BMW 7代目3シリーズ(5F20/5V20/5X20/5U30型)の6つのグレードを徹底比較!セダンでおすすめのグレードはこれだ!!
更新日:2021.07.28
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BMWを代表するセダンとして1975年の登場以来、幅広いユーザーに受け入れられてきたBMW 3シリーズ。フルモデルチェンジを重ねるごとにボディーを拡大し快適性を高めつつも、フロントエンジン・リアドライブというFR(後輪駆動)レイアウトを貫き続け、その姿勢を支持するコアなファンも少なくありません。
1989年にはステーションワゴンボディーの「ツーリング」がラインナップに加わり、2019年には最新型のBMW 7代目3シリーズへとフルモデルチェンジするなど、時代にあわせて進化してきた3シリーズですが、今回は現行型である7代目3シリーズにどんなグレードがあるのかを紹介していきます。
1989年にはステーションワゴンボディーの「ツーリング」がラインナップに加わり、2019年には最新型のBMW 7代目3シリーズへとフルモデルチェンジするなど、時代にあわせて進化してきた3シリーズですが、今回は現行型である7代目3シリーズにどんなグレードがあるのかを紹介していきます。
BMW 7代目3シリーズ 318i【価格:489万円~】
BMW 7代目3シリーズのエントリーグレードに位置づけられたモデルが、「318i」です。
エンジンは1気筒あたり0.5Lの排気量が割り当てられた最新のモジュラーエンジンである2L 直列4気筒のB48B20A型を搭載。最高出力115kw(156PS)/4,500rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1,350~4,000rpmを発生。燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで13.4km/L、高速道路モードに限れば15.9km/Lを達成しています。
また、駆動方式はBMW伝統のFRとなり、トランスミッションには電子油圧制御式8速AT(オートマチックトランスミッション)を組み合わせ、エンジンパワーを効率よく引き出すことを可能としています。
エンジンは1気筒あたり0.5Lの排気量が割り当てられた最新のモジュラーエンジンである2L 直列4気筒のB48B20A型を搭載。最高出力115kw(156PS)/4,500rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1,350~4,000rpmを発生。燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで13.4km/L、高速道路モードに限れば15.9km/Lを達成しています。
また、駆動方式はBMW伝統のFRとなり、トランスミッションには電子油圧制御式8速AT(オートマチックトランスミッション)を組み合わせ、エンジンパワーを効率よく引き出すことを可能としています。
「318i」はエントリーグレードではあるものの高級車らしい各種快適装備を備え、マルチファンクション・スポーツ・レザー・ステアリングホイールや、電動フロントシート(前席)を標準装備。空調は最大3か所を個別に調節可能な3ゾーン・オートマチック・エアコンディショナーも装備され、リヤシート(後席)にも配慮されています。
また、3シリーズにはセダンとは別に、ステーションワゴン形状の「ツーリング」がラインナップ。さらに1つのグレードに複数のタイプが設定され、なかでもスポーティーな「M sport」はスポーツシートや18インチアルミホイール、LEDフォグランプが装着され質感と迫力を増したパッケージングとなっています。
価格は「318i」セダンが489万円、ツーリングが523万円。スポーティーな「318i M sport」セダンが559万円、ツーリングが584万円と、セダンに対しツーリングが25~34万円高い値段設定となっています。
また、3シリーズにはセダンとは別に、ステーションワゴン形状の「ツーリング」がラインナップ。さらに1つのグレードに複数のタイプが設定され、なかでもスポーティーな「M sport」はスポーツシートや18インチアルミホイール、LEDフォグランプが装着され質感と迫力を増したパッケージングとなっています。
価格は「318i」セダンが489万円、ツーリングが523万円。スポーティーな「318i M sport」セダンが559万円、ツーリングが584万円と、セダンに対しツーリングが25~34万円高い値段設定となっています。
BMW 7代目3シリーズ 320i【価格:538万円~】
BMW 7代目3シリーズのスタンダードグレードと言うべきモデルが「320i」です。
ボディー形状は引き続きセダンとツーリングがラインナップされ、通常タイプの「320i」に加えてスポーティーな「M Sport」も設定されています。
エンジンは下位グレードの「318i」と同じ2L 直列4気筒のB48B20A型ですが、最高出力135kW(184PS)/5,000rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/1,350~4,000rpmまでスペックアップ。一方で燃費性能はWLTCモードで13.8km/L、高速道路モードでは16.2km/Lと、「318i」を上回り、出力やトルクが向上したことにより余裕のあるドライビングが可能になったことが伺えます。
ボディー形状は引き続きセダンとツーリングがラインナップされ、通常タイプの「320i」に加えてスポーティーな「M Sport」も設定されています。
