トヨタ 2代目ピクシス エポックの欠点(デメリット)は?
更新日:2024.09.09
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今回は、トヨタ 2代目ピクシス エポック(LA350A/360A型)の欠点(デメリット)について紹介します。
2代目ピクシス エポックは、ダイハツのミライースと姉妹車の関係にあります。どちらもベーシックカーとしての基本性能と優れた燃費性能を両立させるため、両社の自動車開発技術が集められています。
どんな車種にも長所や欠点は必ずあるものですが、2代目ピクシス エポックの場合、モデルならでは特徴が欠点につながっていることが多いようです。それは具体的にどのような点なのかを、詳しく見ていくことにしましょう。
2代目ピクシス エポックは、ダイハツのミライースと姉妹車の関係にあります。どちらもベーシックカーとしての基本性能と優れた燃費性能を両立させるため、両社の自動車開発技術が集められています。
どんな車種にも長所や欠点は必ずあるものですが、2代目ピクシス エポックの場合、モデルならでは特徴が欠点につながっていることが多いようです。それは具体的にどのような点なのかを、詳しく見ていくことにしましょう。
トヨタ 2代目ピクシス エポックの欠点:リアシートの使い勝手が良くない
トヨタ 2代目ピクシス エポックはベーシックカーとして、クルマの基本性能や燃費性能にとことんこだわった開発がされています。一方より低い車両価格でユーザーへ提供するため、いわゆる機能性や快適性に関する部分は、軽自動車で一般的になったハイトワゴンやスーパーハイトワゴンに比べると、どうしても見劣りしてしまいます。
特にその傾向はリアシート(後席)で顕著にみられ、2代目ピクシス エポックの場合、軽乗用車でも一般的になってきたシートスライド機能やリクライニング機能はついていません。
またリアシートのシートバックは、全グレードで一括可倒式が採用されています。いまやほとんどの乗用車で5:5や6:4などの分割可倒式が用いられる中、3人乗車時に十分なラゲッジルーム(荷室)空間が確保されないというのは残念なポイントです。
さらに「L」や「B」などの廉価グレードでは、リアシートのヘッドレストでさえオプション設定となます。この点が、2代目ピクシス エポックがギリギリまでコストをおさえているという特徴を如実に示しているといえます。
特にその傾向はリアシート(後席)で顕著にみられ、2代目ピクシス エポックの場合、軽乗用車でも一般的になってきたシートスライド機能やリクライニング機能はついていません。
またリアシートのシートバックは、全グレードで一括可倒式が採用されています。いまやほとんどの乗用車で5:5や6:4などの分割可倒式が用いられる中、3人乗車時に十分なラゲッジルーム(荷室)空間が確保されないというのは残念なポイントです。
さらに「L」や「B」などの廉価グレードでは、リアシートのヘッドレストでさえオプション設定となます。この点が、2代目ピクシス エポックがギリギリまでコストをおさえているという特徴を如実に示しているといえます。
トヨタ 2代目ピクシス エポックの欠点:簡素な装備
トヨタ 2代目ピクシス エポックは、ベーシックカーとしての機能性や燃費性能の高さと購入しやすい価格設定を両立させています。その代わり、現代における多くの軽自動車に備わる装備が十分ではないという欠点があります。
2代目ピクシスエポックは、ダイハツ ミライースの姉妹車です。
ダイハツの予防安全機能であるスマートアシストⅢが、グレード名に“SAⅢ”がつかない「L」「B」以外に標準装備されています。衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制制御機能など、車をより安全に走行させるためのサポート機能がついていますが、その内容は必要最低限となっています。
速度を一定に保つクルーズコントロール機能やステアリング補助をはじめ、同じトヨタブランドで採用されるToyota Safety Senseに装備される機能はついておらず、あくまでドライバーに注意喚起を促す機能が主です。
2代目ピクシス エポックは、エクステリア(外装)やインテリア(内装)も質素なつくりになっています。もちろん日常的に使用する分に大きな不満はないのですが、最上級グレードの「G“SAⅢ”」でも革巻きステアリングは用意されません。オーナーとしての所有する喜びという側面から見ると、質素な装備を残念に感じる場面もあるでしょう。
通常の乗用車モデルであれば、装備を充実させるため様々なメーカーオプションが設定されているのですが、2代目ピクシス エポックはあくまで実用に徹し、メーカーオプションも機能性を高めるものに限られています。
