トヨタ 2代目ピクシス エポックの4つのグレードを徹底比較!おすすめのグレードや違いを解説(LA350A/360A型)

トヨタ 2代目ピクシス エポック

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日常の足という軽自動車の原点に帰り、軽本来の魅力である低燃費・低価格を追求した軽乗用車のトヨタ 2代目ピクシス エポック(LA350A/360A型)は、ダイハツとの間で合意した軽自動車OEM供給の第3弾モデルです。

2017年5月にフルモデルチェンジを受けて発売された2代目ピクシス エポックは、トヨタ 初代ピクシス エポックにはなかった衝突回避支援システムのスマートアシストⅢを搭載している他、全グレードに2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)のモデルが用意されています。

今回は、そんな2代目ピクシス エポックにどのようなグレードがラインナップされているのかをひとつひとつ詳しく紹介していきます。

※ 2020年11月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
トヨタ 2代目ピクシス エポック B【価格:85万8,000円〜】
トヨタ 2代目ピクシス エポック L【価格:89万1,000円〜】
トヨタ 2代目ピクシス エポック X“SAⅢ”【価格:110万円〜】
トヨタ 2代目ピクシス エポック G“SAⅢ”【価格:123万2,000円〜】

トヨタ 2代目ピクシス エポック B【価格:85万8,000円〜】

「B」はトヨタ 2代目ピクシス エポックのエントリーモデルであり、最も価格を低く抑えられたモデルでもあります。

エンジンに0.66L直列3気筒を搭載していて、最高出力36kW(49PS)6,800rpm 最大トルク57Nm(5.8kgm)5,200rpmとなります。燃費性能は実際の走行状況に近いWLTCモードで、2WD(2輪駆動)が25.0km/L、4WD(4輪駆動)では23.2km/Lとなっています。

低燃費を追求されたモデルだけあって、他のピクシスシリーズと比べても優れた燃費性能を誇っています。


エントリーモデルではあるものの、マニュアルのエアコンや16cmフロントスピーカー、ドリンクホルダー、インパネロングアッパートレイなどが標準装備されているので、最低限の快適装備や収納スペースは確保できます。
低価格を実現しているので、安全装備にスマートアシストⅢは装備されていませんが、安全面をより充実させたい人のために、「B」のグレードには、スマートアシストⅢを標準装備させた「B“SAⅢ”」というモデルも用意されています。

「B“SAⅢ”」にはオプションにビジネスユースフルパックが用意されていて、これを追加することでリアのウインドウがUVカット機能付きのスモークドガラスに変更され、電動格納式ドアミラーやブルーイルミネーションメーター&LEDマルチインフォメーションパネルなどがセットになります。

ビジネス用途でもより快適な運転ができること間違いなしです。

価格は「B」が85万8,000円〜、「B“SAⅢ”」が92万4,000円〜と設定されています。

トヨタ 2代目ピクシス エポック L【価格:89万1,000円〜】

「L」は、「B」の上位モデルとなっており、エンジンや燃費などのスペックは「B」と変わりませんが、インテリア(内装)やエクステリア(外装)に変化がみえます。

フロントドアとリアドアにパワーウインドウが追加され、樹脂フルキャップの155/70R13タイヤ&4.00Bスチールホイールも標準装備されています。また、「B」では3色しかなかったボディーカラーが一気に7色に増えているので、商用目的よりも普段使いとして愛用したいという方にはシンプルですが嬉しい変化といえます。
「B」同様、「L」にもスマートアシスト機能を搭載させたモデルが用意されておりますが、ビジネスユースフルパックのオプションは選ぶことが不可能になっているので、注意が必要です。

価格は「L」が89万1,000円〜と「B」に比べ3万3,000円たかくなっており、「L“SAⅢ”」が95万7,000円〜と「B“SAⅢ”」と比べ、こちらも3万3,000円たかくなっています。

トヨタ 2代目ピクシス エポック X“SAⅢ”【価格:110万円〜】

トヨタ 2代目ピクシス エポックの上級グレードにラインナップされているモデルが 「X“SAⅢ”」で、このグレードからスマートアシストⅢが標準装備となっています。

エクステリアにはUVカット機能付スモークドガラス、電動格納式のドアミラーなどが標準装備されています。
また、自発光式デジタルメーターが採用された他、ボディーカラーも8色に増え、インパネもツートーンカラーに彩られているので視覚的にもグレードの違いを伺うことができます。

価格は110万円〜となっており、「L」から20万9,000円高く設定されています。

トヨタ 2代目ピクシス エポック G“SAⅢ”【価格:123万2,000円〜】

 「G“SAⅢ”」は「L“SAⅢ”」の上位グレードであるとともに、トヨタ 2代目ピクシス エポックの最上級グレードに位置づけられています。

SRSサイドエアバックや運転席シート上下アジャスター、プッシュボタンスタート、オート格納式のドアミラーなどが採用されており、運転のしやすさや乗り心地などが格段にアップされています
また、「G“SAⅢ”」のみに、運転席と助手席にシートヒーターやオートエアコンが用意されているので快適性を求める方にはおすすめのモデルといえるでしょう。

価格は123万2,000円〜となっており、 「X“SAⅢ”」から13万2,000円高い価格設定になっています。
トヨタ 2代目ピクシス エポックは、低燃費・低価格を追求した軽乗用車なので、最安値のグレードでもその実力は多いに発揮してくれそうですが、日常的なクルマとしてはやはり安全面や利便性を重視したいところです。そうなると、スマートアシスト機能を搭載したモデルがおすすめといえます。

その中でも、ボディーカラーや快適装備が豊富に用意されている「G“SAⅢ”」は、個性が出しやすく乗り心地も良いので、最高のパートナーになってくれるでしょう。

※ 2020年11月現在
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