エンジンは下位グレードの「318i」と同じ2L 直列4気筒のB48B20A型ですが、最高出力135kW(184PS)/5,000rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/1,350~4,000rpmまでスペックアップ。一方で燃費性能はWLTCモードで13.8km/L、高速道路モードでは16.2km/Lと、「318i」を上回り、出力やトルクが向上したことにより余裕のあるドライビングが可能になったことが伺えます。
基本的な装備は「318i」に準じていますが、インテリア(内装)ではスマートフォン用のワイヤレス充電システムが標準装備され快適性を向上。また、「M sport」ではホールド性の高い「M sportシート」が新たにオプション可装備能となるなど、「318i」との差別化が図られています。
価格は「320i」セダンが538万円、ツーリングが572万円。「320i M sport」セダンが599万円、ツーリングが624万円となっています。
価格は「320i」セダンが538万円、ツーリングが572万円。「320i M sport」セダンが599万円、ツーリングが624万円となっています。
BMW 7代目3シリーズ 320d xDrive【価格:573万円~】
「320d xDrive」は、ディーゼルエンジンを搭載したBMW 7代目3シリーズのミドルグレードです。
エンジンは2L 4気筒のB47D20B型ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力140kW(190PS)/4,000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,750~2,500rpmと、「318i」や「320i」の搭載する同排気量のガソリンエンジン、B48B20A型に比べて最高出力はもちろん最大トルクが大幅に向上しています。
燃費性能はWLTCモードで15.3km/Lとやや低下していますが、ディーゼルエンジンの燃料である軽油はガソリンよりも価格が低いため優れた経済性を備えたクルマであることが伺えます。
エンジンは2L 4気筒のB47D20B型ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力140kW(190PS)/4,000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,750~2,500rpmと、「318i」や「320i」の搭載する同排気量のガソリンエンジン、B48B20A型に比べて最高出力はもちろん最大トルクが大幅に向上しています。
燃費性能はWLTCモードで15.3km/Lとやや低下していますが、ディーゼルエンジンの燃料である軽油はガソリンよりも価格が低いため優れた経済性を備えたクルマであることが伺えます。
また、下位グレードとの大きな違いとして駆動方式が4WD(4輪駆動)に変更されています。
グレード名にもある「xDrive」はBMW独自の4WDシステムで、スピードやステアリング、路面のスリップ状況などを検知して前後へのトルク配分を瞬時に行うとされ、エンジンの出力やトルクを効率よくタイヤに伝達することを実現しています。
雨はもちろん雪などの悪天候にも強く、下位グレード同様にセダンとツーリングの2種類が設定されているのも魅力的ですね。
さらに、「320d xDrive」には複数のタイプが設定されいることも見逃せないポイントです。
最廉価の「320d xDrive Edition Joy+」セダンは573万円、ツーリングが598万円。通常の「320d xDrive」セダンが597万円、ツーリングが622万円。
そして「320d xDrive M Sport Edition Joy+」セダンは625万円、ツーリングが650万円。よりスポーティーな「320d xDrive M Sport」セダンが649万円、ツーリングが650万円と、他グレードよりも幅広い展開となっています。
グレード名にもある「xDrive」はBMW独自の4WDシステムで、スピードやステアリング、路面のスリップ状況などを検知して前後へのトルク配分を瞬時に行うとされ、エンジンの出力やトルクを効率よくタイヤに伝達することを実現しています。
雨はもちろん雪などの悪天候にも強く、下位グレード同様にセダンとツーリングの2種類が設定されているのも魅力的ですね。
さらに、「320d xDrive」には複数のタイプが設定されいることも見逃せないポイントです。
最廉価の「320d xDrive Edition Joy+」セダンは573万円、ツーリングが598万円。通常の「320d xDrive」セダンが597万円、ツーリングが622万円。
そして「320d xDrive M Sport Edition Joy+」セダンは625万円、ツーリングが650万円。よりスポーティーな「320d xDrive M Sport」セダンが649万円、ツーリングが650万円と、他グレードよりも幅広い展開となっています。
BMW 7代目3シリーズ 330i【価格:647万円】
「330i」は、BMW 7代目3シリーズの上級グレードにあたるモデルです。
ボディーはセダンのみとなり、エンジンは大幅にスペックアップ。タイプも「M Sport」の1タイプのみというラインナップとなっています。
エンジンは排気量こそ同じ2L 直列4気筒ですが、最高出力190kW(258PS)/5,000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,550~4,400rpmまで強化されたB48B20B型へ変更され、トランスミッションも8速スポーツATへと強化されています。
エクステリアでは18インチの大径アルミホイールを装着し、それにあわせてフロントには対向ピストン構造を備えた専用のMスポーツ・ブレーキを標準装備。インテリアでは10スピーカーを組み合わせた高音質なHiFiスピーカー・システムが奢られるなど、上級グレードにふさわしい仕上がりとなっています。