ビジネスユースが意識された「B“SAⅢ”」には、ミラーやライト機能を充実させるセットオプションやビジネスユースフルパックが用意されています。全グレードの2WD(2輪駆動)車用には、寒冷地仕様とリバース連動リアワイパーのセットオプションもあります。
2代目ピクシスエポックは、ダイハツ ミライースの姉妹車です。
ダイハツの予防安全機能であるスマートアシストⅢが、グレード名に“SAⅢ”がつかない「L」「B」以外に標準装備されています。衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制制御機能など、車をより安全に走行させるためのサポート機能がついていますが、その内容は必要最低限となっています。
速度を一定に保つクルーズコントロール機能やステアリング補助をはじめ、同じトヨタブランドで採用されるToyota Safety Senseに装備される機能はついておらず、あくまでドライバーに注意喚起を促す機能が主です。
2代目ピクシス エポックは、エクステリア(外装)やインテリア(内装)も質素なつくりになっています。もちろん日常的に使用する分に大きな不満はないのですが、最上級グレードの「G“SAⅢ”」でも革巻きステアリングは用意されません。オーナーとしての所有する喜びという側面から見ると、質素な装備を残念に感じる場面もあるでしょう。
通常の乗用車モデルであれば、装備を充実させるため様々なメーカーオプションが設定されているのですが、2代目ピクシス エポックはあくまで実用に徹し、メーカーオプションも機能性を高めるものに限られています。
ビジネスユースが意識された「B“SAⅢ”」には、ミラーやライト機能を充実させるセットオプションやビジネスユースフルパックが用意されています。全グレードの2WD(2輪駆動)車用には、寒冷地仕様とリバース連動リアワイパーのセットオプションもあります。
トヨタ 2代目ピクシス エポックの欠点:パワー不足を感じるNAエンジン
トヨタ 2代目ピクシス エポックは、姉妹車のダイハツ ミライースや初代ピクシス エポックと同様、高い燃費性能が追求されています。イーステクノロジー(Energy Saving Technology)と呼ばれる開発技術が採用され、軽量ボディやエネルギーマネジメントに加え、エンジン本体にも大きな手が加えられています。
その内容は、燃焼効率の向上とエネルギーロス低減を極めているというものですが、ハイブリッドシステムなどは使われておらず、通常のエンジン開発の延長上にあるものです。
2代目ピクシスエポックに搭載されるエンジンは全グレード共通の、658cc 水冷直列3気筒のNA(自然吸気)エンジンです。発生する最大出力は36kW(49PS)/6,800rpm・最大トルク57N・m(5.8kgf・m)/5,200rpmという数値です。
しかしNAのためターボエンジンと比べるとパワーは低く、特に最大トルクは、同じトヨタのピクシス メガに搭載されるターボエンジンの92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpmと比べ2/3ほどの数値にとどまります。
また最大トルクを発生させる回転数も、ターボエンジンよりかなり高めです。普段使いに支障はない性能ですが、高速道路などではパワー不足を感じることもあり、日常のアシ車として開発されたのがわかります。
その内容は、燃焼効率の向上とエネルギーロス低減を極めているというものですが、ハイブリッドシステムなどは使われておらず、通常のエンジン開発の延長上にあるものです。
2代目ピクシスエポックに搭載されるエンジンは全グレード共通の、658cc 水冷直列3気筒のNA(自然吸気)エンジンです。発生する最大出力は36kW(49PS)/6,800rpm・最大トルク57N・m(5.8kgf・m)/5,200rpmという数値です。
しかしNAのためターボエンジンと比べるとパワーは低く、特に最大トルクは、同じトヨタのピクシス メガに搭載されるターボエンジンの92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpmと比べ2/3ほどの数値にとどまります。
また最大トルクを発生させる回転数も、ターボエンジンよりかなり高めです。普段使いに支障はない性能ですが、高速道路などではパワー不足を感じることもあり、日常のアシ車として開発されたのがわかります。
トヨタ 2代目ピクシスエポックの欠点は、軽自動車ゆえやむを得ないところや、装備面の特徴が欠点として目立ってしまうところなどがあります。しかしその特徴をしっかりととらえて購入すれば、欠点とは感じない点ばかりなのがわかります。
※ 2021年1月現在
※ 2021年1月現在