターボエンジン・2.0Lエンジン、トランスミッションは無段変速機リニアトロニックが採用されていました。
2014年10月にはスバルとしては3年連続のグッドデザイン賞を受賞しています。
そして12月には特別仕様車の「1.6GT EyeSight S-style」が追加設定され、運転席8ウェイシートや18インチアルミホイールなどさまざまな特別装備が用意されていました。
2017年の7月には大幅改良モデルが発表されエクステリア(外装)・インテリア(内装)デザインが大幅に変更されました。さらに低速から高速まで、アクセル・ブレーキ・ステアリング操作をサポートするアイサイト・ツーリングアシストがスバル車として初搭載されました。
2018年4月にも改良モデルが発表され、アイサイトに装備されているプリクラッシュブレーキの性能が向上しました。
そしてスバル60周年特別記念車として「1.6GT EyeSight Smart Edition」が追加設定されました。安全機能であるアイサイトセーフティプラスを標準装備し、ダークメッキ・ブラック塗装された特別装備が搭載されました。
レヴォーグのボディサイズは「1.6GT EyeSight」の場合、全長4,690mm×全幅1,780mm×全高1,495mmとなっています。
そしてエンジンスペックはFB16型の場合、最高出力125kW(170PS)/4,800〜5,600rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1,800〜4,800rpmとなっています。
2014年10月にはスバルとしては3年連続のグッドデザイン賞を受賞しています。
そして12月には特別仕様車の「1.6GT EyeSight S-style」が追加設定され、運転席8ウェイシートや18インチアルミホイールなどさまざまな特別装備が用意されていました。
2017年の7月には大幅改良モデルが発表されエクステリア(外装)・インテリア(内装)デザインが大幅に変更されました。さらに低速から高速まで、アクセル・ブレーキ・ステアリング操作をサポートするアイサイト・ツーリングアシストがスバル車として初搭載されました。
2018年4月にも改良モデルが発表され、アイサイトに装備されているプリクラッシュブレーキの性能が向上しました。
そしてスバル60周年特別記念車として「1.6GT EyeSight Smart Edition」が追加設定されました。安全機能であるアイサイトセーフティプラスを標準装備し、ダークメッキ・ブラック塗装された特別装備が搭載されました。
レヴォーグのボディサイズは「1.6GT EyeSight」の場合、全長4,690mm×全幅1,780mm×全高1,495mmとなっています。
そしてエンジンスペックはFB16型の場合、最高出力125kW(170PS)/4,800〜5,600rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1,800〜4,800rpmとなっています。
スバル 初代レヴォーグは数回リコールが実施されている
年式にもよりますが、レヴォーグは数回リコールが実施されています。
クルマの基本性能である「走る・止まる・曲がる」のいずれかに欠陥があるクルマは、ディーラーで無料で交換・修理をしてもらう必要があります。
フルモデルチェンジに伴い新車で手に入らなくなった初代レヴォーグは、前オーナーがきちんとリコールに沿った対処をしているかの確認が特に必要といえるでしょう。
対象のレヴォーグとリコール内容は、下記のとおりです。
・平成26年4月21日~平成28年10月5日製造のレヴォーグ1.6GT(DBA-VM4型)
エンジン制御コンピューターによる不具合
・平成26年5月13日~平成27年4月21日製造のレヴォーグ1.6L ターボ(DBA-VM4型)
電動パーキングブレーキが解除できなくなる不具合
・平成26年5月13日~平成27年4月14か製造のレヴォーグ2.0L ターボ(DBA-VMG型)
電動パーキングブレーキが解除できなくなる不具合
リコール内容はいずれも国土交通省による情報公開がされているため、確認しておくと良いでしょう。
リコール対象の部位に処置が施されていれば点検記録簿に記載があるはずなので、中古購入後にこちらも併せてチェックしておくのがおすすめです。
もしリコールに対して処置をされていない中古車であった場合は、最寄りのディーラーに連絡を入れましょう。
クルマの基本性能である「走る・止まる・曲がる」のいずれかに欠陥があるクルマは、ディーラーで無料で交換・修理をしてもらう必要があります。
フルモデルチェンジに伴い新車で手に入らなくなった初代レヴォーグは、前オーナーがきちんとリコールに沿った対処をしているかの確認が特に必要といえるでしょう。
対象のレヴォーグとリコール内容は、下記のとおりです。
・平成26年4月21日~平成28年10月5日製造のレヴォーグ1.6GT(DBA-VM4型)
エンジン制御コンピューターによる不具合
・平成26年5月13日~平成27年4月21日製造のレヴォーグ1.6L ターボ(DBA-VM4型)
電動パーキングブレーキが解除できなくなる不具合
・平成26年5月13日~平成27年4月14か製造のレヴォーグ2.0L ターボ(DBA-VMG型)
電動パーキングブレーキが解除できなくなる不具合
リコール内容はいずれも国土交通省による情報公開がされているため、確認しておくと良いでしょう。
リコール対象の部位に処置が施されていれば点検記録簿に記載があるはずなので、中古購入後にこちらも併せてチェックしておくのがおすすめです。
もしリコールに対して処置をされていない中古車であった場合は、最寄りのディーラーに連絡を入れましょう。
スバル 初代レヴォーグは走りがスポーティーではない?
