マツダCX-8のグレードの違いを解説!エントリーグレードでも装備の充実度は高い!
更新日:2024.09.09
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マツダの国内最上位SUVであるCX-8は2017年12月に登場しました。3列シートを備えた多人数乗車(MPV)という大きな特徴を持ち、デビュー直後の2018年と2019年の2年連続で、3列シートSUVの国内販売ナンバー1を獲得し、非常に高い人気を誇っています。今回は、そのグレード編成を解説します。
文・鈴木ケンイチ
文・鈴木ケンイチ
CX-8 のグレードは搭載エンジンにより大きく3つに分けられる
まず、大きく見るとグレードは搭載するエンジンにあわせて、3つのグレードに分けられます。2.5Lのガソリンエンジンを搭載する「25S」、2.5Lのガソリンターボを搭載する「25T」、そして2.2Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載する「XD」です。そして、この3つのグレードを基本とし、その中に装備の異なる、さらに細いグレードが用意されています。
また、3グレードとも、トランスミッションはすべて6速AT。駆動方式はFFと4WDが選べます。さらにシートはすべて3列ですが、全グレードに2列目をキャプテンシートにした6人乗りとベンチシートにした7人乗りが用意されています。ボディ寸法は、全グレードで変わりはありません。
また、3グレードとも、トランスミッションはすべて6速AT。駆動方式はFFと4WDが選べます。さらにシートはすべて3列ですが、全グレードに2列目をキャプテンシートにした6人乗りとベンチシートにした7人乗りが用意されています。ボディ寸法は、全グレードで変わりはありません。
CX-8のエントリーグレードながら安全系装備の充実度は高い「25S」
2.5Lのガソリン・エンジンを搭載するのが「25S」です。価格が294万8000円からと、CX-8のグレードの中ではエントリーとなります。搭載するエンジンは、最高出力140kW(190PS)/6000rpm、最大トルク252Nm/4000rpm。WLTCモードの燃費は、FFで12.4km/L、4WDで12.2㎞/Lとなります。素の「25S」がボトムになり、ミドルグレードが「25S PROACTIVE」、最上位グレードが「25S L Package」となります。
素の「25S」は17インチアルミホイールで先進ヘッドライトがハイとローを切り替えるだけのハイビーム・コントロールとなり、全車速追従機能であるACC(マツダではマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)がオプションとなるのが特徴です。またシートはファブリックです。
ミドルグレードの「25S PROACTIVE」は、シートはファブリックでありつつも、ホイールが19インチになり、先進ヘッドライトがアダプティブLEDヘッドライトに。また先進運転支援システムでは、ACC機能が装備され、ステアリングアシストとなるレーンキープ・アシスト・システム、ヘッドアップディスプレイが装備されます。
素の「25S」は17インチアルミホイールで先進ヘッドライトがハイとローを切り替えるだけのハイビーム・コントロールとなり、全車速追従機能であるACC(マツダではマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)がオプションとなるのが特徴です。またシートはファブリックです。
ミドルグレードの「25S PROACTIVE」は、シートはファブリックでありつつも、ホイールが19インチになり、先進ヘッドライトがアダプティブLEDヘッドライトに。また先進運転支援システムでは、ACC機能が装備され、ステアリングアシストとなるレーンキープ・アシスト・システム、ヘッドアップディスプレイが装備されます。
そして最上位の「25S L Package」は、シートがナッパレザーになし、本杢パネル、ボーズサウンドシステムなど、装備関係は最も充実したものとなります。またルーフレールとサンルーフも標準装備となります。
CX-8で最もパワフルで走りの楽しい「25T」
2.5Lのガソリンターボエンジンを搭載するのが「25T」です。こちらのモデルは、最上級となる「25T L Package」だけというグレード編成となります。装備類の内容は、「25S」の「L Package」と同等となるので、このグレードの特徴は、エンジンとなります。
2.5Lの直噴ガソリンターボエンジンは最高出力169kW(230PS)/4250rpm、最大トルク420Nm/2000rpmとCX-8の中では最もパワフルなもの。しかも、わずか2000回転で最大トルクが発生することからわかるように、非常にトルクフルで、アクセル操作に対するレスポンスにも優れています。エンジンフィーリングの良さも、CX-8の中では断トツでしょう。
それでいてWLTCモード燃費がFFで12.0km/L、4WDで11.6㎞/Lというのは、なかなかの優れた数字と言えます。
2.5Lの直噴ガソリンターボエンジンは最高出力169kW(230PS)/4250rpm、最大トルク420Nm/2000rpmとCX-8の中では最もパワフルなもの。しかも、わずか2000回転で最大トルクが発生することからわかるように、非常にトルクフルで、アクセル操作に対するレスポンスにも優れています。エンジンフィーリングの良さも、CX-8の中では断トツでしょう。
それでいてWLTCモード燃費がFFで12.0km/L、4WDで11.6㎞/Lというのは、なかなかの優れた数字と言えます。
トルクフルなディーゼルを搭載するCX-8「XD」
2.2Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載するのが「XD」グレードです。もともと2017年のデビュー時は、2.2Lクリーンディーゼルのみで発売されたように、CX-8としては代表的なエンジン&グレードと言えます。最高出力140kW(190PS)/4500rpm、最大トルク450Nm/2000rpm。WLTCモードの燃費がFFで15.8km/L、4WDで15.4km/Lとなります。低回転で力強く、燃費性能に優れるのが魅力です。
「XD」グレードの中でもランク付けがあり、ボトムとなるのが「XD PROACTIVE」、ミドルが「XD PROACTIVE S Package」、そして最上位が「XD L Package」となります。
「XD PROACTIVE」は「XDグレード」の3つのグレードの中ではボトムとなりますが、装備の内容は「25S」のミドルグレードとなる「25S PROACTIVE」と同等。先進運転支援システム系は、最上位グレードと遜色ない内容です。ただし、ルーフレールがなく、サイドガーニッシュがブラック。サンルーフの設定もなく、シートはファブリックとなります。
「XD」グレードの中でもランク付けがあり、ボトムとなるのが「XD PROACTIVE」、ミドルが「XD PROACTIVE S Package」、そして最上位が「XD L Package」となります。
「XD PROACTIVE」は「XDグレード」の3つのグレードの中ではボトムとなりますが、装備の内容は「25S」のミドルグレードとなる「25S PROACTIVE」と同等。先進運転支援システム系は、最上位グレードと遜色ない内容です。ただし、ルーフレールがなく、サイドガーニッシュがブラック。サンルーフの設定もなく、シートはファブリックとなります。
「XD PROACTIVE S Package」は「XD」グレード内のミドルグレード。シートがレザーになり、ルーフレールが装着され、サイドガーニッシュはブライトに。サンルーフのオプション設定も用意されています。
「XD」の最上位グレードが「XD L Package」となります。最上位グレードらしく、最も上質なナッパレザーのシートに、本杢パネルを採用。サンルーフもボーズサウンドシステムも標準装備となります。
「XD」の最上位グレードが「XD L Package」となります。最上位グレードらしく、最も上質なナッパレザーのシートに、本杢パネルを採用。サンルーフもボーズサウンドシステムも標準装備となります。
CX-8はマツダの中では国内で最も大きなモデルとなります。そのため装備類の充実度は非常に高いのが特徴です。また、最上級グレードとなればナッパレザーのシートや本杢パネルなど、非常に上質なインテリアが備わっているのもポイント。マツダの“最上位”という名目に恥じない内容です。
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