トヨタ 2代目ピクシス エポックの便利なオプションを紹介

トヨタ 2代目ピクシス エポックに用意されるメーカーオプションは、機能性向上に特化したものがほとんどです。

4WD(4輪駆動)車は寒冷地仕様が標準となりますが、2WD(2輪駆動)車の各グレードにはメーカーオプションとして用意されており、寒冷地仕様に変更するとリバース連動リヤワイパーもセットで付いてきます。

その他のメーカーオプションは、「B」や「L」を中心とした下位グレードに上位グレードの機能を付け加えるものが多く、主なものとしては電動格納式ドアミラーやリアシート(後席)のヘッドレストがあります。

また「B」と「L」のヘッドライトはハロゲンが標準ですが、明るさと高寿命がメリットのLEDヘッドライトに変更することもできます。

「B“SAⅢ”」は「B」にスマートアシストⅢの機能がついたグレードですが、もともとは最廉価グレードとしてビジネス用途が主に想定されています。このグレードにのみ装着できるものとしては、ビジネスユースフルパックがあります。

リアのウインドウがUVカット機能付きのスモークドガラスに変更され、電動格納式ドアミラーやブルーイルミネーションメーター&LEDマルチインフォメーションパネルなどがセットになっています。

このオプションを付けることで、ビジネス用途でもより快適な運転ができるようになります。

メーカーオプションは車両の注文時しか選ぶことができないため、契約書にサインする前、必要な機能をあらかじめ十分に検討しておく必要があります。

トヨタ 2代目ピクシス エポックには、ディーラーオプションもいろいろ用意されています。ディーラーオプションは後で個別に取り付けることも可能ですが、できれば車両本体と一緒に購入しておきたいところです。

エクステリア(外装)用のパーツは、エアロパーツやドアミラーカバーなど最小限のラインアップです。ほかには悪天候時の視認性を高めるLEDフォグランプや、ロアマット、サイドバイザー、マッドガードなどがあります。

インテリア(内装)パネルは、ウッド調とピアノブラック調・カーボン調ものがラインアップされています。

センタークラスター用やスイッチベース用などそれぞれのパネルを個別に購入することもできますが、セットでも選べます。さらにリアのドアハンドルが追加されるセットもあり、トータルで装着すれば統一感のあるインテリアに仕上げることができます。

荷物を積む際は、ラゲージボックスやラゲージトレイなどを使えば、ラゲッジルーム(荷室)を綺麗に使えます。追加でトノカバーを付ければ、プライバシーを確保することもできます。

ほかにも、あらかじめエアコンをかけておく際に重宝するリモートスタート装置をはじめ、他の車種にも用意されているオプションはひととおりそろっており、使い方に応じて自由に選ぶことができます。

他のトヨタ車と同様、トヨタ 2代目ピクシス エポックにもT-Connect機能付きのナビゲーションシステムがオプションで用意されています。

T-Connectは車とトヨタスマートセンターがつながるという機能で、このナビを装着すれば、緊急時の通報をはじめ様々なサービスが受けられるようになります。通信で常時つながっているという特徴から、24時間365日休むことなく、カーライフをサポートしています。

機能のひとつに、最新の地図情報を自動でダウンロードできるマップオンデマンドのサービスが用意されているため、新しい道路が開通しても道に迷う心配がありません。

セキュリティサービスとして用意されるマイカーSecurityの機能は、盗難時の追跡機能や警備員の派遣などが可能なだけでなく、車の駐車位置やエンジン始動をスマートフォンで確認することが可能です。

もちろん、T-Connectの機能までは必要ないというオーナーは、スタンダードなナビを選ぶこともできます。

トヨタ 2代目ピクシス エポックはベーシックな軽乗用車として、高い基本性能や燃費性能などを特徴としています。誰にでも使いこなせるように標準の機能は必要最低限ですが、オプション装備を上手に使えば、自分の使い方にあったオリジナルの1台をつくることもできます。

またオーナーとしての満足感を高めるオプションも用意されているので、2代目ピクシス エポックをどんな風に仕上げたいのか、購入前にじっくりと悩んでおきたいところです。

※ 2020年11月現在