レヴォーグは走行性能も高いことからそれほど不満がないクルマですが、唯一トランスミッションに関しては賛否両論あります。
レヴォーグのトランスミッションはCVT(無段変速式)です。
普通、CVTであれば変速に衝撃や違和感を感じることはありません。
しかしレヴォーグはステップ変速と呼ばれる機構を採用しているため、AT(オートマチック・トランスミッション)ともMT(マニュアル・トランスミッション)ともとれない、中途半端さが残る走りだと感じる方もいるかもしれません。
ギアチェンジの衝撃を感じることもあれば、走る楽しみであるギアチェンジの感覚を味わうこともできないのです。
幸いレヴォーグにはパドルシフトもついているため、完全に面白みに欠けるものではありません。
ステップ変速に違和感を感じてしまう方もいるでしょうが、慣れればスバルの良さが見えてくるでしょう。
一概に欠点というほどのものではないかもしれませんが、レヴォーグに走りを求めるのであれば欠点と捉えるべき内容です。
レヴォーグのトランスミッションはCVT(無段変速式)です。
普通、CVTであれば変速に衝撃や違和感を感じることはありません。
しかしレヴォーグはステップ変速と呼ばれる機構を採用しているため、AT(オートマチック・トランスミッション)ともMT(マニュアル・トランスミッション)ともとれない、中途半端さが残る走りだと感じる方もいるかもしれません。
ギアチェンジの衝撃を感じることもあれば、走る楽しみであるギアチェンジの感覚を味わうこともできないのです。
幸いレヴォーグにはパドルシフトもついているため、完全に面白みに欠けるものではありません。
ステップ変速に違和感を感じてしまう方もいるでしょうが、慣れればスバルの良さが見えてくるでしょう。
一概に欠点というほどのものではないかもしれませんが、レヴォーグに走りを求めるのであれば欠点と捉えるべき内容です。
スバル 初代レヴォーグのラゲッジルームは使い勝手が悪い?
次にクルマ選びには欠かせないポイントの一つであるラゲッジルーム(荷室)の使い勝手を見ていきます。
スバル レヴォーグはスポーティーな見た目から荷室の使い勝手は悪そうに感じるかもしれませんが、実は十分なスペースが確保されており、使い勝手もよくなっています。
まずリアドアを開けてみるとリアいっぱいに広がった開口部は大きな荷物をスムーズに積載することができます。
荷室の広さはリアシート(後席)を使用した状態で、荷室長1,040mm×荷室幅1,070mm×荷室高670mmとなっています。
そしてリアシートを倒した際には、荷室長1,800mm×荷室幅1,070mm×荷室高670mmとなっており大人一人が横になれるほどのスペースが出現します。
またリアシートは4:2:4の分割可倒式になっており、例えば4人で釣りに出かける時は真ん中のアームレスト部分を倒すことで、釣竿を収納しながらリアシートに2人乗車できます。
このようにレヴォーグの荷室は荷物の量や大きさ・乗車人数に合わせてシートアレンジ可能といった使い勝手のよさを持っています。
スバル レヴォーグはスポーティーな見た目から荷室の使い勝手は悪そうに感じるかもしれませんが、実は十分なスペースが確保されており、使い勝手もよくなっています。
まずリアドアを開けてみるとリアいっぱいに広がった開口部は大きな荷物をスムーズに積載することができます。
荷室の広さはリアシート(後席)を使用した状態で、荷室長1,040mm×荷室幅1,070mm×荷室高670mmとなっています。
そしてリアシートを倒した際には、荷室長1,800mm×荷室幅1,070mm×荷室高670mmとなっており大人一人が横になれるほどのスペースが出現します。
またリアシートは4:2:4の分割可倒式になっており、例えば4人で釣りに出かける時は真ん中のアームレスト部分を倒すことで、釣竿を収納しながらリアシートに2人乗車できます。
このようにレヴォーグの荷室は荷物の量や大きさ・乗車人数に合わせてシートアレンジ可能といった使い勝手のよさを持っています。
スバル 初代レヴォーグの安全性能を見てみる
レヴォーグにはスバル独自の運転支援機能であるアイサイトが搭載されています。
初期型レヴォーグからすでに搭載されていたアイサイトは、マイナーチェンジごとにバージョンアップされていきました。
アイサイトにはプリクラッシュブレーキが装備されており、前方のクルマや歩行者・障害物を検知し、衝突のおそれがある場合に警告・ブレーキ操作をサポートすることで衝突回避・被害軽減に寄与します。
カーブ前速度制御&料金所前速度制御は減速が必要なカーブや料金所をあらかじめクルマが把握し、適切な速度に制御することで安全な運転をサポートします。
