日産 新型ノートはシートアレンジが多彩!

日産 新型ノート

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日産 新型ノートは2020年12月24日にフルモデルチェンジが発表され、今作で3代目となりました。

新型ノートではガソリン車は無く、e-POWERのみに絞っての登場となりました。そのe-POWERも進化を果たし、新日産ブランドロゴ第一号車として送り出された新型ノート。新機能やシートアレンジで、室内空間などにどのような変化があるのかを詳しく見てみましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
日産 新型ノートとはどんなクルマ?
日産 新型ノートのシートの特徴は?
日産 新型ノートシートアレンジについて

日産 新型ノートとはどんなクルマ?

日産 新型ノートでは、地図情報からカーブの大きさを計測し、それに合わせて減速をしてくれるカーブ減速支援機能を搭載しています。これはメーカーオプションであるNissanConnectナビゲーションシステムと連動することで実現する技術です。

また、進入禁止標識や一時停止標識だけでなく、制限速度標識を読み取り、設定速度を自動変更してくれる標識検知機能や、停止後約30秒までは追従設定を維持する追従再開機能といった新しい技術も搭載されています。

上記の新しい機能に加え、新型ノートでは2代目までに装備することが出来なかった、RCTA(後退時車両検知警報)、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)をオプションで装備可能となり、更に安全機能が向上した360°セーフティアシストと称し、全方位の安全性を高めています。

グレードは「X」「S」「F」の3種類が用意されています。ボディーサイズは全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1,505〜1,520mmとなっており、2代目ノートより全長が55mm短くなっています。カラーは2トーンを含む13色と豊富なバリエーションが揃えられています。

そして今回の新型ノートでは、モーターとインバーターの変更により、出力が約6%、トルクが約10%向上し、それに加え静音性も備えた第二世代e-POWERで早く・力強く・なめらかになった快適な走りを実現しています。

運転性、安全性で大きな進化を遂げた新型ノート。車内ではどのような変更がされているのでしょうか。

日産 新型ノートのシートの特徴は?

日産 新型ノートのシート地は、「S」と「F」ではトリコットが採用され、Xグレードではグラデーショントリコットが採用されており、オプションで本革へ変更出来ます。ヘッドレストは全席標準装備されています。

フロントシート(前席)では2代目では座面のみが上下していたシートリフターが、今回よりシート全体が上下するよう変更されており、SとXグレードに標準装備されています。シートヒーターは「S」と「X」のみホットプラスパッケージオプションを付けることで装備可能となっています。

ちなみにホットプラスパッケージを付けると、他にもヒーター付きドアミラー、ステアリングヒーター、リアヒーターダクトがセットで付いてきます。

リアシート(後席)は全長が短くなった分、  足元は少し狭くなっていますが、大人が座っても拳二つ分のスペースはありますし、頭から天井までのスペースもにも広い空間が確保されているので、窮屈さもなく運転もしやすくなっています。

また、新型ノートでも6:4分割可倒式シートが採用されています。「X」にはリクライニング機能がついている他カップホルダーがついたセンターアームレストもオプションで装備が可能になっています。

日産 新型ノートシートアレンジについて

日産 新型ノートはシートの構成としては大きな変更はありませんので、シートアレンジのバリエーションが増えたといったことはないですが、6:4分割可倒式シートが採用されているので使い勝手の良さは継承されています。

変更点として、シートを倒すレバーがあります。肩口にあるのは変わりませんが、レバーの形状が変更され、ワンタッチでカンタンな操作が出来るようになっています。倒したシート自体はフラットにはなりますが、ラゲッジルーム(荷室)との段差がありますのでご注意ください。

従来どおり、シーンに合わせたシートアレンジで生活のサポートをしてくれるでしょう
室内空間の利便性はそのままに、エクステリア(外装)でのスタイリッシュな変貌や、走りの性能と安全性で大きな進化を遂げた日産 新型ノート。新しいブランドロゴ第一号ということや、満を持してのお披露目という言葉を使っているように、日産が完成度に自信を持って送り出した一台です。

間違いなく運転が楽しくなるクルマとなっていますので、試乗を体験するだけでも価値があると言えるでしょう。

※ 2020年12月現在

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