アウディ 5代目A4の後部座席(リアシート)の使い勝手は？リクライニングはできる？

まずは5代目A4の大きさについて確認してみましょう。

Audi A4 35 TFSIが全長4,750mm×全幅1,840mm×全高1,430mm、Audi A4 Avant 35 TFSIが全長4,750mm×全幅1,840mm×全高1,455mm、特別仕様車のAudi A4 35 TFSI Meisterstückが全長4,750mm×全幅1,840mm×全高1,410mmとなっています。

続いて5代目A4のリアシート(後部座席)の広さを確認してみましょう。

リアシートは高さが953mm、最大幅が1,446mmとなっており、男性2人でもゆったりと腰掛けられる広さとなっています。

リアシートの座面は垂直ではなく、角度がついているので、深く腰掛けられる設計。さらにシート材に高強度スチールやマグネシウムを使用しているので、座り心地は確保しつつ最大9kgの重量の削減に成功しています。

また、足元も広々。広さとしては格段広いわけではありませんが、座面に角度が付いていることから足元がかなり広く確保されているように感じます。それに加えて頭上にもスペースが確保されているので、リアシートに座った瞬間に開放的な空間を感じることができます。

5代目A4のリアシート(後部座席)は、座面に角度がついて深く腰掛けることができ、ゆったりと足を呼ばせることがわかりました。次はリアシートに設置されている装備について確認していきましょう。

まずリアシートの中央に収納されているのがアームレスト。アームレストは薄型ですが、十分な収納が装備されています。フタを開けると現れるのが小物入れと2口のカップホルダーで、底にはフェルトが敷かれているので物と置いたときの衝撃と防音の対策がバッチリですね。

2口のカップホルダーは、角度を調整可能。そのため購入したペットボトルの太さが異なってもそのペッドボトルにぴったりと合わせることができるので、こぼれる心配はありません。

次に紹介するのは、センターコンソールの後端に付いているエアコンの吹き出し口。車内全体でエアコンの温度を調整するのではなく、フロントシートとリアシートごとにエアコン温度の調整ができるので居心地がとても良さそうですね。さらに、エアコンの吹き出し口の下部には12Vのシガーソケットが取り付けられています。

5代目A4のリアシート(後部座席)性2人でもゆったりと腰掛けられる広さが確保されていることに加えて、居住性を向上させるアームレストとエアコン温度の調整機能が取り付けられていることがわかりました。しかしそれだけでは、何か物足りないなと感じることも。そこでリアシートに取り付けられるオプションについて確認していきましょう。

まずはお子様がいる方に紹介したいオプション。5代目A4にはお子様の安心と安全を守るチャイルドシートはもちろん、後ろ向きに座っているお子様をルームミラー越しに確認できるベビーミラー、さらにはシートバックの背面をお子様の汚れた靴が触れても安心なシートバックプロテクションが用意されています。

次に述べるのはリアシートの収納性を向上させるオプションの中から、コートハンガーとシューズオーガナイザーを紹介。コートハンガーはフロントシートに装着するハンガーで、コートを脱いだ際にはコートをかけていつまでもぴっちりした状態を保つことができます。

シューズオーガナイザーは同じくフロントシートのヘッドレストに装着して3足の靴を収納することができます。ここまで紹介したもの以外にも様々なオプションが用意されているので、購入の際にはチェック必須です。

5代目A4のリアシート(後部座席)はゆったりとした寸法を確保したことで、高い居住性を実現しています。それに加えてシンプルながらも必要不可欠な装備を設定しているので、いつまでも車内で過ごしたくなるような空間となっています。

5代目A4が発売されてから丸4年が経過し、そろそろフルモデルチェンジの期待が集まります。新型車のリアシートはどんな進化を遂げるのか注目したいところです。