ドライバー異常事対応システムは突然意識が無くなるなどのドライバーの異常を検知し、周囲に注意を促しながら安全に停車するまでサポートします。
アクティブレーンキープは高速道路や自動車専用道路の走行時に、車体に搭載されたステレオカメラで車線を検知します。その後クルマが車線から逸脱しないようにステアリング操作をサポートし、ドライバーのストレスや疲労を軽減します。
レヴォーグは初期型から高性能な安全装備が搭載されており、安全性に優れたクルマと言えるでしょう。
初期型レヴォーグからすでに搭載されていたアイサイトは、マイナーチェンジごとにバージョンアップされていきました。
アイサイトにはプリクラッシュブレーキが装備されており、前方のクルマや歩行者・障害物を検知し、衝突のおそれがある場合に警告・ブレーキ操作をサポートすることで衝突回避・被害軽減に寄与します。
カーブ前速度制御&料金所前速度制御は減速が必要なカーブや料金所をあらかじめクルマが把握し、適切な速度に制御することで安全な運転をサポートします。
ドライバー異常事対応システムは突然意識が無くなるなどのドライバーの異常を検知し、周囲に注意を促しながら安全に停車するまでサポートします。
アクティブレーンキープは高速道路や自動車専用道路の走行時に、車体に搭載されたステレオカメラで車線を検知します。その後クルマが車線から逸脱しないようにステアリング操作をサポートし、ドライバーのストレスや疲労を軽減します。
レヴォーグは初期型から高性能な安全装備が搭載されており、安全性に優れたクルマと言えるでしょう。
スバル 初代レヴォーグの欠点は、「大きな欠点がないという欠点」?
リコールは別として、レヴォーグには大きな欠点がありません。
極端にいえば、リコール対処済みのレヴォーグにはほぼ欠点がないともいえます。
一見すると良いことのようにも見えますが、クルマ好きには少々物足りなさを感じることもあるかもしれません。
理由は、スバルの持つ技術志向の高さです。
スバルはほかの自動車メーカーと違い、設計から製造・デザインまで含めてすべて自社で行うプライドの高さをもっています。
もちろん非常に良いことではあるのですが、反面無難なクルマしか製造できないという欠点があるのです。
レヴォーグは特にスバルの技術嗜好が色濃く反映されているため、長所は多いもののこれといった短所が見当たりません。
言い換えれば「スバルの技術の粋を集めた技術の結晶」であるレヴォーグは、数あるスバルのクルマの中でも群を抜いて優れた1台だといえます。
また、大きな欠点がないということはそれだけ洗練されたクルマということです。
中古車で購入しやすくなった初代レヴォーグは、コストパフォーマンスも乗り心地も非常にいい1台なのです。
極端にいえば、リコール対処済みのレヴォーグにはほぼ欠点がないともいえます。
一見すると良いことのようにも見えますが、クルマ好きには少々物足りなさを感じることもあるかもしれません。
理由は、スバルの持つ技術志向の高さです。
スバルはほかの自動車メーカーと違い、設計から製造・デザインまで含めてすべて自社で行うプライドの高さをもっています。
もちろん非常に良いことではあるのですが、反面無難なクルマしか製造できないという欠点があるのです。
レヴォーグは特にスバルの技術嗜好が色濃く反映されているため、長所は多いもののこれといった短所が見当たりません。
言い換えれば「スバルの技術の粋を集めた技術の結晶」であるレヴォーグは、数あるスバルのクルマの中でも群を抜いて優れた1台だといえます。
また、大きな欠点がないということはそれだけ洗練されたクルマということです。
中古車で購入しやすくなった初代レヴォーグは、コストパフォーマンスも乗り心地も非常にいい1台なのです。
今回は、スバル レヴォーグの欠点について紹介しました。
レヴォーグの欠点と呼べそうなポイントを紹介しましたが、リコールもディーラーに問い合わせれば解決できるうえ、大きな欠点がないために誰にでも乗りやすいクルマといえるでしょう。
スバルの持つ技術やデザイン性には目を見張るものがあり、レヴォーグにはスバルのすべてが詰まっていると言っても過言ではありません。
中古車として手に入りやすくなっているので、気になった方は中古車市場をチェックしてみるのも良いでしょう。
※2021年7月現在
レヴォーグの欠点と呼べそうなポイントを紹介しましたが、リコールもディーラーに問い合わせれば解決できるうえ、大きな欠点がないために誰にでも乗りやすいクルマといえるでしょう。
スバルの持つ技術やデザイン性には目を見張るものがあり、レヴォーグにはスバルのすべてが詰まっていると言っても過言ではありません。
中古車として手に入りやすくなっているので、気になった方は中古車市場をチェックしてみるのも良いでしょう。
※2021年7月現在