価格はセダンの「330i M Sport」のみで647万円となっています。
ボディーはセダンのみとなり、エンジンは大幅にスペックアップ。タイプも「M Sport」の1タイプのみというラインナップとなっています。
エンジンは排気量こそ同じ2L 直列4気筒ですが、最高出力190kW(258PS)/5,000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,550~4,400rpmまで強化されたB48B20B型へ変更され、トランスミッションも8速スポーツATへと強化されています。
エクステリアでは18インチの大径アルミホイールを装着し、それにあわせてフロントには対向ピストン構造を備えた専用のMスポーツ・ブレーキを標準装備。インテリアでは10スピーカーを組み合わせた高音質なHiFiスピーカー・システムが奢られるなど、上級グレードにふさわしい仕上がりとなっています。
価格はセダンの「330i M Sport」のみで647万円となっています。
BMW 7代目3シリーズ 330e【617万円~】
「330e」は、BMW 7代目3シリーズ唯一のプラグインハイブリッドモデルです。
パワーユニットは「330i」にも搭載された2L 直列4気筒のB48B20Bにモーターを組み合わせ、駆動方式はFRのみ、ボディータイプもセダンだけとなっています。
ガソリンエンジンのみでの燃費性能はWLTCモードで13.1km/Lですが、同モードでのEV走行換算距離は52.4km/Lに達し、発進・停止を繰り返す市街地では優れた性能を発揮することが伺えます。
また、「330e」はプラグインハイブリッドを充電するための充電ポートが左側フロントフェンダーに備わり、ガソリンエンジン車とは異なるエクステリアも魅力の一つと言えるでしょう。
さらに、位置づけとしては上級グレードにあたるため各種快適装備も充実。下位グレードには設定されていない車両接近通報装置が標準装備となるなど、安全性が向上している点も見逃せません。
価格は「330e M Sport Edirion Joy+」が617万円、よりスポーティーな「330e M Sport」が672万円となっています。
パワーユニットは「330i」にも搭載された2L 直列4気筒のB48B20Bにモーターを組み合わせ、駆動方式はFRのみ、ボディータイプもセダンだけとなっています。
ガソリンエンジンのみでの燃費性能はWLTCモードで13.1km/Lですが、同モードでのEV走行換算距離は52.4km/Lに達し、発進・停止を繰り返す市街地では優れた性能を発揮することが伺えます。
また、「330e」はプラグインハイブリッドを充電するための充電ポートが左側フロントフェンダーに備わり、ガソリンエンジン車とは異なるエクステリアも魅力の一つと言えるでしょう。
さらに、位置づけとしては上級グレードにあたるため各種快適装備も充実。下位グレードには設定されていない車両接近通報装置が標準装備となるなど、安全性が向上している点も見逃せません。
価格は「330e M Sport Edirion Joy+」が617万円、よりスポーティーな「330e M Sport」が672万円となっています。
BMW 7代目3シリーズ M340i xDrive【987万円~】
BMW 7代目3シリーズのトップグレードに位置づけられたモデルが「M340i xDrive」です。
エンジンは3L 直列6気筒のB58B30Bとなり、最高出力285kW(387PS)/5,800rpm、最大トルク500Nm(51kgm)/1,800~5,000rpmというスポーツカーに引けを取らないパフォーマンスを発揮。駆動方式は4WDを組み合わせ、エンジンの出力とトルクを無駄なく路面へ伝えるとともに、優れた安定性を誇ります。
また、大径Mスポーツ・ブレーキやアダプティブMサスペンションなどの専用装備が奢られ、他グレードよりも走行性能が引き上げられているほか、ボディータイプはセダンとツーリングの2種類が設定され、多彩なユーザーニーズに応えられるラインナップとなっています。
一方、価格はトップグレードらしくセダンが987万円、ツーリングは1,012万円という値段設定となっています。
エンジンは3L 直列6気筒のB58B30Bとなり、最高出力285kW(387PS)/5,800rpm、最大トルク500Nm(51kgm)/1,800~5,000rpmというスポーツカーに引けを取らないパフォーマンスを発揮。駆動方式は4WDを組み合わせ、エンジンの出力とトルクを無駄なく路面へ伝えるとともに、優れた安定性を誇ります。
また、大径Mスポーツ・ブレーキやアダプティブMサスペンションなどの専用装備が奢られ、他グレードよりも走行性能が引き上げられているほか、ボディータイプはセダンとツーリングの2種類が設定され、多彩なユーザーニーズに応えられるラインナップとなっています。
一方、価格はトップグレードらしくセダンが987万円、ツーリングは1,012万円という値段設定となっています。
セダンとツーリングという2種類のボディータイプが設定されている7代目3シリーズですが、セダンにはガソリンエンジンの上級グレード「330i」や、プラグインハイブリッドの「330e」が設定され、ツーリングよりも幅広いラインナップとなっています。
なかでも「330e」は3シリーズが貫き通しているFRという駆動方式にプラグインハイブリッドという新たなコンポーネントを加えた新世代3シリーズと言える存在と言え、新しい3シリーズを体験したいユーザーにおすすめのグレードと言えるでしょう。
※ 2020年12月現在
なかでも「330e」は3シリーズが貫き通しているFRという駆動方式にプラグインハイブリッドという新たなコンポーネントを加えた新世代3シリーズと言える存在と言え、新しい3シリーズを体験したいユーザーにおすすめのグレードと言えるでしょう。
※ 2020年12月現在