トヨタ ハリアー新旧比較!現行モデルとモデルチェンジ前の違いや特徴を徹底解説

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トヨタ 新型ハリアー(MSUA7#W/ASUH7#W型)の現行モデルとモデルチェンジ前の違いについて紹介します。先日、遂にフルモデルチェンジが発表されたトヨタ ハリアー。発売日は2020年6月17日とメーカーより発表されており、大きな話題を呼んでいます。

そこで今回は、トヨタ 新型ハリアーの現行モデルとモデルチェンジ前の違いについてエクステリアやインテリア、パワートレーンなどを詳しく解説していきます。

文・PBKK
Chapter
トヨタ 新型ハリアーはプラットフォームが新しくなった!
トヨタ 新型ハリアーのエクステリアはスタイリッシュに進化!
トヨタ 新型ハリアーのエクステリアと車体の拡張により抑揚と力強さが増した!
トヨタ 新型ハリアーのインテリアはさらに質感がアップ!
トヨタ 新型ハリアーのナビゲーションは大迫力!
トヨタ 新型ハリアーに搭載されるのは2種類のエンジン!
トヨタ 新型ハリアーはこれまでにない装備を搭載!
トヨタ 新型ハリアーは紫外線と紫外線の対策もバッチリ!

トヨタ 新型ハリアーはプラットフォームが新しくなった!

トヨタ 新型ハリアーは、車の基礎となるプラットフォームが新しくなりました。先代モデルとなる、トヨタ 3代目ハリアー(ZSU6#W/ASU6#W/AVU65W型)に使われていたのは、トヨタのプレミアムブランド・レクサスのラインナップであるレクサスLXや4代目RAV4と共通の古いプラットフォームでした。

しかし、今回フルモデルチェンジされるにあたり、新型ハリアーにはTNGAのKプラットフォームが与えられます。

このTNGAプラットフォームは、トヨタが掲げるもっといいクルマづくりを実現させるためのプラットフォームであり、「突き詰めた基本性能」「低重心と踏ん張り間のあるフォルムによるスタイリングとハンドリングの両立」「原価の低減」を目指したモノです。

TNGAのプラットフォームが採用された恩恵は大きく、基本的な乗り心地やハンドリングはこれまでのハリアーとは全くの別物といっても過言ではないでしょう。同時に、ハイテンションスチールやアルミ素材をボディ各部に採用することで、3代目ハリアーに比べて1.78倍もボディ剛性が強化されています。

また、トヨタ 新型ハリアーは足回りにも大きな変更を加えられています。フロントにはマクファーソンストラット、リアにはダブルウィッシュボーン方式を採用。さらに、これまでハイブリッド車専用の装備となっていたバネ上制振制御がガソリン車にも搭載されており、路面への接地感がアップしており、道路状況を問わないフラットな走りを実現しています。

トヨタ 新型ハリアーのエクステリアはスタイリッシュに進化!

トヨタ 新型ハリアーのデザインテイストとフォルムは、やはりこれまでのハリアーのエクステリアデザインをどこか思い出させるイメージとなっています。一目見て、ハリアーだなと気づかせる歴代モデルを洗練させた純正進化といえるでしょう。

フロントフェイスは、最近のトヨタのラインナップと共通性を感じさせつつ、鋭く切れ長になったヘッドライトが個性的。L字型のLEDが連続して配置されたデザインは、レクサスにも似た雰囲気を漂わせています。

ハリアーのシンボルマークでもあった、タカ科の鳥・チュウヒを象ったエンブレムは新型ハリアーのフロントには採用されず、通常のトヨタマークがエンブレムとしてフロントグリルに施されています。この部分は、歴代のハリアーファンにとっては少しさみしい部分かもしれませんね。
ボディをサイドから見てみると、ルーフラインが特になだらかな造形になっていることが分かります。これは、ウィンドウグラフィックの見せ方にも関係がありますが、新型ハリアーのフォルムをクーペ的に見せようとしていることが分かります。

トヨタ 3代目ハリアーでも、車の中心からセンター部分が長くとられた長大なオーバーハングとなっていましたが、それよりも更に長そうな印象を与えます。

トヨタ 新型ハリアーのエクステリアと車体の拡張により抑揚と力強さが増した!

フロントのフェンダーからドア、そしてリアにかけて一気に盛り上げられたキャラクターラインのお陰で、抑揚と力強さが効果的に表現されています。また、リアビューには、最近のトレンドにもなっている横一文字のテールランプを採用。

これは、2018年のデトロイトモータショーで発表されたレクサスの次世代型クロスオーバーSUVのコンセプトモデル・LF-1 Limitlessにも採用されていたデザインであり、今後トヨタのSUVでも、横一文字のテールが用いられていくことを示唆していると考えられます。

このタイプのコンビネーションランプは後方からの視認性が高いことはもちろん、シャープで洗練された印象となっています。エクステリアの変更に伴い、ボディサイズも拡大。全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm、ホイールベースは2,690mmとなりました。

トヨタ 3代目ハリアーと比べると、全長15mm/全幅20mm/ホイールベース30mm延長され、逆に全高は30mm低くなっています。この長く低くのボディサイズは、よりクーペスタイルに近づけた結果だといえるでしょう。

トヨタ 新型ハリアーのインテリアはさらに質感がアップ!

