初代トヨタ エスクァイアの車内の乗り心地はいかに?

今回は、初代エスクァイア(DAA-ZWR80G)の乗り心地についてご紹介します。エスクァイアは、トヨタから販売されているミニバンの中でも、上質さや高級感を追求してつくられている人気の高いクルマです。

エクステリア(外装)やインテリア(内装)といったデザインの部分での評価が目立ちますが、クルマに1番大事な乗り心地という点でも高い評価を得ています。エスクァイアは、車内の乗り心地はどうなっているのでしょうか?

文・PBKK

Chapter
トヨタ初代エスクァイアの車内は静粛性が高い!
トヨタ初代エスクァイアの乗り心地の良さにつながる上質なシート!
トヨタ初代エスクァイアのくつろぎの居住空間!

トヨタ初代エスクァイアの車内は静粛性が高い!

乗り心地の良さを判断する上で、車内の静粛性が高いかどうかはとても大きなポイントになります。この静粛性を向上させるために、エンジンやシステムなど、さまざまな部分で進化をしてきました。

エスクァイアのガソリン車に搭載されているトランスミッションは、伸びやかな加速フィーリングに磨きをかけ、ワイドな変速比幅を実現したことで、高速走行時の静粛性の向上に貢献してくれています。

ハイブリッド車では、ハイブリッドトランスアクスルという動力分割機構・モーター・発電機・リダクションギヤなどを組み合わせ、効率の良い走りのための最適制御を行ってくれるシステムや、昇圧コンバーター付パワーコントロールユニットによる小さな電流で大きな電力供給を可能とすることで、モーターの性能を最大限に引き出しているのです。

そして、モーターとエンジンを効率良く駆動させることで、スムーズで静かな走りを実現させています。また、搭載されているハイブリッドバッテリーが、フロントシート下に収められていることで低重心化され、揺れが少なく安定した乗り心地になっているのです。

このほかに、エクステリアにも静粛性を向上させるための工夫が施されています。風切音対策遮音材によるノイズ対策が徹底されており、風切音に対しては、ドアミラーの形状などに工夫を施し、低減を実現させました。

さらに、ダッシュサイレンサーに部分接着フィルムを、スライドドアの下にはシールを追加し、優れた遮音性も確保。ハイブリッド車の場合には、ウインドシールドガラスに高遮音性ガラスを採用していることで、静粛性をより高めています。

トヨタ初代エスクァイアの乗り心地の良さにつながる上質なシート!

乗り心地の良さを左右するものは、静粛性だけではありません。エスクァイアのこだわりでもある上質なシートにも乗り心地の良さを感じる部分があります。シートに採用されている素材は、グレードによって変わりますが、どのシートも乗り心地の良さを演出してくれるようなものになっているのです。

まず、ベースとなるXiグレードのシートには、ファブリックシート表皮が採用されています。このシートは、通気性の良い素材になっており、消臭機能もついている仕様になっているので、夏でも冬でも快適に過ごすことができるシートです。

次に、この1つ上のグレードであるGiグレードでは、合成皮革シート表皮が採用されています。革のシートだと暑いときは蒸れやすく、寒いときには冷たく感じてしまうのではないかというイメージがありますが、このシートには、昇温降温抑制機能がついているので、蒸れてしまうことや冷たく感じてしまうことなどを気にすることなく座れるようになっているのです。

そして、さらに上のグレードである、Gi プレミアムパッケージでは合成皮革とブランノーブが部分ごとに採用されています。ブランノーブとは、ヌバックをファブリックで表現したシート素材のことで、滑らかで触り心地のよい質感が特徴です。

このブランノーブは、シートの座面と背面に採用されており、そのほかの肩口や座面のふちの部分が合成皮革の贅沢なシートになっています。これらのシート素材を採用することで、デザインだけでなく乗り心地の良さもアップさせています。

トヨタ初代エスクァイアのくつろぎの居住空間!

どんなにいいシート素材を使っていても、車内で過ごしたときに窮屈さを感じてしまうようでは、乗り心地がよいとはいえません。しかし、エスクァイアの車内は、とても広大な空間となっており、その空間を無駄なく使うことのできる仕様になっています。

スライドドア部分では2WDの場合、地面から床までの高さが360㎜と低床設計になっていることで、高さのある空間になっています。また、7人乗りのセカンド(2列目)シートはキャプテンシートが採用されており、レバーひとつで後ろにも横にも簡単に移動できるようになってるのです。

そして、サード(3列目)シートには、薄型化したワンタッチスペースアップサードシートが採用されており、このサードシートとセカンドシートを組み合わせることで、最大810㎜の超ロングスライドが可能

そのため、セカンドシートをいっぱいまで後ろにスライドさせると、大人でも足を伸ばして座ることがでるほどの広々とした居住空間を確保することができます。エスクァイアの、まるでリビングのソファでくつろいでるような居住空間は乗り心地の良さに貢献しているといえるでしょう。

トヨタ初代エスクァイアの乗り心地の良さについてご紹介しました。エスクァイアが評価されている部分として、見た目や高級感が評価されていますが、車内の乗り心地もこだわってつくられています。ぜひ試乗などで、走行性能のほかに、車内の静粛性や上質なシート、レバー1つで簡単操作できるシートアレンジもチェックしてみてください。