トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートアレンジを徹底解説|後部座席の倒し方は?(LA350A/360A)

トヨタ 2代目ピクシス エポック

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今回は、トヨタ 2代目ピクシス エポック(LA350A/360A型)のシートアレンジを含めた室内空間についてご紹介します。

2012年5月にダイハツ ミラ イースのOEM車として誕生したトヨタ ピクシス エポックは2017年5月にフルモデルチェンジを受け現在では2代目として活躍しています。

2代目ピクシス エポックは、トヨタ 初代ピクシス エポックにはなかった衝突回避支援システムのスマートアシストⅢを搭載している他、全グレードに2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)のモデルが用意されています。

そんな2代目ピクシス エポックには「B」「L」「G“SAⅢ”」「X“SAⅢ”」の4つのグレードが用意されていますが、室内空間やシートの特徴、グレード差による装備の違いを見ていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートの特徴や機能は?
トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートアレンジ!
トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートをより快適に!

トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートの特徴や機能は?

トヨタ 2代目ピクシス エポックのフロントシート(前席)にはヘッドレスト一体型のシートが採用されております。

リクライニング機能は付いてるものの、トヨタ 初代ピクシス ジョイのようなフラットになるまでのリクライニングはできなくなっているので、足を伸ばして横になったり、長尺物を載せるのには向いていません。

しかし、運転席には運転席 シート上下アジャスターやチルトステアリングも採用されているので、不満なく運転を楽しめるでしょう。

リアシート(後席)に前後スライド機能はありませんが、ゆとりのあるスペースが用意されているので、足を組んだり、荷物を置いても余裕があるくらいのスペースは確保されています。

また、左右一体型のリアシートが採用されており、シンプルなシートアレンジとラゲッジルーム(荷室)の拡張が実現されています。

ラゲッジルームの特徴として、グレードにもよりますがビジネスデッキボードが装備されています。これはデッキボードの表面がポリ塩化ビニールとなっており、汚れを着きにくくするといった効果や、リアシートの段差を少なくするといった効果があります。

トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートアレンジ!

トヨタ 2代目ピクシス エポックのリアシートを倒すことでリアシートが丸々ラゲッジルームに変貌します。

シートアレンジとしては、倒すだけなので至ってインプルと言えますが、一体型のシートが採用されているため、シートアレンジした場合は3人乗車や4人乗車が不可能になっています。なので、荷物を載せる前提での複数人乗車は向いていませんが、出勤や近くへの買い物、外回りの仕事用として考えると、無駄なスペースがないいいクルマとも言えます。

ちなみに、「G“SAⅢ”」と「X“SAⅢ”」のリアシートにはヘッドレストが標準装備されており、シートアレンジをする際には取り外す必要があるので注意が必要です。

トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートをより快適に!

トヨタ 2代目ピクシス エポックのシートにはグレードによりいくつか差が図られており、オプションと上手に組み合わせることで、より快適かつ見た目にも変化をつけることができます。

前段でも触れましたが、「G“SAⅢ”」と「X“SAⅢ”」のリアシートにはヘッドレストが標準装備されていますが、「B」と「L」には装備されていません。

常に荷物をたくさん載せておきたい場合や1人乗車がメインの場合は物足りると言えますが、オプションを使うことで全グレードに装備することができます。日常使いしたいユーザーにとっては嬉しいオプションです。

次にシートヒーターですが、これは最上級グレードの「G“SAⅢ”」のみ運転席及び助手席に標準装備されています。その他グレードでは残念ながらオプションとしても装備は出来ないようですので、絶対にシートヒーターが必要という方は「G“SAⅢ”」一択となります。

また、リアシートアレンジでラゲッジルームを拡張した時に使えるビジネスデッキボードですが、「B」のグレードにしか標準装備として採用されておらず、シートヒーターと同様にその他のグレードではメーカーオプションでも取り付けることが出来ません。

ビジネス用途やアウトドア用に使いたい場合は嬉しい装備と言えるので、悩ましい点でしょう。
かっこよさとかわいさを兼ね備えたデザインとモノトーンカラーで落ち着いた雰囲気の室内空間。性能面では、小回りのきく運転のしやすさと低燃費が自慢のトヨタ 2代目ピクシス エポック。少人数での移動や買い物、ビジネス用といった目的であれば、最適なクルマとして仕上がっています。

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