トヨタ 新型ハリアーのインテリアは、トヨタ 3代目ハリアーに比べてもかなり質感が高められています。ブラックとブラウンのコンビネーションでまとめられたインテリアが印象的。センターコンソールのデザインは、馬の鞍をモチーフにしており、ステッチ入りのソフトパッドに覆われたモダンな高級感に溢れています。

トヨタ 3代目ハリアーのインテリアにおいても、センターコンソール周辺やドアトリムはソフトパッドを多く用いたデザインとなっていましたが、新型ハリアーもそのデザインは引き継いでいます。

木材に水分を含ませて圧力を掛けたり金属の型にはめ込んで形状を加工する曲木細工にヒントを得たというウィンドウスイッチ台座部分の加飾や、パイピング加工で派手すぎない高級感が演出されています。

トヨタ 新型ハリアーのナビゲーションは大迫力!

ナビゲーションにはワイドディスプレイが採用されており、画面のサイズも12.3インチ大き目の画面は、現在販売されている輸入車のナビゲーションにも見劣りしない存在感を放っています。

この12.3インチワイドディスプレイは、様々な機能を搭載しているT-CONNECTナビとJBLプレミアムサウンドシステムとのセットとなっており、上位グレードのZ以上に標準装備されています。

さらに、コネクテッドを高める機能として、新型ハリアーには車載通信機も標準装備となりました。これにより、ナビ上の地図を自動更新したり、トラブルが発生した場合に使うことになるオペレーターサービスも利用可能となります。

トヨタ 新型ハリアーに搭載されるのは2種類のエンジン!

トヨタ 新型ハリアーに搭載されるエンジンは、トヨタ 3代目ハリアーが搭載していた3種類のエンジンより刷新され、現行型4代目RAV4と同様のラインナップとなりました。構成は、2.5L ハイブリッドエンジン2.0L ガソリンエンジンの2種類となり、現状3代目ハリアーに設定されていたターボエンジンは削除されています。

2.5L ハイブリッドエンジンのトピックスといえば、今回新たにリチウムイオンバッテリーが採用されたことでしょう。リチウムイオンバッテリーは、従来のバッテリーに比べて軽量・小型であるにもかかわらず、力強いトルクと高い性能を発揮します。

小型化したことにより、トヨタ3代目ハリアーのハイブリッドモデルは、ガソリンモデルに比べてラゲッジスペース容量も少なくなっていましたが、この問題も解消。トヨタ 新型ハリアーでは、ハイブリッドモデルとガソリンモデルでラゲッジスペース容量は同じとなる見込みです。

トヨタ 3代目ハリアーでは、車重に対してパワー不足が否めなかったガソリンエンジンモデルですが、今回採用されるRAV4と共通のダイナミックフォースエンジンにより、パワー不足の解消が見込まれます。さらに、発進するためのギアを搭載した無段変速機・Direct Shift-CVTを採用することで、素早い変速と力強い走りを実現しています。

トヨタ 新型ハリアーはこれまでにない装備を搭載!

トヨタ 新型ハリアーには、これまでのトヨタ車にはなかった注目の装備が数多く搭載されています。その一つが、ミドルグレードに当たるG以上に標準装備される、前後方録画機能付きデジタルインナーミラーです。

デジタルインナーミラー自体は、これまでのトヨタのラインナップにも採用実績がありました。しかし、今回新型ハリアーに採用されているのは、前後方録画機能付きのミラー。つまり、新型ハリアーは標準でドライブレコーダーを搭載しているのです。

デジタルインナーミラーにSDカードスロットを内蔵することで、走行中の映像を記録しておくことができるようになっています。あおり運転などが社会的な問題になっている今だからこそ、この装備は運転中の安心感を増す装備だといえるでしょう。

トヨタ 新型ハリアーは紫外線と紫外線の対策もバッチリ!

トヨタ 新型ハリアーには、デジタルインナーミラーの他に、調光機能付きのパノラマルーフが採用されました。この調光機能付きのパノラマルーフは、ガラス自体を曇らせたりクリアにしたりすることで、車内に取り込まれる外の光の量を変えることができる機能です。

クリアにした状態でも紫外線は99%、紫外線も98%ほどはカットされるため、車内の温度が必要以上に上がったりすることはありません。この機能は、輸入車の上級クラスにもなかなか採用されておらず、トヨタ 新型ハリアーの商品性をアピールする特徴的な装備となっています。
トヨタ 3代目ハリアーが市場にデビューして7年、さらに魅力的なモデルとして生まれ変わります。競合がひしめいているSUVカテゴリの中でも、新しい機能や装備を数多く搭載し、商品力という点では抜群のポテンシャルを秘めています。

2020年6月の発売までのこり僅かとなったトヨタ 新型ハリアーはを心待ちにしている方も多いはず。これまでの歴代モデルと同様、大人気の一台となることは間違いないのではないででしょうか。

299万円から買える新型ハリアーを42分徹底解説!トヨタの誇るプレミアムSUV新型ハリアーについて開発主査の小島氏を迎え色々とインタビューしました!

新型ハリアーが2020年6月に登場しました。ハリアーと言えば、トヨタの誇るプレミアムSUVで、特に若い人に人気のあるSUVになっています。 今回の新型ハリアーは、TNGA(GA-Kプラットフォーム)を採用していて、走りや質感も格段に向上しています。調光パノラマルーフや前後録画機能が付いている「デジタルインナーミラー」など新しい装備も満載!大注目の新型ハリアーをモータージャーナリストの工藤さんと共に、解説していきます。ハリアーの開発主査である小島さんのインタビューもあります!是非、最後までご覧ください!

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